リガージテーション

記事名読み
りがーじてーしょん/Regurgitation
  1. ペイストが使用する特殊技の一つ。
  2. 青魔法の一つ。
属性放射型(対象)範囲攻撃で、追加効果としてノックバックバインドが付随する。
ダメージはさほど高くないが、前衛たちがノックバック近接攻撃範囲外にはじき飛ばされ、追加効果バインド目標に近づけないという場面が多い。
ペイスト族はこれ以上に強力な技を複数持つため、影の薄い技かもしれないが上記の理由により思いがけない被害が及ぶことがある。

なお、Regurgitationとは逆流、嘔吐という意味である。ペイストの胃液は粘着が強力なのだろうか…?

倍率系統係数修正項目
正面1.875INT差×2.0MND30%
背面時2.500INT差×2.0MND30%

属性攻撃系青魔法であり、本家と異なりこちらは単体攻撃になっている。追加効果バインドは10~60秒のランダム。魔法系青魔法にしては珍しく消費MPがかなり低めに設定されており、BPもわずか1でありセットしやすい。
特徴
青魔法は発生ヘイトが極めて低く、開幕からぶつけても盾役からタゲを取る心配が少ない。ただし、バインド中は敵の近くにいるPCタゲられるため、戦術によってはパーティ立ち位置や使うタイミングを考える必要がある。タゲを取りたくない場合は非常に有用な特性だが、青盾タゲ回しをする場合は欠点になりうる。

また対象の背後から放つと倍率が2.50となり正面よりもダメージが大きくなるという特徴を持っている。水杖を背負い魔法攻撃力INTMNDをしっかりとブーストすればファイアースピットに迫るダメージを出すことも出来る。マジックバーストさせれば1000ダメージを越せる事も出来る為パフォーマンスは非常に高い。

多くの魔法系青魔法射程より広い射程をもっており、炸裂弾と違い単体魔法なのでバインド目的としても使いやすい魔法である。バインド中の敵に使用した場合でも、魔法ダメージバインドが消えた後に当青魔法追加効果バインドが入る。このあたりはまつぼっくり爆弾と共通するところである。追加効果の発動率自体も高く、残MP量や耐性次第では炸裂弾を混ぜることで遠くから完封することも可能。

ただしバインドのみを目的とする場合は消費MP炸裂弾の2倍近くもあるため、一概にこちらがすべての面で上回っているとは言えない。このバインド水属性ではなく氷属性であるため、炸裂弾と同様に属性杖を持つ際は注意を要する。バインド効果を重視するのであれば氷杖ダメージ目的であれば水杖となる。
注釈1
現在ではイリダルスタッフの登場により持ち替える事無く威力・バインド効果共に最高のパフォーマンスを享受出来るように成っている。水魔道士諸兄には正に福音だろう。但し、純粋に魔命だけで言えば魔命シカーガー二刀流の方が上回る為、後は威力と魔命のバランスか魔命極かの好みの問題。


歴史
青魔法2008年3月11日のバージョンアップにて追加された。同時期に追加されたアルタナ青魔法のなかでも、その純ダメージ・必要BPMPコスト追加効果バインドにより高評価を博していた。

2010年6月22日にてアビセアが追加され、この魔法アビセアNM水属性弱点魔法候補になった。多くの弱点候補の青魔法が実用性を度外視した魔法で、弱点を突く以外では使われることのない中、実用レベルのリガージテーション弱点の対象となったことで誤射の危険性が発生した。

2011年5月10日のバージョンアップにて当魔法弱点魔法候補から外された。もう一方の水属性青魔法メイルシュトロムが残ってしまったことは、実用性の観点からはやや残念ではあるが、リガージテーションが対象から外れたことで気兼ねなく使えるようになったと考えることもできる。
関連項目
ペイスト】【魔法系青魔法】【属性攻撃系青魔法】【弱点

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