プラストロン

胴装備の一つ。

暗黒騎士専用装備で、ブラックプレートアーマーに属する。

複数の合成スキルを必要とし、師範級の鍛冶職人で彫金と革細工にも精通していないと作れない。加えて、合成素材の昆吾鉄・昆吾板の材料である昆吾石の入手元が「應龍来来」「帝龍降臨」という高い難易度を誇る特殊なBFNMの報酬であり、石自体の加工も難しい。このため、比較的高額で取引されている。

暗黒騎士を魔法面で強化するという開発の狙いがうかがえる性能で、攻撃力を高めつつリフレシュが得られる。

2006年7月25日のバージョンアップで敵のTPを吸収するアブゾタックが導入され、MPを使いTPを貯める戦闘が確立してくると、それまで以上にMPが重視されるようになったため、プラストロンを求める暗黒騎士が増えつつある。攻撃力の増加はバーニーに及ばないものの、STRの上昇はホーバージョンを上回る。加えて言うなら被ダメージ増加以外にはステータスマイナス的なデメリットも無い。
もっとも、ホーバージョンなどの命中・攻・STR・DEXの同時強化の方が魅力と感じる人も引き続き少なくないようだ。

被ダメージが増加する上に防具としての防御力も低く、正に「攻撃は最大の防御」という言葉を形にしたような防具で、暗黒騎士の生き様にぴったりと言えるが、TPOをわきまえることが必要であり、例えばトンベリの急所突きのような「瀕死になる技」を食らうと即死する。

また、呪物の「怨まれた胸甲」の材料にもなる。

「プラストロン+1（Plastron +1）」と名称が変化する。

現実世界におけるプラストロンは19世紀頃に使われた胸を覆う甲冑の一種。転じて、フェンシングやアーチェリーにおける胸当てや、女性用の服などの胸飾り、亀の腹甲などの意味でも使われる。

【ブラックプレートアーマー】【リフレシュ装備】【アレスキュイラス】【怨まれた胸甲】