レイク

記事名読み
れいく/Rayke
  1. 魔導剣士メリットポイントグループ2で習得するジョブアビリティ
  2. 上記アビリティによって付与されるステータス異常
ルーンを消費して、対象の属性耐性をダウンさせる。
能力値1で効果時間を3秒延長します。
エフューズの一種。対象に状態異常レイク」を付与する。
再使用時間5分、効果時間30秒。最大で効果時間42秒。
フサルクブーツFUブーツ+1装備する事で、能力値1に付き効果時間を+1秒出来る。
この場合の最大効果時間は47秒。

ガンビットが対象の魔法防御力を下げるのに対して、レイクは対象の属性耐性をダウンさせる。
これだけ見ると単に「レジスト率が下がるだけじゃないか」と思われがちだが、実はもう一つ役目のあるアビリティである。

ざっくりとした使い方としては、主に2通り。
1. 特定の耐性を弱める。
ヴァナ・ディールに生息するモンスターは各属性に対して耐性を持っている。例えば、炎エレは、属性に「とてもとても強い」。しかし、炎エレイグニスを乗せたレイクを入れると、この耐性が「とても強い」になる。極端にに強い炎エレレイクを使っても実戦ではほとんど意味がないが、これが「強い」耐性程度しかない相手に入れることはとても意味のあることになる。
例えば、アーリマン族は闇に「強い」耐性があるので必要魔命が1000上回っていようともメルトンデスは必ずフルorハーフorクォーターレジストをされるが、テネブレイを乗せたレイク効果時間中に限り、「同じくらい」耐性にまで弱くなるので魔命が足りていればフルヒットさせられる可能性がでるようになる。

2.連携ダメージマジックバーストダメージの上昇を狙う。
モンスターの各耐性により上昇幅は異なる。例えば、炎に対して何の耐性もない弱点でもないリンクス族に溶解連携をした場合、1000ダメージでるときに、イグニスを乗せたレイクをしておくと1500ダメージがでるようになる。

以上の2点から、特にカンストダメージが狙えない超格上戦のデスMB戦術の際は、レイクガンビットを交互に組み込むことでカンストするようになり劇的なダメージ効率上昇が見込める。ただしそのモンスターが、相対的にではなく明らかにその属性弱点とする属性に使っても効果は無い。

※以下は詳しい解説となる。
有志の検証によると、どうやらレイク発動時の対応ルーン1個につき、対象の耐性ランクが1段階下がるようである。
実数値で敵の耐性を下げるスレノディとは厳密には趣旨が異なる。
耐性の段階に関しては→【属性耐性と、連携ダメージ及びマジックバースト倍率との関係

具体的に例を挙げるとクラブ族耐性は、各連携にし対して
衝撃/硬化150%、溶解/切断/炸裂/貫通/収縮130%、振動70%のダメージとなる。

これに、例えばウンダを3枚掛けしてレイクを使用した場合、対象の耐性が3段階下がる。
具体的には
振動ダメージ70%→115%に増加。
水属性マジックバーストダメージ補正+40%→+115%に増加。
と言った具合で、元々効かない属性でもある程度効くようになりレジスト率が下がる。

逆に、元々130%効く溶解に対して、イグニスを3枚掛けしてレイクを使用した場合、
溶解ダメージ130%→150%
火属性マジックバーストダメージ補正+150%→+150% 
となり、マジックバーストに対しては効果が無い。この場合も全てのエンチャントルーンが消費される。
クラブ族の元々弱点であるに関してはスルポールゲールスを用いたとしても効果はない。

故に極端な弱点でも耐性でもない100%前後の属性に対しては最も効率的に効果を得られると考えられる。
反対に上記の例の様に炎エレ溶解ダメージ5%の耐性を3段階下げたとしても20%になるだけであり、文字通り焼け石に水ならぬ、焼け石にイグニスである。

時と場合にもよるが1段階下げるだけでも、連携時、マジックバースト時、共にかなりのダメージの増加を見込めるので、短期決戦ではガンビットルーン3個で入れた後に、ルーン1個でレイクの追い打ちを掛けるのも効果的である。

ちなみに、学者計略メルトンのような着弾時のダメージスリップダメージとなる魔法は、属性耐性値による補正が適用されない。レジスト率は下がるもののダメージは増えないので気を付けよう。
属性耐性がダウンしている状態。ダウンする属性は対象が宿していたルーンに依存。

同名のアビリティによって付与される。見かけ上属性耐性値は変化しないため、特殊な命中率計算になっているようだ。
参考
2013年6月13日に公式フォーラムで発表され2013年7月9日のバージョンアップ実装された。
名称について
語源は中世英語で「さまよう、放浪する」という意味(古英語"racu"と古ノルド語"reik"の混合)もしくはアイヌ語で「殺す」を意味するrayke(ライケ)あたりではないかと考えられる。
魔導剣士は他にオディリックサブタの様なオカルト色が強いアビリティを持っていること、アイヌ語のraykeはray(死ぬ)+ke(する)であるが宗教観の違いを踏まえた意訳に近い物であり一般的日本人の感性に合わせるとrayは消えるに近い意味を持つことから「消し去る」程度であると考えられ、公式なアナウンスはないものの効果との整合性を考えると後者である可能性も高い。
関連項目
エフューズ】【ガンビット】【耐性】【マジックバースト】【スレノディ

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