Kam'lanaut/ネタバレ

記事名読み
かむらなーと
歴史の表側ではジュノ大公国を治める大公であるが、その正体は過去一万年の時間を経て眠りから醒めたジラート人の末裔にして王族。表向きにはエルドナーシュの兄と云う立場を演じていたが、実は彼の方が弟。自らクリスタルの意志の代行者を僭称する。
カムラナート

クリスタルに同調した兄を媒介に永遠の楽園「真世界」のヴィジョンに取り憑かれ、クリスタルのエネルギーの収束点「デルクフの塔」の真上に、神の扉となる浮島トゥー・リアを築き「神の国」の招来を目論むも明星の巫女クリュー人の謀反で計画は失敗。その際に、ジラートの文明も国も滅び、ジラート王の兄弟も永きに渡る眠りを余儀なくされた。

しかし、30年前、ラオグリムが北の地でクリスタルに触れたのを機に一万年もの眠りから覚醒。漁を生活の糧とする寒村に過ぎなかった頃のジュノに流れ着く(この時、彼等を漁船で助けたのがマート)。そこでカリスマ性と政治的外交手腕を振るい人間側の勢力を勝利に導く事で歴史の表舞台にその人ありと称される大公の任に就く。以上が現在迄の経緯の真相。

ジラートの王子達の真の狙いを知った冒険者と、デルクフの塔最上層にある天輪の場にて戦うことになる。レベル65キャップ時に追加されたミッションであり、実装当初勝つのは至難の業であった。しかしレベルキャップが開放され、レベル75のPTで挑めば呆気ないほど簡単に勝ててしまうのが悲しいところ。

クエスト世界に在りて君は何を想うのか?」では兄のエルドナーシュと共に再び冒険者の前に現れるが、兄弟共々能力はパワーアップしているようだ。ちなみに、PCが全て右利きで統一されているのに対し、カムラナートは左利きとなっている。
「ハーッハッハッ! そう、その通りだ。
 私はクリスタルの意志なのだからな。」

「く……! どうして……?
 兄さ……ん……」

なお、ミッションヴォイドウォッチなどで彼が既に故人となっていると代理人が現れ、「大公の言葉」を伝えるという形をとる。
移籍後の魔晶石ミッションでは記憶が封印されたためか、生死に関わらず登場する。
史実ではジュノ攻防戦を陣頭に立って戦ったとされているが、アルタナミッションではそのようなシーンは見られなかった。
更に戦況の悪化から獣人血盟軍への全面降伏を認めており、冒険者らの活躍によりこれが阻止されると惨状の中勝利演説を行い、各国将軍らに訝しがられる等、現代の「世界を裏で操る者」のイメージはなりを潜めている。
もっともジラートとしての思惑が別にあったかもしれないが、これ以上踏み込んだ描写はされていない。

恐らくは白き未来カムラナートジュノ攻防戦を勝ち抜いた後に取ったのと同じ立ち振る舞いであり、アルタナミッション終盤で語られる「つぎはぎの歴史」が既に現れ始めていた、ひいては、プレイヤーリリゼットの活躍により天秤が白き未来側に(この時点に限り)大幅に傾いた、という描写と思われる。

外部出演
ディシディア ファイナルファンタジーAC版)、ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニアではプレイアブルキャラとして参戦。声の担当は三上哲氏。
キャラ性能は上位BF版の属性罠をモデルにしたデバフ罠「エソテリック・リージョン」で敵を妨害しつつ、属性神剣(連続使用すると属性魔剣強化される)等で戦うユニーク系の戦士

この他、ロード オブ ヴァーミリオン2ではFF11からのゲスト使い魔として参戦している。使用技は大風車

これらの作品では最初から敵役として登場するため、FF11未プレイの場合はネタバレにもなりかねないのだが、流石にもう時効のようだ。
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