GoV乱獲

記事名読み
じーおーぶいらんかく
グラウンド・オブ・ヴァラーの仕様を利用し、大人数で乱獲を行い経験値を稼ぐ行為。GOV狩り、とも呼ばれる。

自主訓練報酬経験値はレベルに寄らず固定値で貰えるため、格下の楽相手ばかりを高速で乱獲するスタイルが一般的。達成のたびに報酬が増えていき、最終的に2倍近くまで増えるというのも人気の理由のひとつであろう。

ダンジョンから出ると増加した経験値が下がり、一時技能も消えてしまうので、長期にわたり現地に止まり続けるスタイルが多い。人数が増えても訓練達成によって得られる報酬自体は減らないため、現地にいる人をどんどん誘い、パーティアライアンスを組み、通常のレベル上げとは異なり殲滅力をもって乱獲をする場合もある。前述のとおり報酬目的の乱獲のため、敵1体から得られる経験値は微々たるものである。

2011年9月20日のバージョンアップで、自主訓練を受ける際に、達成と同時に同じ訓練メニューを自動的に繰り返す設定が可能になった。このため以前は「達成したら本のある場所に戻り再度自主訓練を受け狩場に戻る」といった往復移動が必要だったが、現在は一度繰り返し設定で自主訓練を受けたら、あとはモンスターの居る場所で狩り続けるといったスタンスがメインである。

レベル帯によってはこのような乱獲で訓練を達成する為に、常に一定以下へとレベルシンクすることが必要となる
注釈1
乱獲で高効率な稼ぎが可能なページは対象モンスターのレベルがエリア内で最も低い事が多く、より上のページで狩りを続行することも可能ではあるが、稼ぎが落ちる事がほとんど。
ので、しばしば通常のレベル上げPTでは敬遠されがちな、著しくジョブレベルの低いPCの加入や寄生が容認されるケースもある
注釈2
アライアンス内のメンバー全員のレベルが経験値を得られないほどに上がりそうな場合は、誰かが一時離脱し、シンク基準として適当なレベルのジョブ着替えて再合流するといったことも行われている。



長時間プレイすればそれだけのレベルアップが見込めるが、アビセア乱獲と比較すると、やはりアビセア乱獲のほうが稼ぎは明らかに上であるが、最初の1~2時間に限ればレベルとエリア次第ではGoV乱獲のほうが時給が良いことも多い。
時給の良い狩場・メニューでは大抵の場合誰かが活動しており、エリアから出ない限りはログアウトしても取得ボーナスの倍率が保存されることから、儀杖や食品などを大量に持ち込み、稼いでからキャンプまで退いてログアウトし、再ログインして活動しているパーティに参加してまた稼ぐといった長期的なスタンスでの狩りが可能なのも特徴的と言える。

その他にアビセア乱獲と大きく異なる点としては鍵役・箱役といった概念がなく
注釈3
プルーエスリングをはじめとしたそのエリア特有のレア装備品が関わる場合にはパーティ内での取り決めによって適当な人が箱を開け、ダイスによる擬似的なロットや配分も行われている模様だが、トラブルを避けるため大規模乱獲パーティに参加せずソロや予め優先順位を決めた少数PTで箱を狙っている事も多い。
アビセア突入が不可能な低レベルからカンストに至るまでの各レベル帯にそれぞれそこそこ手頃な、一部では凄まじい高効率を叩き出す自主訓練が存在しており、従来のレベリングと多少趣は異なるものの自分でもそれなりに戦闘しつつ稼ぐ事が出来る点を好み通い詰めるPCもそれなりの数に上る。
とはいえ、アライアンスでの乱獲が定着してしまった狩場にやってくるPCの中には、明らかに最初から寄生目当てとわかる適当な装備
注釈4
低レベル帯狩場でもないのに初期装備イベント装備浴衣水着等にデストリアキャップだけと言った出で立ち。
や低すぎるレベル
注釈5
場合によってはサポートジョブすら取っていないケースもある。
で参加を希望し、抜刀もせず本と狩場を往復するだけ、あるいは安全な場所で棒立ちしているだけといった者もいるため、そうした相手に遭遇した際にどうするかはアライアンスPTリーダー中の人に委ねられる。

関連項目
自主訓練】【グラウンド・オブ・ヴァラー

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