Rani

アビセア-アルテパに出現するカトゥラエ族のNM。
2010年12月7日のバージョンアップで追加された。

アビセアンの遺物「潰れたチャリオットの核」「折れた鉄巨人の角」を所持した状態でアビセア-アルテパ(D-10)の???を調べることでPOPする。

4	Rani
3	潰れたチャリオットの核	折れた鉄巨人の角
	Long-Barreled Chariot	Ironclad Smiter
2	-	燃えさかるうで	タブリーラ水銀
	-	Bonfire(ボム族雑魚)	Tablilla
1	-	-	砂まみれの破片
	-	-	Sand Sweeper(ドール族雑魚)

技名称	範囲	効果	空蝉	備考
アフリクトゲイズ	前方視線範囲	ダメージ ＋悪疫＋バインド	貫通	視線判定
インタフィアランス	前方直線範囲	ダメージ ＋ディスペル ＋ノックバック	貫通
マラインインボケション	自身中心範囲	魔法ダメージ ＋アムネジア	貫通
ステュクスサイクロン	自身中心範囲	魔法ダメージ ＋静寂	貫通
ディアボリククロー	単体	3回攻撃 ＋魔法防御力ダウン	3枚
インスロール	自身中心範囲	魅了（カトゥラエ化）	貫通	HP5割以下から使用 見た目はSippoy 魅了効果中は再使用しない ソロ＋フェイスでも使用してくる
ステュクススフィア	敵自身	HP回復＆状態異常回復	-	2000程度回復 4000程度ダメージ吸収のストンスキン付与

攻撃の追加効果に「強化効果を一つ吸収」が付加されている。
そのためアートマやクルオによる支援効果以外はほとんど意味が無くなり、更に吸収出来る強化の個数に制限が無いため、強化吸収を放置しておくと後半を待たずに異常な強さになってしまう。そのため強化は最小限にとどめておき、さらに吸われた時はすぐにディスペルを飛ばして丸裸にするようにしておいた方が良い。レジスト率はそれほど高くないのでサポでもディスペルを持ってるのであれば積極的に狙おう。

6属性の精霊ガIII系と古代魔法（範囲化）、ドレイン・アスピル・スタン・アドル（いずれも範囲化）、弱体ガ系を詠唱する。またHPが5割以下になるとメテオを詠唱し、その後精霊ガIV系・メテオ（範囲が非常に広い）が解禁される。ガIIIは数名でくらっても1500前後、ガIVは3000近く吹き飛ぶため盾役は当然これ以上のHPが要求される。徐々に耐性はつくがスタンで止めることは可能。

なお、特殊技使用中は物理ダメージ吸収、魔法詠唱中は魔法ダメージ吸収状態になる。またHPが減るとダメージカット能力が徐々に強化され、更に残りHPがわずかになると非常に強力なリジェネがかかる。

序盤からかなり硬いため、灰塵のアートマなどでクリティカル強化をしないとなかなか削れないが、それでもHP半分程度までは問題なく削ることができるだろう。そこからの精霊ガIV系・メテオ解禁とインスロールによる盾役のヘイトリセット、終盤の硬化と超リジェネのおかげで、HPが少なくなってからがいわゆる「本当の戦い」となる。インスロール対策として盾役を複数枚用意し、常に誰かは範囲外にいることが推奨される。

インスロールの発動には前兆があり、Raniの眼が紫色に光る。
この状態になると他の技を一切使わなくなり、TP3000まで溜め込んでからインスロールを発動する。インスロールの効果範囲は非常に広いため、眼が光っているのを確認できたら出来るだけ離れる・寝かしの準備をする・空蝉を切る等の準備を行いたい。

終盤のあまりの強さのせいで、ラストスパートは「天神地祇の薬」を使用して一気に沈めるなどの戦法を採るパーティも少なくはない。ただし、終盤のハイパーモードの時に全滅してタゲを切るとハイパーモードが解除されて普通に削れるようになるため、天神地祇の薬が無ければ倒せないというわけではない。
闇土氷水に対して、非常に強い耐性を持っているため、天神地祇の薬での属性WSで倒す作戦の際には注意する事。

ただし、1度タゲを切ると突いた弱点などはリセットされてしまうことに注意。また、タゲを切る行為＝黄色ネームに戻す事でもあり、他PCによる横取りが行われる事もある。タゲ切りの際には細心の注意を払う必要がある。

ソロのフェイス構成でジョブや装備の問題で後半が苦しい場合は、ライバルが居ない事を確認の上で初回のみわざと魅了を食らうと魅了解除後の後半を安定させる事が出来る。

15～30秒程で魅了が解けた後はノンアクティブになるので、再戦の準備が整ったらここから弱点探りを始める方法もあるが、出現地点に着いて暫く留まると消滅してしまうので、遠くに引っ張って戦闘する必要がある。

明星等の魔防が大きく上昇するアートマがあると楽になるのでお勧め。

侵略のアートマ、輝金の討伐証、ウーゼルグリップ、ヘカテーピアス、エポナリング、ダークインゴット、トランペットシェル、アントリオンの大顎

また称号「ラーニー　デクラウナー（ラーニーの冠を廃する者）」を得られる。

Raniは北部インドの言葉で「女王、王女」の意味。サンスクリット語の"rajni"に由来する。

カトゥラエ族はチャトランガの駒がモチーフになっているが、チャトランガに「女王」の駒は存在しない。
二人制のチャトランガでは「将（Senapati、または大臣Mantri）」という駒があり、これがヨーロッパに渡りチェスとなる過程で「女王（クイーン）」になったと言われている。（駒の動きも違う）
NMの絶望的な強さを考えると、チェスにおけるクイーンがモデルになったのかもしれない。
階級を考えるとRajaの方が上だが、強さは圧倒的にこちらが上になっている。
この辺りもチェスの駒の動きに応じたものになっているようだ。

【アビセア-アルテパ】【カトゥラエ】
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