エースロケット

首装備の一つ。
「ロケット」とは写真などを入れる小さなケースのことである。

アラパゴ暗礁域のスケルトン族のNM「Bloody Bones」がドロップ。

エースと名のつく装備品には他にエースヘルムがあるが、その流れを汲む装備品といってしまっても過言ではないだろう。

エースヘルム実装時にもさんざ揶揄されたことは有名な話(当該項参照)であるが、これはそれに輪を掛けるほどネタ的な意味合いの強い一品に仕上がっている。

そもそも装備可能な3ジョブは、ことパーティ戦ではカウンターが発現する「自身にターゲットが向いている状態」を好まない。にも関わらずカウンター効果が付与され、しかも潜在能力発動条件は「HP25%未満」とまさに虫の息の時に発動、さらには特性がそれのみで防御も何もついていないという、尖りまくった性能である。

さすがに「開発は狙ってやってるんじゃないか」と察した者もいたようである。

2006年7月25日のバージョンアップ内容が解析された折、エーススレの本場ネ実ではダウンロード開始から1時間も経たないうちに「エースロケットスレ」が立ち上がるほどの熱狂振りであった。ロケットという名称（つづりは違う）で、（首に下げるロケットではなく）宇宙に旅立つイメージがかきたてられたことも、ネ実等での異様な盛り上がりに貢献したことは想像に難くない。

結果的には、話題作りを狙ったユーモラスなネーミングのアイテムが、狙いどおりコミュニティで話題を呼んだわけで、ある意味でユーザーコラボ型のネタ装備と言ってもよいのかも知れない。「エース」の項目も参照されたい。

なお、エースヘルムが実装されたのは2005年7月19日。奇しくも、エースロケット実装はそれからちょうど一年後のことであった。

なお、ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジーに、同名のコンビネーション装備が登場する。
鉄刀木刀、スコピオミトン、エースヘルム、ファイターロリカの4種を揃えて装備することで発動する。
だがこの4種のうち本来のエース装備はエースヘルムのみである上、ファイターロリカは戦士のアーティファクトでエースジョブでは装備することができない。

【エース】【エース装備】【エースヘルム】【エースホーズ】【エースレギンス】