ソフトウェアトークン

記事名読み
そふとうぇあとーくん/Software Token
スクウェア・エニックス アカウントログイン時に使用するワンタイムパスワードの生成に必要な、iOS及びAndroidを搭載したスマートフォン等
注釈1
PC上で動作可能なAndroidエミュレーターの使用により、スマートフォンがない場合でもPCで使用可能という報告もある。
に対応したアプリである。
これの利用登録を行うことでモグサッチェルの使用が可能となる。
なお、従来から導入されている専用ハードウェアによるセキュリティトークンとは同時に使用することはできないため、使用している場合は、導入する前に利用解除する必要がある。
使用料金は無料。ただし、導入できるスクウェア・エニックス アカウントFFXI等の有料購入したレジストレーションコードを登録したアカウントに限定されている。

スクウェア・エニックス ソフトウェアトークンは、2013年3月29日に、アカウントハック等のセキュリティ対策として従来から導入されている専用ハードウェアによるセキュリティトークンに続き、ワンタイムパスワードを使用可能にするためのオプションとして導入された。

さらに、2021年4月27日より、Google Authenticator、Microsoft Authenticatorなどの各種認証アプリをワンタイムパスワードトークンとして使用可能となった。
(外部リンク)
これにより、これまで行われてきた独自の専用ハードウェアによるセキュリティトークン、及び専用のアプリを使用しなくてもワンタイムパスワードを利用できるようになった。
各種認証アプリにおいては、OATH(initiative for Open AuTHentication)規格というTOTP(Time-based One-Time Password)の共通規格を採用しており、Google Authenticatorに限らずサードパーティ製の認証アプリを使用したり、アカウント毎に共通のキーを使用するため、これまでの方法では困難であった同一のアカウントに使用するワンタイムパスワードを複数の端末で発行したりすることも容易である。
その分、ワンタイムパスワードを発行するアプリを入れた端末の紛失などによるキーの流出も考えられるため、アカウントハックを防ぐためのリスク管理には十分に注意して頂きたい。

導入方法
細かい導入方法については、ソフトウェアトークンの導入方法(外部リンク)を参照して欲しいが、「スクウェア・エニックス アカウント管理システム(外部リンク)」より設定を行い、
App Store(iOS)/Google Play(Android)よりスマートフォン等にアプリをインストールし、設定することで、使用可能となっている。

表示されるパスワードが数字6桁であることなど、セキュリティトークン使用時と基本的な内容は同等であるが、最大の違いは、スマートフォン本体の故障等
注釈2
以前にはアプリが勝手に初期化され使用不能になるバグも存在していた。
のトラブルや機種変更に備え、「強制解除パスワード」が設定されることである。
強制解除パスワードアカウントごとに自動で設定され、「スクウェア・エニックス アカウント管理システム(外部リンク)」にログインした際のトップページに表示される。
強制解除パスワードを忘れた場合の解除は、本人確認(場合によっては身分証明書等の提示)が必要となるなど、非常に厳しくなっているので、強制解除パスワードは絶対に忘れないようにしたい

実際に強制解除パスワードを失念するトラブルが多かったのか、スクエニから注意喚起も行われている。
ソフトウェアトークンのアプリ削除や機種変更を行う際のご注意
歴史
関連項目
セキュリティトークン】【アカウントハック】【モグサッチェル

外部リンク
スクウェア・エニックス アカウント管理システム
ワンタイムパスワード

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