Karst

記事名読み
かるすと
NPCの一人で、バストゥーク共和国大統領

Karst

天晶882年に就任。フルネームはリヒター・カルスト(Hrichter Karst)。大工房大統領執務室(K-8)に配置されているが、高ランクバストゥーク在籍冒険者以外が出会う機会は乏しい。
「現代におけるコーネリア」のパパ。父は元鉱務大臣のデレク・カルスト(Derek Karst)
注釈1
カルストは姓であるため、厳密にはカルストの名を冠する人物は複数存在するが、Karstといえば基本的に現代の大統領のことを指し、複数のカルストが出現する過去世界ではHrichter KarstDerek Karstとフルネームで表示される。

プレイヤーからの愛称は『ヒゲ』『ヒゲ大統領』などであるが、大統領閣下と呼ばれることは嫌いらしい。
「プレジデント、だ。私のことはそう呼ぶように」

バストゥーク担当の河本信昭氏曰く、彼は一番のお気に入りらしい。彼の台詞こそ氏の日ごろからの主張を一番あらわしているそうである。そのためか、バリスタクエストにおいてもう一度彼の台詞を書けとの要請を受けたところ、簡単に彼らしい言葉を捻りだすことができたそうだ。
お気に入りであるためか台詞回しもはまっており、印象は鮮烈だが……、バストゥークミッションでの印象が強い人物であるにもかかわらず、2003年12月2日のヴァナ・ディール トリビューンNo.19において、正答者0という悲惨な結果を得ている
注釈2
もっとも、全体の正答率は10%程度しか無かったのであるが。

一方、ミッションKarstにとって都合良く進む面もあり、そこに手腕を感じるか豪運を感じるかで印象は変わってくる。
略歴
官僚時代は、国内の大火事からの復興策や、パルブロ鉱山落盤事故に際し新たにツェールン鉱山の再開発計画の提案などの実績を上げた。その時の彼の主張は、火事復興の案であれば寄付や浄財ではなく商人の優先権を確保を約束した上での出資、鉱山開発計画であれば捨てられたパルブロ鉱山の労働者の心情を省みない提案と、実利主義者といった評価が相応しい。
C.E.882に、シド工房長の推薦を受けて
注釈3
CidKarstを支持した理由としては、ツェールン鉱山の件が決定的な要因とされている。
現在の大統領の座に就いた。大統領直属の特務部隊ミスリル銃士隊を指揮して外政を積極的に進めており、細かい内政は大統領補佐官のLuciusや大臣のAloisなどに任せている。
台詞回し
口が悪く初期の印象はいまいちだが、高ランクミッションCorneliaに対する態度を見る限り言い方が不器用なだけという側面が少なからずあるようである。Cidに言わせるとわかりやすい人物らしく、Luciusらにも内心を把握されており、バストゥークミッションでの口の悪さは周囲のNPCによるフォローで補われている
注釈4
この設定が必要になるほど口が悪いとも言えるが……。

「だいたい間抜けな大臣どもに危機意識などない」
「表向きは友好的な貢献。本当の目的は他国の内実調査と、
 君のような人員の育成」
「国に仕えるミスリル銃士が、簡単に政策を無益などと口にするな!
 どんな状況であろうが、それを国益につなげるのが我々の仕事だ」
「利己的でかまわん。自分の利益のためにミッションをこなしてくれ。
 その重圧に苦しむのはどこぞの大統領と隊長のしごとだ」

Corneliaとの間も、方向性の違いに加えてその物言いもあってぎくしゃくしていたが、娘のことを思っていないわけでは無く、それどころかバストゥークミッションエンディングでは口の悪さが照れ隠しの面もあることに気づかれてしまったようである……。

バリスタライセンスのイベントでは、自信にあふれた自国評、他国には憎たらしい口調で一躍時の人となったが、他国の評は表面的には辛辣、ランクが上がって内実を把握すればまた異なる印象を受ける名台詞である。
もっともバリスタにおけるそれとは異なりバストゥークミッションで語る自国に対する評もまた辛辣であり、これは性格的なものであろう。

 ……私は自らの利益ばかりを考えると言われる
 この国の体質を決して否定せんよ。
 嫌いでもない。
 そうやってバストゥークは大きく成長した。
 そして私自身も……

 だがそれが競争心でなく保身につながったとき、
 この国はまったく機能しない。
 物を言う責任は問うても物を言わぬ責任を問わない……
 それがこの国の抱える病だ。

アルタナクエスト新たなる猜疑において、Hrichter Karstとして登場する若き日の彼の姿が見られる。鉱務大臣である父の命を受け冒険者の前に姿を現した。内心とはいえ、既にこの時点でかなり口が悪い青年であり、現在との共通点がうかがえる。
父に対する不満が隠し切れないようであるが、これは20年後に己の身にも降りかかることとなる。

なおフェイスタイプは……残念ながらヒゲヒュムではなくエアハルトである。
アビセアには通常配置されていないが、バストゥークが陥落した際にコーネリアらと共に脱出している。

しかし、目の前で自分の国や部下が為す術なく失われたことから心労で倒れ、瞳からは以前のような自信に満ちた光は消えてしまった。アビセア-グロウベルグでは代わりにコーネリアが頑張っている。
関連項目
大統領の宣誓】【Cornelia】【Derek Karst】【Destin】【星の神子
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外部リンク
公式サイト「開発ルーム~コンセプトアート」

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