点滅

記事名読み
てんめつ
プレイヤー着替えを行うことにより生じるグラフィック表示の現象。

概要
着替えることによってキャラクターグラフィックが変わるときに、一時的にキャラクターが消え、別のグラフィックで再描写される。これら一連の現象が『点滅』である。
グラフィックが変わる条件
装備には外見の変わる部位(メインウェポンサブウェポン遠隔武器両手両脚両足
注釈1
一部の消費型投てき武器装備変更時にキャラクターが消えたため、バリスタでこれを利用してペナルティを受けずにターゲットから外れることができたが、現在では修正されている。
と、変わらない部位(矢弾)があるため、外見が変わらない部位の着替えでは点滅は発生しない。

また、点滅する部位であっても、全く同じグラフィックを持つ装備着替えた場合や、/lockstyleで外見を固定していた場合は点滅しない。

利点
抜刀・納刀の瞬間や戦闘不能から復帰した際に魔法特殊技などを受けた際の硬直は、点滅が起きることで解除できる。
これを利用することで、硬直して動けなくなる時間を短縮させることが可能となる。

ただし、ロックスタイルを利用している際は武器の種類を変更しなければ点滅が起こらなくなるため、ロックスタイル中に点滅を起こすと必然的にTPリセットが発生する点には注意。

問題点
点滅すると、ターゲットが外れるという副作用がある。

例えばMPブーストしてコンバートするという下記マクロの場合

点滅したときにカーソルが消え、実行中のマクロが不発になってしまう。

またヒーラーケアルする下記マクロ

回復しようとする瞬間に対象の前衛着替え点滅すると、ケアルの対象が詠唱者自身に移ってしまい、ケアルが遅れ事故につながる。

これらは点滅の問題点であるとともに、<st>等の弱点でもある。この問題は2008年12月9日のバージョンアップ代名詞<stpt>及び<stal>が実装されたことである程度改善されたものの、ケアルなどはPTの外に掛けることもあるため、あえて<st>を使うマクロを組んでいるケースがあったり、PL時やフルアラを超える人数が参加する戦闘では<stpt>,<stal>は使えないため、注意が必要となる。

2014年3月18日のバージョンアップで、見た目を固定するテキストコマンド/lockstyle」が追加されたことで、楽器を除く武器着替えを行わないのであれば点滅を抑制できるようになった。ただしこれは着替えを行うプレイヤーが設定しないといけないため、他人からは点滅の抑制を強制的に行うことができないのが欠点である。なお、この追加ターゲットマクロ<stpt>,<stal>はキーボードで操作を行う場合において、ファンクションキーによる対象の直接指定を行う事ができないなどの問題点がある。

また、姿が消えている間は各種エフェクトが表示されなくなる。WSマクロ着替えると、連携エフェクトもログも表示されなくなる。

他には、アビリティの発動の前に外見の変わる着替えマクロと若干の/waitを仕込むと、アビリティ発動エフェクトによる硬直をキャンセルすることが出来る。たとえば移動しながらとんずら不意打ちを発動することができたりもする。
例外的に、踊り子ダンス着替えによる「点滅」の発生が遅れるようになっている。踊り終わるまで見た目上着替えが発生しない。但しステータスはきちんと反映されるため、着替えマクロの使い方は従来と同じで良い。このため、「チョコボジグ」は「とんずら」とは異なり、モーションをキャンセルして即発動、といった使い方ができなくなっている。
関連項目
着替えマクロ】【ロックスタイル

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