Scalding Fafool Ja

ビシージに出現するマムージャ族NM。
名前は「火傷のファフージャ」といったところ。

マムージャ蕃国軍Lv8で出現する。凶暴なハイドラ族を飼いならしており、皇都攻略の際には2匹で来襲する。

ジョブはシーフ。ハイドラ族NM「Illuyankas」を召喚する。

Lv75キャップ時代は「途方も無い回避と、途方も無い攻撃力を同時に備えた怪物」だった。レベルキャップの上昇によって相対的に緩和されたが、当時は以下のようなモンスターだった。

• Lv75キャップ時代は命中が500近くあろうともミスが多く感じられるほどの回避率だった。
  
• トリプルアタックが100%発動でありながら間隔は200～240程のため、百烈拳並みの手数を誇る。
  
• 常時不意打ち状態であり、後ろを取られた場合に食らうダメージは並の装備で3桁後半～4桁のトリプルアタックとなる

  注釈1

  不意打ち状態でなければ、装備次第でもあるがLv80で1発200～300程のダメージとなる。
  。
  将軍NPCですら背後から殴られると常に600ダメージを超える。正面からでも25前後ダメージ。
  
• 一定時間毎にSPアビのエフェクトを纏い、瞬時にターゲットの真後ろにワープする挙動を起こす。
  
• マラソンをしても簡単に追いつかれることから、俊足タイプではないかとも推定されている

  注釈2

  ビシージ中はラグが酷く、歩行速度タイプの完全な判別は難しい。
  。
  
• ファイアースピット使用時に追加効果として、ターゲットの複数のテンポラリアイテムをランダムで焼失させるため、地味に嫌らしい。
  

このように単体の戦闘力だけを見れば、同じくビシージに登場するEidolic Qufeel Ja以上のものがある。
ただしこのNMはEidolic Qufeel Jaの分身微塵がくれのような広範囲に甚大な被害を与える技を持たず、範囲攻撃技となるとグランドバーストただ一点のみであり、複数のPCが同時に被害に遭いにくいと言う救いもある。

Lv8勢力（180～200）における他NMと比べると派手ではないために軽く見られがちだが、単体で戦況を一変させてしまうほどの能力を持ったNMである。
一つは、このNMにターゲットされた将軍は上記不意打ち行為であっさり倒される可能性があること。五蛇将は通常のNPCとは一線を画す防御力を有しているが、標的をこのNMに向けていない限り不意打ちに対応した動きをすることができないため、一気にHPが削られてしまう。
もう一つが、このNMがHNMハイドラ（Illuyankas）を召喚するとことである。このNMがマラソンされていなかった場合、多くのケースで中央広場にハイドラ（Illuyankas）が出現してしまうことになる。
こうなると次第に中央広場に他NMもなだれ込んでくることになり、果てにはマムージャ蕃国軍のNMオールスター状態になってしまう。このNMとハイドラによる大暴れ、分身したEidolic Qufeel Jaによる複数の各所での爆発、更には僭主Gulool Ja Jaの多彩な範囲攻撃まで加わり、数百名の死体が無残に転がる惨憺たる光景が広がることになる。

マムージャ蕃国軍はEidolic Qufeel Jaの驚異的な強さに目を奪われ多数の人員が同NMの対処に張り付くことになるが、その裏でこのNMを始めとする凶悪なNMが自由に動けてしまう状況が、戦況をより凄惨なものに変えていく一因となることが多い。
このNMをアルザビ入り口水路付近にマラソンで釘付けにすることができれば、ハイドラは水路周辺に召喚されることになり、城郭の中に入れず主戦場から隔離することができる。
目立たないNMだからと言って侮ること無かれ、マラソンでの隔離優先順はEidolic Qufeel Jaよりもむしろ高いのかもしれない。
もしくは、大通りでハイドラを召喚させたのち、将軍とタイマンが出来る状況を作れば、背後を取られないためケアルするだけで抹殺できる。

【ビシージ】【マムージャ蕃国軍】【Gulool Ja Ja】【Eidolic Qufeel Ja】【Illuyankas】