藤戸洋司

開発スタッフの一人。FFXIの3代目プロデューサー。

チャット・アイテム・合成・栽培・チョコボ関連・釣りなどの開発担当を歴任した。FF11以外の作品へは「アインハンダー」にプランナーとして参加している。

2010年12月10日、アソシエイトディレクターに就任。

2016年4月1日より、伊藤泉貴氏に代わりディレクターに就任した。

2023年3月22日より、松井聡彦氏に代わりプロデューサーに就任した。この際ディレクターは交代しておらず、兼任する形になっている。
ファイナルファンタジーXI プロデューサー交代のお知らせ (2023/03/22)

イベントプランナーとして手掛けた仕事はチョコボ育成・チョコボレース・アクション釣り・モブリンズメイズモンガー・メイジャンの試練などがある。

コンテンツ自体は、着手したプレイヤーも多いメイジャンの試練、モブリンズメイズモンガーから、根強い人気のある栽培まで多岐にわたる。

アソシエイトディレクター就任以降は、モグガーデン・モグワードローブなどの実装に携わった。

ディレクターに就任してからは開発全般を統括しており、もぎたて ヴァナ・ディールではバージョンアップ内容やイベントについて説明をしている。

新コンテンツ告知時、ネ実に建てられる関連スレッドで予想される内容とはかけ離れた、もしくは悪い予想通りの内容を実装することが多く、ユーザーの要望をなかなか読めていないようである。

過去に開発部情報、プレミアサイトにてSnakeeyeの名でチョコボに関する要望を募集したりもしたが、やはりそれすらも裏切られる形での実現となってしまったことがある。

現在までイベントプランナーとして手がけた仕事の殆どが、予定されていた実装日に実装されなかった事で知られる。

以下がコンテンツの内容とその実装日。

　・栽培　…　（サービス開始時、取扱説明書に記載。4ヶ月遅れ2002年9月実装。）
　・チョコボレース　…　（2006年9月～11月実装予定。2007年3月29日実装。）
　・チョコボサーキット
　・謎のチョコボ軍団（現：チョコボレース　パシュハウ沼激闘編）
　・モブリンズメイズモンガー　…　（12月9日実装予定。9日遅れ2008年12月18日実装。直後に不具合で約1日の中止。）

ネトゲ実況では、氏に対して「検証不足以前に、そもそも検証していない」や「ユーザーでデバッグしている」などを糾弾するアンチスレッドが時折立つ。なお、検証不足という点に関しては、メイジャンの試練についてのインタビューで


と述べている。検証不足自体は否定していないが、発言の内容が実際に行われているとすれば様々に試行錯誤していると言えるかも知れない。

何かと低い評価を受けることが多かった藤戸氏だが、公式フォーラムで活躍を見せ、その流れも変わってきているようである。
開発陣の中でかなり積極的に発言しており、ユーザーの声を取り上げて詳しい仕様を説明する、フライングで検討中の要素を説明するなど、フレンドリーな面が見られる。特に「もぎたて ヴァナ・ディール」でほぼレギュラー出演するようになってからは、望月一善氏との漫才的な掛け合いもあって、もぎヴァナ視聴層の人気が高い。
公式フォーラムでは藤戸氏に感謝するコメントが見られるようになっており、ディレクター就任も前向きに受け入れられた。

2018年07月04日、第40回もぎたてヴァナ・ディールで発表されたRMEA強化フラグにおいては、公式フォーラムにて藤戸氏が先の話をし過ぎた（もぎすぎた）ために混乱を引き起こしてしまったことへのお詫び、別ルートはまだ企画中であること、これら追加の説明を後日載せる対応を行っている。

【松井聡彦】【望月一善】