永久召喚装備を揃えた
召喚士による、
召喚獣の
自動反撃を利用したオート狩り。
外部ツール等は必要とせず、調整
ミスや仕様の隙間をついた行為だが、
召喚士本人がまったく操作を行う事なく、他の
PCの力さえ借りず、半永久的に
モンスターを倒し続け、
経験値や
アイテムを得る事が可能となっている。
この行為自体は
Lv75キャップ時代から行うことは可能だったが、効率はよくなかったため大きな問題にまでは至らなかった。
しかし、
レベルキャップが75以上に上昇した際、絡んでくる楽な敵のレベルの下限が
Lv75から変わらず、より楽に
経験値や
印章を得ることが出来る
モンスターを倒すことができるようになった。さらに、
石印や
GoVの
実装により、より楽に
経験値や
アイテムを得ることが出来るようになり、一部
召喚士達の間で徐々に浸透していった。
そして事態を重くみた運営サイドによって
公式サイト上で以下のような発表が行われた。
不在狩りが規約違反であるかは以前から
プレイヤーにより論議されていたが、これにより
「不在狩りは規約違反である」と明確に運営側より定義されたことになる。
操作せずに
放置することが規約違反なのではなく、不在の状態で
キャラクターを動かし続けることが(それが
自動反撃であっても)規約違反ということとなり、その結果ゲーム内で利益を得られる要素は多くの
オンラインゲームがそうであるように
FF11においてもあってはならない事である。
運営サイドの判断基準としては、外部ツールによる操作を伴わない
寝釣り(
BOT)といった感じになっているらしく、操作していなくてもちゃんと画面の前に人がいれば問題はないとしている。ただし画面の前にいるかどうか周囲からは判別がつきにくいので、誤解される行為は避けるのが賢明だろう。
この公式発表後は
不在狩りを行う
召喚士は事実上激減した。
しかしこの
不在狩りは前述の通り外部ツールなどは必要とせず、ゲーム内だけで完結する行為であるため、外部ツール等を使用せずゲーム上の仕様通りの行いなのになぜ規約違反になるのか、と不満の声を上げる
プレイヤーもいる。
また、公式発表では規約違反であるとされたが、ゲーム上では未だこの行為が可能なため、規約違反を恐れない
業者などにより未だに
不在狩りが行われている例もあり、ゲームシステムの改善による対処を求める声も多い。