アイススタッフ

両手棍の一つ。属性杖の一つで、通称は「氷杖」。

合成によって作成できる。

精霊魔法スキルとINTの上昇する氷杖は高いポテンシャルを有しており、ブリザドの序列二位のダメージとヴァナ・ディール生息モンスターの氷属性弱点の多いこと等から、精霊魔法を使うビギナーは何はともあれまずこの杖を求めることとなる。

Lv75キャップ時代は闇MBに使える最高の精霊魔法もブリザド系であり、黒魔道士や学者、赤魔道士など精霊魔法を使うジョブに特に人気の高かった属性杖。さすがにアイテムレベル装備には及ばないとはいえ、幅広いレベル帯で有用な装備である。

弱体魔法の観点でも、氷属性のバインドは魔法命中率が重要視されるので氷杖が活躍する。反面、パライズは麻痺させることが目的なので、効果深度を引き上げる為に武器はMNDブーストが選ばれる場合もある。

実装当初はかなり高額だったが、その後属性鉱石の流通量が増えた結果、属性杖そのものが以前よりは安価に購入できるようになり、Lv75キャップ時代の中盤からは高レベルの黒魔道士、赤魔道士、召喚士の多くが携行するアイテムになっていた。

売却標準価格は7,250ギル。

「アクィロスタッフ（Aquilo's Staff）」と名称が変化する。

属性鉱石のなかでもとりわけ氷の宝珠は安いため、サーバーにもよるが
価格は他HQ属性杖の大体3~4割程度に落ち着いているようである。

ちなみにアクィロとは北風の神のことである。

氷杖には、以下の隠し効果がある（一部推測を含む）。

• 氷属性召喚獣維持費-2（HQ：-3）
  
• 風属性召喚獣維持費+2（HQ：+3）
  
• 氷属性魔法ダメージ+10%（HQ：+15%）＆レジスト率若干ダウン
  
• 風属性魔法ダメージ-10%（HQ：-15%）＆レジスト率若干アップ
  

相対的に安価なせいか、猫も杓子も氷杖という風潮が高まり、隠し効果に目を向けない（もしくは見逃している）魔道士が見受けられるのも悲しいが事実。氷杖を背負ってエアロIIIでマジックバーストする魔道士がいるが、これでは効果が期待できない。何故ならINTが4増加するものの、その効果単体でのダメージ増加は限られ、風属性ダメージ-10%のペナルティを埋めるには到底及ばない数字だからだ。

なお、隠し効果には、上述のように風属性魔法のレジスト率アップもあると言われており、氷杖を背負ったままサイレス・グラビデ等も避けた方がよいといわれる。
そのため弱体魔法マクロに属性杖の着替えを仕込む場合、風杖、氷杖、土杖はセットで持ち歩くと良いだろう。

【属性杖】【宝珠】
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