迎え挑発

記事名読み
むかえちょうはつ/First Provoke/Initial Provoke
キャンプ地に獲物の敵を引っ張り込んで最初に浴びせる挑発のこと。

主に次の目的で使用される。

敵の位置、及びターゲットを固定する
釣り役が釣ってきた敵を迎え挑発することは、敵を戦闘に適した位置に固定するほか、盾役以外(主に後衛)に余計なダメージを与えないために大変重要である。
開幕直後はヘイトがほとんど乗っていないため、ちょっとした行動でもすぐにタゲが移ってしまう。
例えば、基本的に弱体魔法戦闘開始直後に詠唱するものであるが、敵に前衛ヘイトが十分に乗っていない状態で弱体魔法がヒットすると、それだけでタゲが移ってしまうことも考えられる。かといって、前衛が十分にダメージヘイトを稼ぐまで弱体魔法を唱えないのも戦闘に際して不利であるため、前衛迎え挑発ヘイトを稼ぎ、後衛が安全に弱体魔法を唱えられるようにする。

なお、釣り役遠隔攻撃釣りを行い、それが敵に命中しなかった場合、釣り役ヘイトリストには載るものの発生するヘイトが微小なため、釣ってきた敵がヒーリング中の後衛の近くを通った場合はヒーリングヘイトタゲを取ってしまう。
このようなことが起こらないよう、盾役は早めの挑発を心掛けたい。
注釈1
固定盾を設定しない場合、必ずしもベストな選択とは言い難い。火力が高い前衛迎え挑発を行ったら、回復役の負担が大きくなる場合もありうる。タゲ回しを参照


ただし、遠隔攻撃魔法等を使用する敵の場合、釣り役キャンプ地点で立ち止まると敵はキャンプ地のはるか遠方で立ち止まって遠隔攻撃魔法をキャストし始めてしまい、スムーズな戦闘が行えなくなることがある。このように、場合によっては挑発するタイミングをはかる必要がある。
注釈2
詳細は「オーバーラン」参照。


不意だまの準備
パーティ不意だまが出来る仲間がいる場合に、メイン盾役以外の者がタゲを自分に向けさせて、その敵の背後メイン盾役を張り付かせる。その上で不意だまが出来る者がメインヘイトをなすりつけることにより、タゲの安定化を図る訳である。
これが出来なかったりモタモタ遅れると不意だまを失敗することがあって終始タゲがフラフラになる醜態を演じる羽目になる。

一時期、横だまの発見とその戦術が普及した際に綺麗サッパリ忘れ去られたが、2003/12/16日パッチにより横だまが潰されて、本来の姿として見直されることとなった。

なお、シーフジョブ特性アサシンが付くレベル60以降では、だまし討ち必中クリティカルヒットになり、DEXボーナス分を除けば必ずしも不意打ちと併用する必要がなくなるため、メイン迎え挑発しても差し支えないこともある。ただし、挑発するかどうかは事前に打ち合わせておこう。

関連項目
オーバーラン】【ファーストタッチ

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