デルタアタック

1. 歴代FFシリーズでの敵の攻撃手段の一つ。
   特に、魔法をリフレクで反射させてから当てる間接的魔法攻撃のこと。
   
2. 罪狩りのミスラ三姉妹（スカリーX,スカリーY,スカリーZ）が使用する連携技
   
3. ネタの一つ
   

罪狩りのミスラ三姉妹は、様々な手がかりからFFシリーズに登場するメーガス三姉妹（ドグ・マグ・ラグ）をモチーフとしていることが推定できる（詳細は【メーガス】項にて）。

メーガス三姉妹の得意技であるデルタアタックも、Lv3三連携によって再現されていると考えられている。もっとも、罪狩りのミスラ達は連携攻撃をする際に技の名前を叫ぶわけではないので、これが実際にデルタアタックという名前かどうかは不明だった。

しかし2015.6.25に追加されたフェイス「スカリーZ」の取得イベントで「デルタアタックの練習」という台詞が出てくるところを見ると、どうやら本当に「デルタアタック」という名前がついているようだ。

FFシリーズのデルタアタックが転じ、主に脳筋が行う利敵行為のこと。

HNMなど強烈な範囲WSや盾殺しWSを持つ敵に対し、微小ダメージの物理攻撃で敵に膨大なTPを献上してWSを誘発させ、パーティ・アライアンスを壊滅に追いやる行為。
敵にダメージを与えようとすれば通常与TPは避けられず反射被害的要素は常に存在するので、あえてこのように揶揄する場合は特に一撃の軽い攻撃を高速で打ち込んでいる場合ということになる。昔であればこの手の脳筋は扇風機になるのがオチであり平和だったが、昨今は寿司や両手武器仕様変更により脳筋の攻撃でも『当たってしまう』ため帯同者としては笑い事でなくなっている。
Proto-Ultima戦においてクラーケンクラブを用いてアーマーバスター3連発を誘発し、たった数十秒でフルアラを全滅に追いやったNAプレイヤーのネタ動画は秀逸。
Proto-Ultimaに限らず大抵のNMや範囲攻撃が強力な敵と対峙する場合は与TPに無関心な前衛が多いほど苦戦するものである。

バインドやスリプルのかかっている敵を攻撃して拘束を解除し味方を危険に追いやるなど、利敵行為全般を指して呼ぶこともある模様。

初出はFF4。本項のネタ元でもあるメーガス三姉妹のリフレクを用いた魔法反射の"戦法"を指していた。反射した魔法を更に反射することは出来なかったので、事実上確実に対象に魔法をかけることができた。
同作ではメーガス三姉妹の他にも、単独でデルタアタックを行う「フェイズ」なども居た。
次作FF5には、「ムーバー」や「エクスデス」が使う、石化を伴った無属性攻撃の『デルタアタック』と言う特殊技が登場し、以降のシリーズでもFF6・FF10等で登場している。が、いずれも初出の魔法反射の現象を示す言葉では無く技の固有名詞となっている。

FF4以降のシリーズでは、リフレク状態にした味方に魔法を撃つことでプレイヤー側からも本家デルタアタック的な攻撃を行うことができる。これによりリフレク持ちの敵に対しても魔法を確実に当てることができるため、一部の敵を攻略する上で重宝された。
また味方全員をリフレク状態にした上で味方全体に攻撃魔法を撃ち、跳ね返して敵一体に集約させ威力を倍加させるという強化版的なデルタアタックを行うこともできるため、単純な火力アップ法としても人気を呼んだ。
ただしリフレクのかかった味方には直接回復魔法等をかけることができなくなるデメリットがある。敵にリフレクをかけて反射で回復することもできなくないが、反射先を指定することはできないため確実性に欠ける。

【メーガス】【Shikaree X】【Shikaree Y】【Shikaree Z】