デュナミス(歴史)

記事名読み
でゅなみす れきし
本項ではデュナミスの歴史について解説する。

デュナミス内部の獣人ドロップする「レリック」のうち、防具は修理等の手間がかからないために非常に人気が高いのだが、入手できるエリアが限られている他、実装当時は長らく1つのエリアを踏破するために平均して40人前後の協力が必要であり、それに伴うドロップアイテムの競争率も高いことなどから、コンプリートは困難をきわめていた。また、長時間の占有型のコンテンツだったため、突入をしようとしてもできないことがザラだった。

実装されてから数年経過しても開発者インタビューで「AF2はそれを持っている事で注目を浴びるようにしているので、ドロップ率を上げるつもりは無い」と言い切っていたが、アトルガンジョブAF2追加に伴い、既存のAF2ドロップ率が引き上げられた
注釈1
ボスディン、ザルカバード新裏は特に引き上げられたと公式発表アリ-2008/09/09 バージョンアップ


また、徐々に攻略情報が充実し、冒険者の能力も底上げされてきたことで必要な人数が減って行き、2010年時点では参加メンバーが慣れていればフルアラ程度の人数でも攻略可能になっていた。さらにレベルキャップが75超になったことで、少人数でも攻略できるようになっていた。

しかしいかんせん、デュナミス最大の欠点である拘束時間の長さ(準備込みで4時間以上は必要だった)により、当初から参加することが不可能なユーザーも少なくなかった。このようなユーザーには、AF2は全て廃人装備でしか無く、ハードルは高いがセットによる保管が可能であったり
注釈2
2008年6月10日のバージョンアップで、作戦戦績で獲得可能な3種の装備が保管可能となるまで、70台で保管可能な装備は、レリック装束のみであった。
、唯一無二の性能を持つ装備も少なくないという点が、開発に対する不満・要望として生じたり
注釈3
装備品保管対象装備の増加(これは、モグの預り帳での対処が見られた)や、デュナミス以外での入手機会の増大など一様ではない。
モグボナンザでの大当たり(2009年度は、デュナミス-ザルカバードのものが0.01%、デュナミス-ボスディンのものは0.1%)を期待する行動につながっていた。新裏はこの時間の問題を解決しているものの、別種の問題が生じていた(後述)。

2011年5月10日のバージョンアップでは旧裏の仕様が、2011年9月20日のバージョンアップでは新裏の仕様が大幅に見直され、突入コストと再突入制限の大幅な緩和、非占有化によって同時に複数の団体が挑戦できるようにするなど、時間のないプレイヤーであっても挑戦の機会が得られるようになっている。レリック装束についてはもはや高嶺の花ではなくなっている。

ただし、遅刻が許されなくなり、従来のようなただ単に殲滅するだけでは貨幣が全く入手できないよう変更され、貨幣を集めるには全ての延長を取って赤弱点を突くことが前提となり、火力によって押すことが否定された。道中の戦闘は無意味なのでインスニでの移動が前半の大部分を占め、マップが無いので迷子が続出。人数が増えても1匹からのドロップ枚数が増えるわけではないので分配を独占できる少人数こそが有利となり、貨幣収集には人手は邪魔となった。弱点を突きやすいジョブで敵を選べばソロで1回の突入で貨幣を4~50枚は得られ、100枚以上もの報告もある。それを見越したのか、仕様変更に伴う貨幣の流通については
貨幣については、挑戦する機会が増えるため、1回の挑戦での取得枚数を減らし、
ワールド全体の流通量が若干増加するように調整しています。

との開発から告知があった。

もう一つの要素であるトリガーPOP憎悪NMは凶悪な強さを誇っており、安全地帯となるような場所も限られており、雑魚の掃除をしようにもリポップが早くあちこちで地獄絵図が見られた。このため、多くの裏LSは方針変更を余儀なくされた。

また、各素材店売り価格が軒並み2700→270ギルへと、こっそり10分の1に変更されている。

2011年9月20日のバージョンアップより新裏もリニューアルされ、マップが追加された。明鏡止水が解除できない不具合も修正された。AF2+2は見送られたものの、少しずつ改善が見られている。

