HPmax

最大HPとも。この値を超えてHPを回復することはできない。
巨人の薬などを使用した際に表示されるアイコンには「HPmaxが上昇」と表記されているため、こちらが正式名称と思われる。

HPmaxは種族、ジョブ、レベル、装備、一部状態変化に左右される。
敵にターゲットされた時の生存率に直結するため、基本的に多いに越したことはないと考えるプレイヤーが多数を占める。しかしHPmaxよりもアタッカーなら攻撃力や命中率、忍盾ならば回避・ヘイストを優先し、後衛ならば魔法能力などを上昇させるため、HPmaxは"おまけ"程度として考慮されることが多い。

しかし、ナ盾の場合は、防御力がある程度の数値で頭打ちとなり、被物理ダメージの減少効果が低くなってしまうことから、被物理ダメージカット装備を所持していない部位でHPmaxのブーストを選択することもある。

また、HNM戦などでは、ダメージキャップを超えるHPを確保して一撃死を避けるため、HPmaxをブーストして戦いに挑むこともある。

また、サンクションのリジェネボーナス、竜騎士のヒールブレス、オートマトンのケアル系発動条件の緩和にも繋がる。変わったところでは、学者の机上演習の蓄積完了条件やMP蓄積量の最大値にも影響している。

一部の装備品には、HPmaxに対する現HPの割合が潜在能力の発動条件になっている物もあり、それらの潜在能力を発動させるためにHP調整用の着替えマクロなどを用意し、狙ってHPmaxを上げ下げする場合もある。

ちなみにHPmaxの最低値は1、最高値は天神地祇中の9999…と思いきや、HPmaxアップ効果で10000を越えることが可能。
なお、ガルモがありとあらゆるHPブースト手段を駆使することで、アビセア限定だが天神地祇の薬無しでもHP10000を越えることが可能。

モンスターや味方NPCのHPmaxは同レベルのPCに比べ圧倒的に多い。
低レベル時ではPCと大差ないものの、レベルが高くなるにつれ差は広がっていき、Lv75ともなると一般的なPCの3～4倍以上にもなる。そしてNMはほとんどの場合、同レベルのモンスターに比べて遥かに高いHPmaxを持っているのが特徴で、中には万単位のHPmaxを持つ個体も存在する。

HPの絶対量が多いゆえに、それらモンスターやNPCの使用するブレスや微塵がくれは、絶大な威力を発揮する。

【HP】【hHP】【MPmax】【HPmaxアップ】