- カトリック教会、特にローマ・カトリック教会において最高の権力をもつ人物。日本では法王とも呼ばれる。
- 1より転じて、フィクション世界でカトリックの背景をベースにした宗教においての最高権力者のこと。FF11の教皇もこちらに相当する。本項ではこちらについて解説する。
FF11においては、
アルタナ信仰サンドリア国教会のトップがこの
教皇位を戴く。
現
教皇は
シャマンド、前
教皇は
ムシャヴァット(
Muchavatte P Couchire)。
通常(1の設定に倣うなら)、
教皇の敬称には猊下、聖下などを用いるが、
FF11においては単に「
教皇様」と呼ぶ。
日本語版ではもっぱら
教皇と呼ばれるものの、
FFXIの独自名であるパプスク(Papsque)という名称もあり、こちらが
聖名"P"に対応する。英語版では基本的にこちらの名称が使われている。
なお、カトリックの
教皇は英語では"Pope"、
フランス語では"Pape"。もっとも、
教皇の部屋が「Papal Chambers」になっているなど、「
教皇の」を意味する形容詞は
ヴァナ・ディール内も
リアルも共通のようだ。
Papsqueという名前は、おそらく
フランス語のPapeと-esqueに由来すると考えられる。Pape(パプ)はカトリック教会の首長である「
教皇」を意味し、-esqueは「~似の」などを意味する。したがって、この名前をあえて訳せば「
教皇似」あるいは「
教皇もどき」のようになる。現実に存在するカトリックの「本物の」
教皇に配慮して、わざと本物でない感じがする名前を付けたのかもしれない。