ブラッドセイバー

1. スケルトン族が使用する特殊技の一つ。
   
2. 青魔法の一つ。
   

範囲内にいるPCにダメージを与え、その分のHPを回復する。
なお、範囲内に居るPCのパーティ・アライアンスメンバーのみが対象となる為、通りすがりの人には当たらない。

この技を受けた人が多ければ多い程、回復量が増えてしまうため、フルアラで骨をやろうものなら凄まじい回復量になる。後衛などが骨に近づく際は、ストンスキンを利用して被ダメージを減らすとともに敵を回復をさせないようにするのが好ましい。

ブラッククラウドと同じように骨骨ファンタジーを修正するために超絶強化された技で、かつてはパーティメンバーだけでなく近くで戦っている他のパーティや、通りがかった人までHPを吸収されてしまう仕様だったため、混雑している場所でこの技を使われてしまうと、一気にHPが4割ほど回復してしまうことすらある脅威の技へと修正された過去がある。
その後、2005年4月18日のバージョンアップにおいて占有権確保の仕様が変更されたことに伴って、モンスターを占有しているパーティ（アライアンス）以外には効果が及ばなくなった。

但しビシージにおいてはこの限りではなく、周囲にいるPC全てを吸収対象とするため、その回復量と周囲への被害は相当なものとなる。
ビシージ実装直後は、PCの表示数限界や負荷による画面停止なども相まって、スケルトン（ドラウガー）を大勢でタコ殴りにしていると、何故かどんどん冒険者が倒れてゆき、敵のHPは常に最大値を保つという不可解な現象が多発していた。

昨今ではGoVの実装とアライアンスでの乱獲スタイルが定着したためか、グスゲン鉱山当たりでSkeleton WarriorやGhoulを狩る自主訓練が人気であり、参加人数の多さから場合によっては往時の凶悪なブラッドセイバーかと見紛うほどの回復力を見せることもある。

吸収量は一体の敵につき、(青魔法スキル*0.11)*3（端数切捨て）。レベル99でおよそ150程度。敵の増加により効果が減ることはない。

周囲に大量の敵がいる場合はかなりの回復が見込め、消費MPやBPも大きくない。カンパニエバトルのようなザコを乱獲する場面や、そもそも敵に足止め・寝かせなどが通用しない場面では有用だろう。
一方でそういった状況以外で使うことは死を招く可能性が高い。ダメージを与える魔法の例に漏れず敵をたたき起こし、HPを回復するはずがHPが無くなっていた、という状況になってしまう。

幅広いレベル帯に分布するスケルトン族ゆえに、そのラーニングについても様々な場所で習得する機会がある。

解禁レベル帯・青魔法スキル付近であれば、海蛇の岩窟にもGoVが実装されており、ちょうどスケルトン族を含む自主訓練メニューがあったりするため、このあたりでレベル上げに勤しんでいれば自然と覚えているといったことも多いだろう。

楽な相手、あるいは練習相手にもならない相手から習得したいとなれば、龍王ランペールの墓やグスゲン鉱山、シャクラミの地下迷宮など昼夜問わず手頃な弱さのスケルトンが闊歩しているエリアは数多いため、こちらもまた自身の使い易いアクセス手段や戦いやすい環境を好みで選んでしまって構わないだろう。

ただし、上記の通りグスゲン鉱山だけは日夜最弱のSkeleton Warriorらを中心とした骨骨GoV乱獲が盛んであり、多少奥に入らないと邪魔者扱いされる可能性がそれなりにあることを念頭に置かれたい。

【ブラッククラウド】【魔法系青魔法】【吸収系青魔法】