1.対戦相手
対戦相手一覧は以下の通り。
- グリーンサムモーグリ
- ムッシュ・クポン
- ススルン
- 子羊
- イーストッグ
- アテルーネ
- クイン・ハスデンナ
- クポフリート
- チャチャルン
- サクラ
それぞれに選択ルーチンが定められているが、たまにルーチンから外れた選択をすることもある。
イベント開催時には最初の対戦相手は「
グリーンサムモーグリ」と決まっており、1回勝てば次の対戦相手と戦えるようになっていた。
後から参戦する対戦相手ほど無駄のない思考ルーチンを有する。
常設化の後は「ランダム対戦」を含む対戦相手の選択と「配置パターン設定」「ターン(先攻・後攻)設定」ができるようになっている。
これらは
イベント開催時には
サクラに勝利することで開放される機能であった。
2.ゲーム内容
対戦相手を選ぶとゲーム開始となる。
以下のような
フィールドが表示される
。
各
エリアには
マンドラが3体ずつ初期配置されている。
プレイヤーと対戦相手(敵)は毎ターン、
マンドラが配置されている「
エリア番号」を選択してその
エリアの
マンドラを自らの陣地に
引き寄せることができる。
なお、
プレイヤーが選択できる「
エリア」は自
エリアの1,3,5と共通
エリアの2,4、対戦相手が選択できるのは共通
エリアの2,4と相手
エリアの8,7,6、それぞれ5か所である。
・
プレイヤーの場合
エリア番号を選択すると、そこに配置されていた
マンドラは1体ずつ
右の
エリアにずらされて再配置される。
自陣に再配置された
マンドラは自陣に確保される。
プレイヤーは確保した
マンドラの種類に応じた「ちゃり」を得る。
再配置される
エリアはまずは
プレイヤーが選択できる緑と黄色の
エリアと自陣の
エリアの範囲である。
(自陣まで再配置してもまだ再配置すべき
マンドラがいる場合については別途記載する)
・対戦相手(敵)側の場合
エリア番号を選択すると、そこに配置されていた
マンドラは1体ずつ
左の
エリアにずらされて再配置される。
敵陣に再配置された
マンドラは敵陣に確保される。
対戦相手は確保した
マンドラの種類に応じた「ちゃり」を得る。
再配置される
エリアはまずは対戦相手が選択できる赤と黄色の
エリアと敵陣の
エリアの範囲である。
(敵陣まで再配置してもまだ再配置すべき
マンドラがいる場合については別途記載する)
例として
プレイヤー先手で初回ターンに
エリア3を選択すると
→
エリア3の
マンドラ3体は
エリア4に1体、
エリア5に1体、そして自陣に1体再配置される。自陣に確保された
マンドラ1体の種類に応じた「ちゃり」を得る。
対戦相手が先手で初回ターンに
エリア7を選択すると
→
エリア7の
マンドラ3体は
エリア2に1体、
エリア8に1体、そして敵陣に1体再配置される。対戦相手は敵陣に確保された
マンドラ1体分の種類に応じた「ちゃり」を得る。
エリア2と
エリア4(黄色の
エリア)は
プレイヤーも対戦相手も選択できる共用
エリアとなる。
また
マンドラが1体もいないエリアは選択できない。
○自陣または敵陣を超えた
マンドラ再配置について
上記で
マンドラは右か左に1体ずつ再配置されると記載したが、選択した
エリアの
マンドラの数が多く、自身の陣まで再配置してもなお再配置する
マンドラがあった場合はどうなるか。
これは自身の陣から折り返し、自身の敵側が選択できる
エリアに自身の陣側から順に再配置される。ただしこの際に相手の陣まで再配置されることはない。
また
マンドラの数がかなり多く、折り返してもなお再配置する
マンドラがある場合は敵陣を飛び越し自分が選択できる
エリアに敵陣側から順に再配置される。
○
エリアに配置される
マンドラ順番について
1.別の
エリアから該当
エリアに再配置される時
・4体以下
その
エリアに左から順番に4体配置される
・5体~9体
手前の4体の後列に左から順番に5体配置される
・10体以降
さらにその後列に左から順番に配置される
2.選択
エリアから別の
エリアに再配置される時
選択
エリアから再配置される
マンドラの順番は、
最も遅く
エリアに配置された
マンドラから逆順に選択される
つまり一番後列の右から左へ順番に取り出されてそれぞれ配置される。その後前列の右から左へ順番に取り出されてそれぞれ配置される。
下記に
プレイヤーが
エリア選択した際の再配置について記載する。
(1)基本パターン
一番左の
エリアは
●、
●、
●の順番に別
エリアから
マンドラが配置された。
この状態で一番の左の
エリアを選択すると
●、
●、
