ブラックリスト

記事名読み
ぶらっくりすと/Black List
嫌がらせ対策機能および、その機能の対象となっているキャラクターのリスト。「BL」と略されることも多い。

登録すれば以下のような効果がある。

また、以下のような制限がある。

使い方
/blacklist(/blist) add プレイヤー名」と入力することでそのプレイヤーをブラックリストに登録することができる。誤登録を防ぐためか、ブラックリストへの登録は/blacklist addコマンドの直接入力でしか行えない。

またテキストコマンド/blacklistまたは/blistで登録内容の参照と、既登録者のリストからの除外を行うことができる。除外に関しては「/blacklist delete [プレイヤー名]」でも可能。

一般的な使い方としては、スパムシャウト・暴言等を行うプレイヤーを登録する。悪質なプレイヤーとの関わり合いを拒絶するにあたって、もっとも基本的な防衛策となる。しかしワールド毎の人数も多いため、ある程度積み重ならないと、問題行為を行ったPCへの痛手とならない欠点がある。被害が軽微な場合に推奨される防衛策がブラックリストであり、ブラックリスト登録後もつきまとい・妨害などが続くようであればGMコールが推奨される。

ちなみに、1人のキャラクターのブラックリストに登録できる人数の限界は、300キャラクターまでである。これを越える登録をしようとすると、「ブラックリストの登録に失敗しました。」と表示される。300人を越えて登録する場合は、既に登録してあるリストから削除して300人未満にするしかない。耳障りなシャウトをするPCをブラックリストに登録するといった使い方をしていると、わりとあっさりとこの限界に達してしまう。

なおブラックリスト登録には、登録対象のプレイヤーワールドログインしている必要がある。このためモグハウス内などから誹謗中傷のテルを行い即座にログアウトしたり、事前にログアウト準備し残り数秒で嫌がらせ/yellを行うなどのプレイヤーブラックリストに登録できない。もっともこれを悪用して何度も悪質なテルなどを行うと、いずれはGMに呼び出されてしまう可能性もあるため、悪いことは行わないほうがよい。

またアカウントではなくキャラクター単位のリスト・登録であるため、自分のキャラクターの一人が嫌がらせを受けて登録した場合でも、相手がキャラクターを変更すれば、新たな登録が必要となる。同様にスパムフィルター目的でメインキャラクターで登録した場合でも、倉庫キャラの際は再度登録が必要になる。

なお、アシストチャンネルにはミュートリストという似たような機能があるが、ワールド内で共有される、24時間経過で自動解除されるといった違いがある。
運用にあたって
シャウト募集などに応募してみたが返答が無い場合は、自身がシャウト者のブラックリストへ登録されている可能性がある。もしゲーム内での言動など心当たりがあるようであれば、一度自分の胸に手を置いて考えてみるのもいいだろう。心当たりのない場合でも自身が日頃LS募集などシャウトを頻繁に行うのであれば、シャウトのやり方が相手から問題視され登録されていることがある。他にも乱獲や、エモーション多用など何らかの形で一方的に反感を買っている場合も考えられる。勧誘など必要な時も含め見る側の立場を考えた心遣いは必要だろう。また、暴言や敵意の表明は発した者がそう思っていなくとも受け取る側がそのように考えた時点でそのように扱われるものである。発言は慎重に。

だが登録する側も登録の前に一呼吸を入れ、本当に利用すべきか考える必要がある。単に興味がないシャウト避け・競合相手との交渉回避など、嫌がらせ対策とは異なる目的でブラックリストを活用する場合、必要がなくなった時点で外したほうがよい。僅か300人という人数はワールド人口に対して十分であるとは言い難く、本当に必要なときに使えなくなるばかりか、原因の解消された後まで無用のコミュニケーション拒否を引きずることになる。

なお、野良パーティで偶然ブラックリスト対象者と一緒となるケースもある。その際、相手の戦闘中の報告や会話が一切見る事が出来ないためプレイに支障を及ぼす危険性がある。また、アビセア乱獲などアライアンスを組むパーティプレイの場合、ブラックリストに入れていた相手がリーダーだったり、その逆だったりして誘うことすらできないということもある。野良パーティに応募するときは常にこういったことが起こりえることを認識するとともに、必要に応じて一時的にリストから外すということも視野に入れよう。どうしても一緒にプレイしたくないのであれば離脱する選択肢もあるが、そのときはパーティの各位に説明をお忘れ無く。

ちなみに、万人がシャットアウトしたいのが業者チャットだろうが、彼らは捨てキャラを使っていることが多いためブラックリストはほとんど意味をなさない。

これについては2023.2.10タームフィルター実装され、業者が好むような単語を各プレイヤーが登録してフィルタリングできるようになったことで、広域チャットShoutYellAssistJ/AssistE)に関してはある程度対応できるようになっている。業者の/tellはこの機能では防げないが、こちらはフリーアカウント/tellに制限をかけるなどの対策が行われている。

なお、タームフィルタープレイヤー名も対象のため、チャットチャンネルは限定されるものの、ブラックリストのような使い方もできる。ただし登録できる単語は100個までなので、のべつまくなしに追加するとすぐに足りなくなることに注意。
備考
ちなみに自分を自分のブラックリストに追加することができる。自分を自分のブラックリストに追加すると他冒険者装備を調べても、ログの「○○はあなたをじっと見つめた。」が表示されないため、こっそり相手の装備を閲覧できるという説があったが、これは間違いで実は相手側にはちゃんと表示されている。

また自分自身をブラックリストに登録することで、チャットモード変更マクロ、/cm t <me>で自分宛にすることによって表示を抑制することができたが、現在ではtellすることができないためにエラーになってしまい、マクロが停止してしまう。

また過去には、ブラックリストに入れられた相手にtellを送った場合、「送信できませんでした」というメッセージが表示されたが、現在は表示されない。よって自分が相手から/blistに入れられているかどうかの判断はできない。

エリアチェンジ直後はブラックリストが正常に働かず、対象PCの発言が届いてしまうことがある。ゆえに頻繁に/shoutしている業者をブラックリストに入れたもののエリアチェンジ直後に聞こえて健在を確認してしまう、ということなどがある。

ワールド移転サービスを利用した場合、元の鯖のブラックリストはそのまま引き継がれる。移動が済んだら全員分初期化しないとお誘いやシャウトが聞こえず、いずれ後悔するかも知れないので注意。

転じて、匿名掲示板などで「ブラックリストに入れることはしないが、特定のPCの発言やテルを無視し、関わりを断つ」行為のことを「脳内ブラックリストに入れる」と呼ばれることがある。

このような行動を取る根拠としては、何らかの理由で相手の言動やこちらの心境に変化があるようなら「脳内」のBLを外したり、関わり合いになりたくはないが言動が面白おかしいPCのウォッチのためといった理由が挙げられる。

関連項目
ハラスメント】【業者】【業者Tell】【タームフィルター

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