不要ジョブ

記事名読み
ふようじょぶ
  1. 広義的な不要ジョブヴァナ・ディールにおいて、主流である冒険者の活動に不向きなジョブの事。
  2. 狭義的な不要ジョブ。限定された特定の状況に不向きであるジョブの事。

広義的な不要ジョブ
ヴァナ・ディールにおける冒険者の活動の主流は、パーティを初めとする集団戦になる。
集団戦といっても無条件に人数を増やし続けられる場面はそう無く、システム、効率等の面から一定の人数制限がある。
限られた人数、そして限られた時間の中でより良い報酬を得ようとした場合、集団活動において、より目的に適合するジョブを選別する事になる。
その選別(ジョブ縛り)から常に漏れてしまうのが、いわゆる不要ジョブである。

初期のヴァナ・ディールでの集団行動は、6人PTによるレベル上げが基本であり、パーティ戦において要不要が論じられてきた。
特に、相対的に数で勝る前衛アタッカー等にこの傾向が強い。

その後、HNM戦やBF戦、裏世界リンバスメリットポイント稼ぎと言った(主に高レベル向けの)コンテンツの増加により、そう言った状況に適応出来るか否かについても論じられる傾向が強くなった。

広義的な不要ジョブ論は、冒険者の流行に流される傾向が強い為、時には不当に低い評価を与えられたり、下がった評価の改善に長い年月を要する事もある。
また、活躍場所が競合するジョブにとってライバルジョブが増えるのは自己の既得権益を大きく損ねる結果につながるため、意図的にジョブを批判する者もいる。
狭義的な不要ジョブ
冒険者の活動は多岐に渡り、ジョブの性能も様々である為、時にはある特定のジョブが、特定の状況に不向きである事もある。
例えば物理耐性を持つ敵には物理攻撃を主体とするジョブは活躍しづらいし、魔法耐性のある敵を魔法アタッカーは苦手とする。

当然といえば当然なのだが、ヴァナ・ディール冒険者生活を送る上でプレイヤーが乗り越えたい、達成したいという状況がその「特定の苦手な状況」であるケースもある。
代表的なのはプロマシアミッションである。追加ディスクで大規模に追加されたコンテンツであり、低レベルからでも参加可能であるにも関わらず、難易度が高く制限が厳しく、当初は攻略法も確立されていなかった為、強いジョブの選別(ジョブ縛り)を招いた。
この為、偶然自分が「狭義的な不要ジョブ」であったと言うだけで、別のジョブを育成したり、ミッション進行自体を諦めねばならないケースも少なくなかった。

プロマシアミッションが流行していた際は、プロマシアミッションに適合できるかどうかでジョブ性能が論じられる事が多く(冒険者の活動の主流だったのだから、当然といえば当然であるが)、いわゆるジョブ縛りの概念が低レベルまで浸透し、一般的になった契機の一つであると言える。

関連項目
必須ジョブ】【メリポ

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