コンデンサー

記事名読み
こんでんさー/Condenser
アタッチメントの一つ。12個スタック可。
水の属性を秘めたオートマトンアタッチメント
ウォータマニューバの効果をひとつ消して、
オーバーロードを防ぐことがある。

名称属性値実装
コンデンサー12006.12.19
性能詳細
オーバーロードを防止するアタッチメントとしては、他にもヒートシンクが存在するが、ヒートシンクマニューバ負荷の値そのものを軽減するのに対し、コンデンサーオーバーロードが発生しても、そのオーバーロードを"無かった事にする"という物である。
消費されるウォータマニューバさえあればオーバーロードを100%防ぐという物で、使いようによってはオーバーロードを起こしかねない運用法であっても、実際には100%予防しながらマニューバを入力し続けられる大変優秀なアタッチメントである。

ただし、ウォータマニューバ入力時、自分自身のオーバーロードを防ぐことは出来ない点に注意。
入力前にウォータマニューバが残っていたならそのマニューバを消費してオーバーロードを防ぐことは当然可能である。しかし、入力したマニューバ自身を消費してオーバーロードを防ぐことはできないのである。

かつてはオーバーロードに悩まされるからくり士が多く、需要も高かったが、現在はCCファルセット+1(+2)があればオーバーロード確率が劇的に低下するため、わざわざコンデンサーを使うという状況が少なくなってきている。それに伴い、以前に比べると競売価格が下がっている傾向にある。
オーバーロードを防ぐ時の動き
マニューバ使用の際、その属性負荷値が高いとオーバーロードが発生する確率が高くなるが、コンデンサーをセットしている状態であらかじめウォータマニューバを入れておく事で、オーバーロードが発生しても水アイコンを消費する形でオーバーロードを防ぐ。
アイコンの空いた席を埋めるように、使ったマニューバアイコンが表示され、見かけ上は何事もなかったかのようにアイコンが並び続ける。
なお、オーバーロード発生と防御はログに表示される事はない。

具体的には、以下のようなことが瞬間的に起こっている。

火水  次にファイアマニューバを使ってオーバーロードが発生すると
火火  水アイコンが消えてオーバーロードを防ぐ

火水火 次にファイアマニューバを使ってオーバーロードが発生すると
火 火 水アイコンが消えてオーバーロードを防ぎ
火火火 3つ目の火アイコンが並ぶ

火火水 の場合は
火火  右端の水アイコンが消え
火火火 火がそれぞれ右へとスライドする

このように、見かけ上はオーバーロードが発生せずに火を3つ重ねがけしたのと変わらない状態となり、局地で同一マニューバの重ねに使うこともできる。
ただし、ウォータマニューバをいれていれば負荷が極端に少なくなるアタッチメントヒートシンクと比べると、重ねがけの後に過大な負荷が残るというデメリットを抱える。
注意点と運用法
コンデンサーによるオーバーロード防止の際、表示されている水アイコンは消えるが、各マニューバ属性負荷自体はしっかりと残るので、それを考慮に入れた再使用が必要となる。

火火火からさらに火を使いたいなど、ほぼ確実にオーバーロードが予想される場合、間に水を1つ挟んでおけばオーバーロードの予防となるが、オーバーロードを防止しても火及び水の負荷値は消えない。
そのため、火火火を常に維持しようとして頻繁に水を入れているとウォータマニューバオーバーロードが発生してしまい、ウォータマニューバオーバーロードを防止する事もあるが、ウォータマニューバオーバーロードを防ぐ確率は100%ではなく、確実ではない。
火火火のような3つの同一マニューバ常時維持は不可能ではないが危険を伴うため、どうしても必要な場合には、オーバードライヴを利用した方が賢明と言えるだろう。

又、オートマトンの使用するWSマニューバの数による属性値の影響を受けて変わってしまうため、オートマトン物理スキル値が上がる程、攻撃系のファイアマニューバや、命中系のサンダーマニューバのみを重ねがけすると言う機会は減っていく。

そのため、コンデンサーの主な使用状況は
  1. 精霊魔法を撃たせる際にアイスマニューバを重ねがけする時
  2. イレーザーケアル発動のためにライトマニューバを頻繁に使用する時
  3. レベル制限コンテンツで同一マニューバを重ねがけする時

通常運用であればオーバーロードは発生しないため、 コンデンサーに頼る必要も無いのだが。
ウォータマニューバ負荷値にさえ気を付ければ、それ以外のマニューバ負荷値を気にせずにマニューバの重ねがけが可能となるため、そのような使い方をするのであれば持っていて損になる事は無いだろう。
コンデンサーのみに頼るのではなく、併せてバフーンカラーパペトリダスタナとその打ち直し品のような「オーバーロード確率ダウン」の特性がついた装備や各マニューバ属性に対応するステータス強化する装備の使用を考慮すべきである。
入手手段
アシュタリフ号船長暗殺指令にて不確定アイテムとして出現する可能性がある。

2015.6.25以降はRararoonから購入できるようになった。ただし、からくり士のレベルが一定以上なければ購入できない。
販売店舗
アタッチメントエリア・座標NPC販売条件標準価格
販売売却
コンデンサーナシュモ(G-6)Rararoonからくり士 80222,300 G795 G

コラム
日本でコンデンサと言うと、電子回路に使われるもの(蓄電器)を指す。静電容量により電荷(電気エネルギー)を蓄えたり、放出したりする受動素子である。この器具によりブラウン管などに必要な家庭電圧(100V)を超える高圧をつくりだすことが可能になる。一般人がテレビを分解するのが危険とされている理由である。

しかし、アタッチメントの効果は蓄電性質からキャパシティ的な挙動をするものではなく、属性オーバーロード防止である。
英語圏でコンデンサ (condenser) と言った場合、もっぱら冷凍機などの凝縮器(熱媒体凝縮用の熱交換器)のことを指す。決して通用しないことはないが、一般には capacitor(キャパシタ)といい、日本でもこの呼び方が普及しつつある。

「コンデンサ」(2007年11月13日 06:52 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99

上記のようにオートマトンのコンデンサーは英語圏の用例に従った熱交換器のほうであろう。

余談であるが、工業分野では慣用的にコンデン「サー」とは伸ばさずにコンデンサと表記することがある。
関連項目
アタッチメント】【からくり士】【アシュタリフアタッチメント】【オーバーロード

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