風車

記事名読み
かざぐるま/Pinwheel/Windmill
  1. アイテムの1つ。かざぐるま。英語だとPinwheel。
  2. 風によって動力を得る建造物。ふうしゃ。英語だとWindmill。
消費型投てき武器の一つ。99個スタック可。

合成によって作成できる。

釣り手段としてはより安価なダート等があるため、これが使われる事は少ない。競売所の履歴を見ても埋まっていないサーバーが多いのではないだろうか。費用対効果はスチールブレットよりも悪く、かなり高額な部類の消耗品と言える。完成個数が少ない、HQを狙いにくい、複合スキルで割れやすい、強い武器ではない…と、良いところが見あたらない。

2008年12月9日のバージョンアップにて追加されたピンホイールベルトには、その名の通りこのアイテムがたくさんストックされている。実装よりようやく日の目を見たと言ったところだろうか。もっとも、これを投げるよりも売り払ってギルに替える方がお得という話もあるが…。

なお、アイコンはそのまま子供の遊び道具「かざぐるま」である。
販売店舗
エリア店舗名・座標NPC備考
バストゥーク港天晶堂バストゥーク支店・F-6Silver Owl入荷なし。売却時のみ
ノーグ天晶堂ノーグ支店・I-8Jirokichi

かつてはジュノ天晶堂のAkamafulaも買取をしていたが、2018.4.4ギルドショップから通常ショップになると共に取り扱わなくなった。

虹糸製作スキル帯と重なっているため、スキル上げで作られる事はまず無い。
出典
玩具の風車を投げて武器とするというのは、国民的時代劇とも言える「水戸黄門」に登場する忍者風車の弥七のトレードマークが連想される。過去のシリーズでも忍者系のジョブが使う武器として設定されていることから、元ネタはそれなのであろう。こういった経緯を知らない外国人にとっては「なぜPinwheelが投擲武器になるんだ?」と疑問に思われることもある。
なお、FFXIでは忍者専用の手裏剣系統ではなく、ダート系の装備ジョブとなっている。

ファイナルファンタジーシリーズでの初出はFFVIで、「投げる」コマンド専用アイテムとして登場した。手裏剣など同系統のアイテムの中では最強の攻撃力を持っていたが、購入できないため使用場面は限られていた。
FFVIIではユフィの武器としても登場している。
建造物「風車
風車(ふうしゃ)とは羽根車に風を受けて回転し、動力を得るための装置のことで、ヴァナ・ディールではコンシュタット高地に作られた風車群が有名だろう。

この風車群は天晶暦679年にバストゥーク共和国工務省主導で建造されている。この時には後の初代黄金銃士隊フリーゼ(当時19歳)も技術者として招聘され、新式の回転帆を実用化させている。工務省下には風車管理局という部署があり、現在もこの風車群は工務省によって管理されていることが分かる。

ただし、コンシュタット高地石碑には「いつ頃からか、この風に目をつけたバストゥーク職人が、ここに風車を建てるようになった。」とあることから、工務省によって風車群が作られる前にも、職人によって作られた風車があったようである。

風車コンシュタット高地に吹くオーディン
注釈1
風車は北向きに建てられているため、オーディン風は北風に相当することが分かる。オーディンが北の星座であることからの命名だろう。ちなみに英語版では"Odin's Wrath"(オーディンの怒り)という名前になっている。
という強風を利用して回っており、用途は製粉。この風車群のおかげでバストゥークは安価に小麦を小麦粉に加工することができ、小麦の産出地であるサンドリアとは活発に取引が行われている
注釈2
アイアンハートによると、バストゥークサンドリアが戦争をしている時(第二次コンシュタット会戦(691年)のことと思われる)にもその取引が行われていたようだ。


現在でも、サンドリア小麦粉ライ麦粉などの製粉された麦がザルクヘイム特産品として販売されている。これらの麦粉が安価に購入できるのも風車のおかげ、と思えば別の感慨があるかも知れない。

コンシュタット高地ほどの規模ではないが、ラバオにも風車が作られており、こちらは地下水をくみ上げるために使われている。
関連項目
ピンホイールベルト

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