実装当時
分解成功率が通常
合成と変らなかったこともあり、当時先行していた
彫金目録達による熾烈な
分解競争が行われた、いわゆる
分解祭である。
分解で複数種類の
素材が戻ってくる仕様と、90%を超える成功率の問題点はこの
オークの黄金マスクで取り沙汰されたと言ってもよく、実質これに対する修正で
分解成功率と還元
素材の1種限定への変更がなされたと言う経緯がある。
また黄金マスク自体の
ドロップ率もその当時の半分以下にまで徐々に引き下げられている、当時は3匹狩れば1個は出ると言うほどの確率であったのだが…。
金を
スキル上げに使い続ける
彫金職人にとっては68-82
スキル帯と88-92
スキル帯では
ゴールドインゴットが数百本
単位で必要となるためお世話になることは多い。
業者による
金策の手段としても用いられるようになってしまっていたが、その後の
デフレ傾向により利益率が低下し、システムからの換金行動が増えたため、沈静化していった。
余談ではあるが、黄金マスク
分解でいさかいが起こりやすいのはOrcish Trooperの
獣人特有の特殊な抽選の方式に原因がある。
4種類の
オークのどれが再
POPするかは完全ランダムのため、何が
沸くかは沸いてみるまでは分からない、そのため抽選に外れてOrcish Trooperが沸かなかった場合その
オークを倒さなければ次の抽選が当然行われないのである。
取り合いが熾烈になると全種類の
オークを
掃除してる人は常に他の種類の
オークとも闘っているためにOrcish Trooperと関係ない
オークだけしか倒せなくなり、横からOrcish Trooperだけを狙ってる人はそれだけしか一切倒さないという状況が発生していた。他人の労力だけを利用して対象のOrcish Trooperだけを根こそぎ持っていくという状況がシステム的に発生しやすかった訳だ。
しかしそこで
掃除をする人が業を煮やしてOrcish Trooper以外の
掃除を止めてしまえば抽選数が著しく減るために、
オークの広場にOrcish Trooperが一匹もいなくなると言う状況が発生、文字通りお互いに動けないにらみ合いになり険悪な雰囲気を非常に作りやすかった。
クエストアイテムが
分解できて
ゴールドインゴットになる時点で、こういう状況になるのは予想できそうなものであるが、当時は世界もシステムもまだ未成熟なこともあり様々なエピソードを生んだ
アイテムである。現在高級
素材に関わるような名前の
Ex/
Rareの
クエストアイテムが
素材に一切
分解できないのはこれの教訓からなのかもしれない。