●と逆順に、
マンドラが1体ずつ右の
エリアに再配置される。
・選択前
・選択後
(2)応用パターン
条件:
エリア2に8体
マンドラがいて、他の
エリア1、
エリア3~8は1体ずつ
マンドラがいるとする。
エリア2の
マンドラは①~⑧と配置された順に便宜上番号をつける。
・
エリア2選択前
・
エリア2選択後
○連続ターン
再配置される一番最後の
マンドラが自陣再配置の場合、自分の連続ターンとなり相手にターンを与えずに連続ターンで次の
エリアを選択できる。
プレイヤーの場合、
エリア1で5体、
エリア2で4体、
エリア3で3体、
エリア4で2体、
エリア5で1体の条件で該当
エリアを選んだ場合となる。
対戦相手側の場合、
エリア8で1体、
エリア2で2体、
エリア7で3体、
エリア4で4体、
エリア6で5体という条件になる。
連続ターンを駆使することで、相手の
手数を減らしつつ自分の得点を増やすことが可能となる。
しかし対戦相手も連続ターンを使用するため、いかに相手の配置を妨害して連続ターンをさせないかということも重要になってくる。
○ゲームの終了条件
先攻後攻がそれぞれ
エリアを選択し続け、どちらかの選択できる
エリアすべてに
マンドラがいなくなった、つまりどちらかが
エリア選択をできなくなった時点でゲーム終了となる。その時点で多く「ちゃり」を稼げた方の勝利となる。
またゲーム終了時、勝敗に関わらず稼げた「ちゃり」の総ポイントがそのまま景品交換用の「ちゃり」として得られる。
○配置パターン
2021年より、配置パターンA~Eの5パターンがランダムに設定され、プレイ内容に多様性が生まれた。
なお2020年は配置パターンA固定であったため、どうしても先攻有利であり、先攻を得られればほぼ定石で勝利が決まっていた。
○確保した
マンドラの「ちゃり」について
自陣に確保した
マンドラの種類と得られる「ちゃり」は以下の通り。
先攻で配置パターンAの場合、初手で
エリア3または
エリア7を選べば
コリガン・
パキポディウムが確実に獲得できる上に、後述の
エリアの連続選択が可能となるため有利となっており、先攻後攻でちゃりの入手量に差が設けられている。
得点の部分でも言及したが、このゲームは先攻有利である。
なので勝ちを狙う場合、初手の定石の1つとして以下が適当と思われる。
- 先攻を取れるまでリトライ
- エリア3を選択→連続ターン→エリア5を選択する
配置パターンAの場合、この手順で自分は3ちゃりを得て、相手はターンを得られないかつ高得点の
マンドラを確保できない状態となる。
この状態に持ち込めたら、あとは以下の点を抑えた上で悪手を打たなければ高確率で勝利できる。
また後半の対戦相手が先手を取った場合、ほぼ確実に上記1、2項と同じ手順を打たれる。
- エリア5にマンドラが1体の時は選択
- エリア5にマンドラが0体、エリア4にマンドラが2体の時はエリア4→エリア5を選択
- 同様にエリア3に3体、エリア2に4体、エリア1に5体の時は優先して選択
- 連続選択ができない場合、高得点のマンドラを確保できるエリアを優先して選択
- エリア4やエリア5に多数のマンドラがいる場合、相手の高得点マンドラ確保を邪魔できるエリア4または5を選択
他には対戦相手に連続ターンをなるべくさせないこと。特に
エリア8と
エリア2は対戦相手の連続ターン状況にならないか留意する。
この
エリアで連続ターンされると
マンドラを1~数体を持っていかれる。
また逆に
プレイヤー側としては
エリア4と
エリア5で連続ターンをとれるようにすれば有利となる。
イベントとして開催されていた頃は、以下のような期間限定で遊ぶことができた。
2021年05月16日(日)17:00頃 ~ 2021年05月31日(月)23:59頃
2020年06月11日(木)17:00頃 ~ 2020年06月29日(月)23:59頃
アニバーサリー
イベントの一環だったため、2020年も本来は5月に予定されていたが、いわゆる「コロナ禍」による体制の変更で、この年だけ6月にずれて開催されたという経緯がある。
マンカラと呼ばれる古典ボードゲームが元になっている。マンカラには複数の遊び方があり、遊び方によってゲーム名称もカラハ、オーワーリー等と変わっていく。
2022年5月8日に放映された「
ファイナルファンタジーXI 20 周年記念放送 WE ARE VANA'DIEL」では、実際にマンカラをモチーフにしていることと、「自分と対戦相手のどちらも選択可能な
エリアがあればいいだろう」という考えからあの盤面になったというエピソードが明かされている。