〆ノック

記事名読み
しめのっく
メイジャンの試練におけるWSでトドメを刺す試練の俗称。レリックミシック強化過程で課せられる試練、中でも緩和前の膨大な回数を要求される試練が代表的。ダメイジャン試練と言わしめる理由の1つである。

レリックミシックの第二段階以降は指定された種族モンスター固有WSでトドメを刺す必要がある為、効率を求める討伐系の試練と組む事が事実上出来なかったが、それにも関わらず求められた討伐数は、1500回、1500回、2000回、2000回と膨大なものであった。
実際にはWSミスや倒しきれないことで、オートアタックで倒してしまう失敗も多く、余分に数十匹の加算が必要となる。
特にレリックは、その特徴たる倍撃がこの場合では仇となり、この数字はさらに膨れ上がることになる。
数が多い為、莫大な時間が掛かりLV75から開始した場合、終わる頃にはレベルが80になってしまうほどであった。

緩和策として2010年9月9日のバージョンアップ以降、同じ武器で同じ試練のみPTを組む事が可能となったが、そもそもレリックミシックの所持者はごく少ないことから、他の討伐系に比べると、まだまだ過酷な試練であった。
そして、(機能していないとはいえ)問題点を把握したと思われる緩和策の実装と平行して、事もあろうにWS系の試練としても追加された。
回数は300回とレリックミシック第二段階の1/5であるが、元来属性系の回避ルートとして選択されていたルートであっただけに、属性系(特にステータスルート)の緩和と相まって数値以上に障害となった。
あくまで机上の計算となるが、属性系のステータスルートをLv85の~+1に到達するまで9段階の試練を、全て天候で完遂すれば討伐数は255体である。これと比較して僅か1段階の試練として〆ノック300回は、極端に重いことは容易に判るだろう。

前回の緩和策が緩和になっていないことから、2010年12月7日のバージョンアップでは、討伐数が200回、300回、300回、400回と大幅に減らされた。実に約1/6という大幅な引き下げであり、新規に実装された試練についても、より現実的な証NM花鳥風月第4段階の複数回討伐となった。
注釈1
時間稼ぎとしても、再入場時間やトリガー取得などより現実的である。

一方、WS強化系については、さらに300回の〆ノックが追加された・・・。TPボーナス方面へのルート変更は可能であるが、TPボーナスが有効に働かないWSを主力とする場合はWS強化ルートを進む事になり、武器の性能自体は平均的なこともあって険しい道のりと不釣り合いな状況が生じていたが、2011年9月20日2011年12月15日バージョンアップでさらに同数が追加されて1200回となったことで、遂にレリックウェポンミシックウェポン試練が並ぶという惨状となっている。

類似する試練
WS指定
レリックウェポンミシックウェポンLv80からの武器は、止めである必要こそ無いものの、WSをひたすら打ち続ける試練がある。
レリックウェポンミシックウェポンは、固有WSを200回、Lv80武器は指定WSを100回、200回、300回で分岐後ストアTP系は800回を5セット、WS強化系・TPボーナス系は500回で〆ノックに移行し、TPボーナス系はWS強化系からの分岐後に400ダメージ以上のWS500回を3セットとなっている。

止め指定
ペット強化武器両手棍魔法攻撃力強化系・召喚獣維持費軽減系も同様に止めが要求される。ペット強化系・召喚獣維持費軽減系はペット攻撃
注釈2
召喚獣維持費軽減系は対応する召喚獣のみ
魔法攻撃力強化系は一定以上のダメージによる属性攻撃によるものとなる。WSを要求される上記と異なり通常の戦闘の延長線上であるため、〆「ノック」と考えられることは少ない。さらに回数も少なく、その点幾分ましである。とはいえ、パーティが組みにくい等の問題点は同様であり、多くの人が直面する可能性がある分問題は拡散することになる。

ペット強化系は曜日天候の縛りがあり、〆担当がペットでありながらソウルフレアに代表される強力な敵や、ゴースト等の厄介な敵を相手とする必要があるばかりか、通常の討伐系の試練と重複しており獲物の確保すらままならないことすらある。他のPCや自らが倒してしまうことによる失敗もあるため効率を落とすことになるが、討伐系の試練と合同が可能なのが救いである。

魔法攻撃力強化系は、適合するジョブ
注釈3
光:、闇:、6属性
があれば遂行に問題はないが、光・闇・土のWSに頼ることの出来るものを除けばMPをリソースとして消費するため速度が大きく落ちる事になる。実装当時は、曜日天候の縛りから解放される面を見れば、他の試練よりもましであると考えることも出来るものであったが、この点は2010年9月9日のバージョンアップで立場が逆転してしまっている。

召喚獣維持費軽減系もまた曜日天候の縛りを免れるが、元よりMP消費量が大きい点も魔法攻撃力強化系と同様である。

両手棍魔法命中率強化系は、状態異常中の討伐が必要となる。で全て、で雷以外、で光以外とカバーする範囲は広いため、単純に討伐数を稼ぐ弱複数回攻撃系に近い。

他のコンテンツ
実は、暗黒騎士ジョブ取得クエストの「暗黒剣」、その続編であるデスブリンガー入手クエスト死を運ぶ刃」は、WS以外での止め指定100であり、止め指定に近い内容であった。

また、連携により大幅に回数が減少するとは言え、潜在消しWS指定と同様のWS使用回数が条件となっている。

関連項目
メイジャンの試練】【ダメイジャン

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