モグサッチェル

記事名読み
もぐさっちぇる/Mog Satchel
モグハウスに限らずいつでもどこでもマイバッグ内のアイテムと出し入れが可能な追加のストレージで、収納数はキャラクターマイバッグの上限数と連動し、最大80。ただし、モグサッチェルの中の物を直接装備、使用、バザーすることはできない。

サッチェル(satchel)とは英語で「学生鞄、ランドセル」の意。

2009年4月7日より開始された「スクウェア・エニックス アカウント」へのログインの安全性を高めるセキュリティトークンの購入特典として実装され、セキュリティトークンを紐付けしたことのあるアカウントの全キャラクターで利用が可能。2013年5月13日より、ソフトウェアトークン利用者も使えるようになった。

フィールド上での使い方は、メニューの「モグハウス確認」→「モグサッチェル」を選ぶ(テキストコマンド/satchel」でも可)とモグサッチェルマイバッグ両方の中身が表示されるので、モグハウス内でモグ金庫からマイバッグへとアイテムを移し変えるのと同じ手順を踏んでアイテムマイバッグに移動させることができる。
モグサッチェル表示時の操作方法はマイバッグや他の収納サービスに準拠している。上下の操作で1アイテムずつ順次に表示することができ、またCTRLキーもしくはALTキー(コントローラでは該当キー)を押しながら左右の操作をすることで10アイテム毎の表示切り替えもできる。

セキュリティトークン、もしくはソフトウェアトークンの登録を行いモグサッチェルを入手すれば、その後設定を解除したとしても引き続きモグサッチェルを使用できる。

実質的にマイバッグの大きさが2倍になると言ってもよい。多数のExアイテムに悩まされるキャラクターはもちろん、消耗品の持ち歩きに苦慮するジョブ合成職人にとっては、モグサッチェルの有無ではっきりと有利/不利が分かれる。そこまで困っていないキャラクターにとっても、あぶれた戦利品を入れるもよし、花鳥風月写真撮り・チョコボ掘り採掘伐採採集で取得したアイテムの一時保管場所としても有用であり、実装直後はマイバッグの空きを広げるのに四苦八苦していたプレイヤーにとっての朗報となったが…、モグサッチェルによるアイテム所持数拡大を過信したのか、その後の開発はExアイテムを大量に追加するという挙に出た。結果、モグサッチェルによる緩和分を早々に食いつぶしてしまい、対策の必要性が高くなっている
注釈1
大量にExアイテム装備)を追加したコンテンツとしては、メイジャンの試練アビセア(特にエンピリアン装束)等がある。またモグサッチェルは、セキュリティトークン所持者に限られるため、モグサッチェルを使用できないユーザーには、より影響が大きくなる。

もっとも、Exアイテムを所持することが少なく、モグロッカーを使いにくい倉庫キャラマイバッグ拡張という面では、大きな効果がある。
実装当時のユーザの反応
あまりに少ないマイバッグ収納の収納数に対して必須とも言える拡張をセキュリティトークンに連動させたことで、議論を呼ぶこととなった。

セキュリティトークンの特典として提供された事については、セキュリティ意識の低いユーザにワンタイムパスワードを導入させるのに有効という好意的な意見もあるが、有償であった事もあり
注釈2
セキュリティトークンの価格自体は、他のMMOや一部の銀行が導入しているものと比べても高額ではなく、良心的であるという意見が多いようだ。参考までに、World of Warcraftでは$6.5+送料(2009年4月時)、銀行のものも月額使用料や数千円の購入費用がかかるものが多い。
、いくつかの問題点が指摘された。

特典が無ければ誰もセキュリティトークンを買わないであろうという意見があるなど、モグサッチェルによって一部のユーザのセキュリティ意識の低さと、アイテム所持数の問題が露呈された形となった。
セキュリティトークンを使い、モグサッチェルを実際に使用するまでの手順
  1. スクウェア・エニックス アカウント管理システム上からセキュリティトークンを購入。
  2. スクウェア・エニックス アカウント管理システムページ上の「サービス・オプション」→「リンク設定」よりプレイオンラインIDの関連付けを行う。
  3. 同ページの「セキュリティ拡張」より、手順に沿ってセキュリティトークンを登録。
  4. プレイオンラインビューアーログイン設定よりスクウェア・エニックスIDとワンタイムパスワードを使用する様に設定。
  5. ワンタイムパスワードを実際に使用してログインする。
ソフトウェアトークンを使い、モグサッチェルを実際に使用するまでの手順
ソフトウェアトークンとは、ワンタイムパスワードを表示するためのスマートフォン用アプリである。iOS(4.0以降)、もしくはAndroid OS(2.2以降)が搭載されたスマートフォンが必要となる。利用料はかからず、無料で利用できる。

ソフトウェアトークンの導入手順については、公式サイトソフトウェアトークンの導入手順にて順を追って説明されているので、そちらを参照してほしい。登録手続き後、シリアル番号と強制解除パスワードをメモしておくよう指示されるが、それらはスマートフォン紛失時やソフトウェアトークンの利用を停止する際に必要となるので、必ず指示通りメモしておくこと。

導入が終わったら、セキュリティトークンを使うのと同じように、

ソフトウェアトークンの利用を停止するには、スクウェア・エニックス サポートセンター ソフトウェアトークンの利用を解除したいを参照。
関連項目
アカウントハック】【セキュリティトークン】【マイバッグ】【モグ金庫】【収納】【モグロッカー】【モグサック】【モグケース
外部リンク

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