Altedour I Tavnazia/ネタバレ

記事名読み
あるてどーる
アルテドール侯は、クリスタル戦争において起こった悲劇の犠牲者の一人である。

20年前大戦の折り、連合軍タブナジア侯国に諸国の首脳が密かに集うというニセ情報を流した。獣人軍タブナジア侯国を襲わせ、戦力が集中している間にアルタナ連合軍の精鋭部隊をズヴァール城に向かわせる、という作戦をとったのである
注釈1
言うまでもなく完全な裏切りである。

結果として連合軍は闇の王を討つことに成功したものの、タブナジア侯国は壊滅
注釈2
壊滅そのものの原因は獣人軍とは別の要素だが。
。無論アルテドール侯は自分の国がエサにされる作戦など知らされていなかった。アルテドール侯は最後まで懸命に獣人と闘ったが、結局は侯国から離れざるを得なくなってしまう。そして最後にはエルディーム古墳の付近で追っ手の手に掛かり、無念にもその命を落としたのである。

設定を聞くとあくまで「過去の人」というイメージが強いが、実際にはプレイヤーアルテドール侯と相対する場面も存在する。白魔道士AFクエスト3「ピエージェの決断」でフェ・インにて戦うことになるシャドウ族NMAltedour I Tavnazia」こそ、アルテドールその人である。このクエストでは、アルテドール侯が祖国タブナジアに対し死後も抱き続けている妄執を垣間見ることが出来る。

生前から実力者であったのか、それともダークストーカーと化したことで力を得たのかは定かではないが、アルテドールはかなりの強敵。あらゆるジョブAF入手クエストで戦うNMの中でも屈指の実力を誇り、特にバージョンアップ魔道士タイプのシャドウが使う魔法レベル黒魔道士のそれに準ずるようになってからは別格の強さを持つようになった。

高威力のガ系魔法を連発する上に通常攻撃命中率が異常に高く(Lv99シーフ回避スキル青かつ回避特化装備でもほとんど避けない)、MP吸収追加効果があるためナ盾でも忍盾でも戦いづらいという厄介な相手。さらにある程度HPが減ると魔力の泉を発動する。静寂スタンに完全耐性もあるため、たとえ99レベル冒険者でも運が悪ければガ系魔法の連発&高威力の次元殺の連打で戦闘不能に陥る危険性がある。

また、倒してもクエストクリアに必要なアイテムは1個しか落とさないため、希望者が複数いる場合はその人数だけ連戦する必要があったりと、何ともプレイヤー泣かせな敵であると言える。

撃破時のメッセージ
これで、いい……。
すべては、終わった……。おお……おお、あれは……
見える……、見えるぞ! あれこそは、失われし
タブナジア! 光と風の、我が……故国よ………!!

関連項目
Altedour I Tavnazia】【ピエージェの決断

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