コンフリクト

優秀な競技者を選りすぐり、国家間で競われる演習形式の競技。
ヴァナ・ディールでの対人戦全般を指す。

過激的かつスリリングであり、競技者にも観客にも絶大な人気があったにも関わらず、実践的な演習形式の競技が故、死傷者が後を絶たなかった為に、戦前には各国の国法で禁じられてしまった。

現在、サンドリア様式の「バリスタ」と、バストゥーク様式の「ブレンナー」が再開されている。

ウィンダス様式については、ジュノ上層のコンクェスト評議会のイベント内にて、シャントット博士の発言により準備が進んでいることがほのめかされていたが、結局実装されないままメインバージョンアップの終了を迎えている。これについては後に開発チームのインタビューで経緯の一端が語られている（後述）。

• 試合中は経験値やスキルは変動しないが、所持しているアイテムは使用すると消費される。
  
• 試合中は強制的に装備される各チーム専用のリンクシェルによって、同じチームの選手とチャットする事ができる。
  
• 試合中はパーティを自由に組むことができ、アライアンスを組むことにより、通常では範囲内のパーティにしか効果のない魔法やアビリティも範囲内のアライアンスメンバーに対して効果が及ぶようになる。これは、範囲内の敵に対して効果のある魔法やアビリティも同じである。また、通常はアライアンスメンバーに掛けることのできないリフレシュなどの単体魔法も、マクロからの選択であれば掛けることができる。
  
• パーティは相手チームの選手とも組むことができるが、その場合、味方でないパーティメンバー同士でできることはチャットのみに制限される。
  
• 試合中はコンフリクトに関係のないプレイヤーやモンスターは参加者には表示されなくなり、相互に干渉することはできなくなる。
  また、釣り・チョコボ騎乗・バリスタに関係のないNPCへのアクションもできなくなる。
  
• 試合中はレベル差による命中率などの補正が緩和される。
  
• 試合中はオートアタックや近接ウェポンスキルの有効射程が一定距離伸びている。
  
• 試合中は一部のジョブアビリティの効果が変わったり、ジョブ特性のレジスト系アビリティの効果が上昇する。
  
• 試合中は睡眠系・行動制限系の状態異常の効果が通常の効果時間とは異なる。また、各ステータス異常を繰り返すことにより、耐性が徐々に上がるようになる。これらの耐性は、時間とともに減少する。
  
• 試合中は全てのジョブで広域スキャンが使用可能となり、マップ上にエリア全域の同じチームの選手が表示される。
  
• コンフリクト公式戦では、一定の条件を満たすことにより、参加したジョブのレベルに応じた経験値を取得できる。
  
• コンフリクトでの成績・戦闘不能回数・試合結果はコンクェストへは一切影響しない。
  

• コンフリクト
  
  • バリスタ：サンドリア様式のコンフリクト。
    
  • ブレンナー：バストゥーク様式のコンフリクト。
    

• コンフリクト用語
  
  • テンポラリアイテム：試合中にだけ使えるアイテム。
    
  • スプリント：足が速くなるコマンド。
    

• コンフリクトにおける特殊状態。
  
  • ペナルティ：移動・行動ができない状態。
    
  • 試合復帰準備中：試合へ復帰するための準備時間。
    

• コンフリクト関係者
  
  • ヘラルド：コンフリクトの審判。
    
  • パーシヴァント：ヘラルドの補佐官。
    
  • マーシャル：コンフリクト関連の管理者。
    
  • アブダルス：コンフリクト専用エリアの創設者。
    

特設サイト「WE ARE VANA'DIEL」内のインタビュー「プロデューサーセッション -WE DISCUSS VANA’ DIEL-Season2 第2回」では、アトルガンの秘宝開発当時にサッカーのようなPvPコンテンツの開発が行われていたことが明かされている。伊藤泉貴氏によると、このコンテンツはサッカー場のようなフィールドで、スフィアロイドのターゲットを移り変わらせながらうまくゴールまで導けたら得点というルールで開発が進められていたが、結局お蔵入りになってしまったとのこと。

コンテンツは実装はされなかったものの、この時作られたエリアはデバッグコマンドを使えば行けるため、有頂天ダメージコンテストで使われたことがある。インタビュー内ではこのコンテンツがウィンダス様式のコンフリクトとは明言されていないが、タロンギ大峡谷のような植生を持つエリアになっているため、これが幻となったウィンダス様式のコンフリクトでほぼ間違いないと思われる。

【バリスタ】【ブレンナー】【箱庭】