大車輪

記事名読み
だいしゃりん/Wheeling Thrust
両手槍WSの一つ。スキル225で習得するSPWS

連携属性核熱
倍率防御力カット率Hit修正項目
TP100020003000
1.7550%62.5%75%×1STR80%

基本的にメインジョブ竜騎士の時のみ使用できるが、神依の槍(+1)を装備すれば他ジョブでも使用可能。

槍を回転させながら手元に引き寄せた後、突きを加える技。
防御力カットの特性を活かし、とてもとても硬い敵を相手にした場合や、単発で不意の乗りが良いことからサポシでの不意玉などで使用される。

防御力カット率についてはTPにより変動するが約50パーセント程をカットするようで、特にある程度以上の防御力を持った相手との相性が良い。STRブーストをしっかり行えば大幅に威力を上げることも可能。

難点は単発攻撃であるため、空振りの危険性が比較的高い事。もっとも、竜騎士には物理命中率アップジョブ特性があり、きっちり命中率ブーストすることで外す可能性をかなり引き下げることができる。また2014年6月17日のバージョンアップ命中率が引き上げられており、この欠点は小さくなっている。
歴史
当初はビジュアル的はともかく、ダメージ倍率1.00と性能面は明らかに与えるダメージも低く見劣りしたため、当の竜騎士にすらボーパルスラストに並ぶネタWSとして扱われ、文字通り散々な評価を与えられた過去を持つ
注釈1
しかも単発のため空振りが少なからずあり、連携など論外で、トスにすら使いづらかった。


貴重な連携トス技であったとはいえ、この状況はさすがにマズイと判断されたのか、2004年9月14日のバージョンアップダメージ計算式が改善され、大幅な威力の向上は望めないものの、相手を選ばない安定した威力を出せるWSへ調整された。

さらに2007年8月28日のバージョンアップ後は、両手武器の調整により命中率の上方修正が更に容易となり、与えるダメージも劇的といかないまでも向上したため、ペンタスラストスキュアーの影に隠れ気味ではあるものの、使い勝手はさらに上がったと言えるだろう。

2014年6月17日のバージョンアップでは他のWS共々基本性能が調整され、修正項目STR35%からSTR50%に引き上げられるとともに、ウェポンスキル自体の命中率も引き上げられている。

2017年8月3日のバージョンアップでは神依の槍(+1)が追加され、条件付きではあるが竜騎士以外にも開放された。

2017年10月11日のバージョンアップで、ヘルプテキスト連携属性が追加されている。
コラム
2004年9月14日のバージョンアップ当時は煽りまがいのものもあったにせよ、強化されたとの報告が相次いだが、劇的な向上を期待していた反動からか当初の歓喜はまたたく間に失望に転じ沈静化した。
当時はスピンスラッシュに代表される瞬発的な大ダメージを与えるWSがトレンドであり、以前より劇的な攻撃手段に欠けているとの指摘があった竜騎士の状況を打開する手段に変更するのでは?という過度な期待が高まってしまったが故の悲劇であるが、高い命中率による通常削りがほとんど注目されなかったことを含め、竜騎士不遇を強いられた受難の歴史を物語るエピソードの一つと言えるだろう。

なお、ネタ時には以下の例のAAを使って表された。

\     、 m'''',ヾミ、、 / 
  \、_,r Y  Y ' 、 /';,''    
  、 ,\ヽ, | | y /、 ,;;,,'',  
   \、\::::::::::/, /,, ;;,    
   ヽ\ o 、 ,o / { ;;;;;;;,,    
   丿 [ \|:::|/ ]  >"'''''   <お前ら大車輪の威力見て腰抜かすなよ
   >、.>  U   <,.<        
  ノ  ! ! -=- ノ!  ト-、    
..''"L  \\.".//_ |   ゛` ] 

実装当時の性能、当時よりソロプレイ比率が高かった竜騎士パーティを組む機会が少なかったので、見る機会まで少ないという二重ネタで扱われた。ちなみにアトルガンクエスト詠うは誰そ彼の』において炎蛇将Gadalarが似たようなセリフを言うのだが、狙っているのだろうか?
誤読
ジラートミッションにて対峙する某敵が、特殊技として「大風車」という名の技を使用してくるのだが、ネット上の攻略記事やブログではこれを「大車輪」と間違えて記載していることが結構多い。
その敵が持つ武器片手剣であり、当項の両手槍WSとは何の関係も無いので注意されたし。
関連項目
両手槍】【SPWS

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