現在、全ワールド旧貨幣の産出量を注視しています。

当初の想定よりも旧貨幣の産出量が増えているのはその通りですが、バージョンアップ直後ということもあり、もう少しの間、動向を把握した上で判断をしたいと考えています。

といった報告が挙げられ、2011年10月5日に新裏での範囲攻撃による弱点発生を潰す修正がなされた。

2011年12月15日のバージョンアップにてレリック装束+2いわゆるAF2+2実装され、各デュナミスエリア強化素材が出るようになった関係で、これまでレリックや恒常的な金策としての裏利用を意識していなかった層の参加が増え、一時的ではあるものの旧貨幣の産出量が上昇傾向にある。

さらに2015年5月14日のバージョンアップ以降は、ヴァナ・ディールの星唄を進めることで1日に何度でもデュナミスに突入できるようになり、集中的に貨幣集めをできるようになっている。

2017年11月10日のバージョンアップ以降、デュナミス~ダイバージェンス~と共にレリック装束119+2レリック装束119+3が順次追加され、さらなる強化ができるようになっている。
変更前の仕様
旧裏は2011年5月10日のバージョンアップで、新裏2011年9月20日のバージョンアップで大幅に仕様が変更されている。

仕様変更前は、止まっている砂時計トレードすることでエリア占有する仕組みだった。また、最長の占有時間が3.5時間(旧裏)/2時間(新裏)と長かったために、北国など人気のある場所は混雑が発生し、占有したい時間に占有できないこともザラであった。

ワールドによってはLS間で協定を結び、時間を調整して突入していたところもあったようである。

また、知覚遮断魔法が無効で特定の敵を倒すことで滞在時間が延長されたり、ボスや敵の追加配置が行われていた。

旧裏
エリア 最大人数占有時間参加前提要件
初期 最大
四国 デュナミス-サンドリア64人60分210分だいじなもの朧なる砂」所持
デュナミス-バストゥーク
デュナミス-ウィンダス
デュナミス-ジュノ
北方デュナミス-ボスディンデュナミス四国の踏破
デュナミス-ザルカバードデュナミス-ボスディンの踏破

突入時にはサポートジョブ無効の状態になる。条件を満たすことでこの制限は解除可能。また、特定のNMを倒すことでボスを弱体することが可能だった。

新裏
エリア 最大人数占有可能時間参加要件
初期 最大
デュナミス-バルクルム36人60分120分だいじなもの朧なる砂
プロマシアミッション神を名乗りてBF戦のクリア
占有に際して、止まっている砂時計が一個必要
デュナミス-ブブリム
デュナミス-クフィム
デュナミス-タブナジア18人15分120分デュナミス-バルクルムデュナミス-ブブリムデュナミス-クフィムの踏破
占有に際して、止まっている砂時計が一個必要

新裏実装当時の混乱
2005年12月13日のバージョンアップで、デュナミス-バルクルムデュナミス-ブブリムデュナミス-クフィムの3つの新エリアが、2006年2月21日のバージョンアップデュナミス-タブナジアが追加された。
また、これに伴い既存のレリック装束アーティファクト2)をレリックカスタムに打ち直す素材となる劣化レリック装束や、背装備または腰装備新裏でのドロップ品として実装された。

しかし、この4つの新エリアは本来のデュナミスとは違い、プロマシアミッション神を名乗りてBF戦をクリアしていることが突入の条件となっている。実装当時に囁かれていた「ザルカバードクリア」はデマで、実際は条件のうちに入っていない。さらに制限人数も既存エリアの64人から36人(デュナミス-バルクルムデュナミス-ブブリムデュナミス-クフィム)、18人(デュナミス-タブナジア)と大幅に削減されている。
40人50人が参加していた既存の裏LSは方針の転換を余儀なくされることとなった。
特に、36人制限のデュナミス-バルクルムデュナミス-ブブリムデュナミス-クフィムの3エリアクリアしないと進入できないデュナミス-タブナジアが18人制限であったことは、多くの議論を巻き起こした。

また、追加のドロップ品があるものの、単純に同一の入場料金で占有時間が約半分であったため、レリック装束に注力する場合、魅力が薄い問題もあった。仕様変更後は旧裏と仕様が近くなり、特有の問題点は少なくなっている。
関連項目
デュナミス

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