Raigegue R d'Oraguille

記事名読み
るじーぐ・R・どらぎーゆ
  1. ヴァナ・ディールにおける歴史上の人物。
    第14代サンドリア国王。
  2. 2008/03/11バージョンアップで追加された獣人血盟軍スカウトNPCの一角。

サンドリア国王 ルジーグ・R・ドラギーユ
サンドリア王国第14代国王。
生没年は不詳だが、過去世界が「没してから150年を経た」とされているため、714年前後に死亡したものと思われる。即位686年。
彼以降、サンドリア二王時代に突入したため、退位・禅譲の記録が不明瞭である。
二つ名は狼王。
自らを戦王アシュファーグに喩える武闘派の王であった。
経済活動の興隆により国力を増大するバストゥークに対抗し、王立騎士団の増強に努め、武力を背景とした拡大政策を取る。

バストゥークに侵攻後、破竹の勢いで首府の目前にまで迫るものの、諜報・工作に長けた共和国の術中に嵌り、コンシュタット高地での直接会戦に縺れ込まれ、当地でグンサー・シュルツ計略の前に大敗する(第二次コンシュタット会戦)。
ルジーグ自身はなんとかサンドリアに帰還し、共和国軍追撃ロンフォールの戦いで撃退したが、この戦いで生還した兵は王を含めて百名に満たず、王立騎士団ファレデミオン卿をはじめ、多くの功臣、戦力を失った
注釈1
Vijartal Caphieuxの父、オルディナン伯爵もこの時戦死。原因はFriese率いる黄金銃士による騙し討ちである。


二年後、戦力を回復させたルジーグバストゥークへの再侵攻を企図するが、留守中ルジーグの政策に反対する弟のフェレナン公爵が神殿騎士団の支持を得て王都を掌握してしまう。
ルジーグバストゥーク攻略を断念しフェレナンを捕らえたが、フェレナンは脱獄しルジーグに対抗して王を名乗る。
以降サンドリアは長きに渡る内戦状態(二王時代)となり、龍王ランペールが統一を果たすまで相争うこととなるのである。

なお、ランペールルジーグではなく、フェレナンの子孫である。

王としての資質は不明だが、敗色濃厚な中でありながら、槍兵の退路を確保するために自ら騎士団を率いて突入する、良くも悪くもサンドリア気質の騎士だったようである。


狼王と号された、第14代サンドリア国王ルジーグの成れの果てと噂される、コース型の不死なる者(アンデッド)。噂が本当だとすれば、王は没して150年を経た後、突然蘇ったことになるため、国難を憂えて現れた英霊とする説や、人心を乱すべく東王派残党が仕掛けた謀略とする説など巷間ではさまざまな憶測が流れている。また、神殿騎士団内に対アンデッド部隊「白鼬騎士隊」が新設されたことも、噂の信憑性を高めるのに一役買っているようだ。

ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団 編 ヴァナ・ディール公式ワールドガイド アルタナの神兵編 より。

クリックで拡大


獣人血盟軍側のスカウトNPC
前週までに何らかの条件を満たしていた場合、翌週より血盟軍側に加勢する。
闇の王親衛隊と同様、担当戦区は存在しないため、どこにでも現れる。

約200年前のサンドリア国王と同名の為、何らかの理由
注釈2
現世や西王派に恨みを抱いて彷徨っていたか、東王派残党の企てで蘇った所を闇の王親衛隊スカウトされたのかもしれない。
アンデッドとなり再び姿を現したと考えられている。
公式設定の通り真贋の程は不明であるが、かつて血盟軍優勢で各国が自国防衛に汲々としていた頃、生前目前にしながら撤退せざるを得なかったバストゥーク首府にちょくちょく侵攻に訪れたり、ランフォル王も為し得なかった聖都侵攻をやってのけたり、王都に凱旋帰国しては並居る王立騎士を傭兵共々しばき倒したり、王家の一員であるダヴィル卿と張り合ったり、と健勝(?)であった。
歴代国王の中で一番健脚であると思われる。本物ならば。

スリプガディスペガブライガなどの範囲黒魔法コース族TP技各種を使用する。
またカーズも唱え、単体呪いとはいえかなり強力で、かかればNPCであろうと問答無用で呪いによる最大HP減少にともないHPがいっきに半分は減らされてしまう。
特に味方の隊長格NPCタゲをとってしまった場合は一見HPバーが満タンでも、注意していないとあっさりやられてしまうだろう。
さらに、残りHPが1,2割になるとワープしてHPが全快するため、一気に押し切らなければ延々と相手をするハメになってしまうので、これまた厄介な存在である。
その上護衛としてスケルトン族モンスターを2~4体呼び出すことが確認されている。
この護衛は本体ヘイトが連動している。
単体の攻撃能力自体は大したことはないものの範囲攻撃のオンパレードになる。

余談だが、特性上カンパニエバトル終了後に生き残っていることが多々あり、何故かデジョンを使用しないため、いそいそと小走りに撤収していく背中に哀愁が漂う。
もっとも正面から出くわすと猛烈な勢いで素通りしていくため度肝を抜かれるが。

Maruna-Kurina : 狼王ルジーグはかつてのサンドリアの王様! 150年以上前のね!
戦史を修めた者にはおなじみの名前だよ。
第二次コンシュタット会戦バストゥーク共和国の名軍師、シュルツ計略の前に敗れ去り、その後、サンドリアの長い内戦時代を招いた悲劇の王……としてね。
近ごろ、その狼王の亡霊がよみがえって、エルディーム古墳に出没してるという噂があるんだけど、本当かなぁ。
きっと幻覚じゃない?
え、スカウト方法!?
大胆だなぁ! そんなことできるわけ……うーん……ないとは言い切れないか……
関連項目
サンドリア王国】【ドラギーユ家】【二王時代】【スカウト(カンパニエ)

コメント表示/書き込み コメントはありません