Karst
官僚時代は、国内の大火事からの復興策や、
パルブロ鉱山落盤事故に際し新たに
ツェールン鉱山の再開発計画の提案などの
実績を上げた。その時の彼の主張は、火事復興の案であれば寄付や浄財ではなく商人の優先権を確保を約束した上での出資、鉱山開発計画であれば捨てられた
パルブロ鉱山の労働者の心情を省みない提案と、実利主義者といった評価が相応しい。
C.E.882に、
シド工房長の推薦を受けて
現在の
大統領の座に就いた。
大統領直属の特務部隊
ミスリル銃士隊を指揮して外政を積極的に進めており、細かい内政は
大統領補佐官の
Luciusや大臣の
Aloisなどに任せている。
口が悪く初期の印象はいまいちだが、高
ランクの
ミッションや
Corneliaに対する態度を見る限り言い方が不器用なだけという側面が少なからずあるようである。
Cidに言わせるとわかりやすい人物らしく、
Luciusらにも内心を把握されており、
バストゥークミッションでの口の悪さは周囲の
NPCによるフォローで補われている
この設定が必要になるほど口が悪いとも言えるが……。
。
「だいたい間抜けな大臣どもに危機意識などない」
「表向きは友好的な貢献。本当の目的は他国の内実調査と、
君のような人員の育成」
「国に仕える
ミスリル銃士が、簡単に政策を無益などと口にするな!
どんな状況であろうが、それを国益につなげるのが我々の仕事だ」
「利己的でかまわん。自分の利益のために
ミッションをこなしてくれ。
その重圧に苦しむのはどこぞの
大統領と隊長のしごとだ」
Corneliaとの間も、方向性の違いに加えてその物言いもあってぎくしゃくしていたが、娘のことを思っていないわけでは無く、それどころか
バストゥークミッションの
エンディングでは口の悪さが照れ隠しの面もあることに気づかれてしまったようである……。
バリスタライセンスの
イベントでは、自信にあふれた自国評、他国には憎たらしい口調で一躍時の人となったが、他国の評は表面的には辛辣、
ランクが上がって内実を把握すればまた異なる印象を受ける名台詞である。
もっとも
バリスタにおけるそれとは異なり
バストゥークミッションで語る自国に対する評もまた辛辣であり、これは性格的なものであろう。
……私は自らの利益ばかりを考えると言われる
この国の体質を決して否定せんよ。
嫌いでもない。
そうやって
バストゥークは大きく成長した。
そして私自身も……
だがそれが競争心でなく保身につながったとき、
この国はまったく機能しない。
物を言う責任は問うても物を言わぬ責任を問わない……
それがこの国の抱える病だ。
アルタナクエストの
新たなる猜疑において、Hrichter
Karstとして登場する若き日の彼の姿が見られる。鉱務大臣である父の命を受け
冒険者の前に姿を現した。内心とはいえ、既にこの時点でかなり口が悪い青年であり、現在との共通点がうかがえる。
父に対する不満が隠し切れないようであるが、これは20年後に己の身にも降りかかることとなる。
なお
フェイスタイプは……残念ながら
ヒゲヒュムではなく
エアハルトである。
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