芸術家によるラプソディ

記事名読み
げいじゅつかによるらぷそでぃ/A Pose by Any Other Name
クエストの一つ。

依頼主は、ウィンダス水の区ララブのしっぽ亭の2階にいるアンジェリカ(Angelica)
名声は初期状態(聞いたことがない)で構わないが、ジョブに対応する装備(後述)を身に着けていないことが発生条件となる。
絵描きのモデルをすることになったが
どうも装備が物足りないらしい。その
足りない装備を手に入れ、身に着けて来い
とのこと。どうやら時間制限があるようだ。

依頼を引き受けた後、以下の装備着替えアンジェリカ(Angelica)に話かけるとクリアできる。


但し、クエストを受ける→足りない装備を聞く(2回)→着替えて話しかける、の手順を取らなければいけない。クエストを受ける→着替えて話しかける、では「ハハーン♪」と鼻であしらわれてしまい、クエスト失敗となる事に注意。

「あなたにモデルを頼もう……と
思ったんだけど、やっぱりムリそうねぇ。」
「なんていうか、つまんないのよ。
あ~あ、つまんないわ~。ハハーン♪」

報酬は、「アンジェリカのサイン」(だいじなもの)と「太古の血潮」(調度品)。
称号「ナイスモデル」も得られる。ちなみに依頼を断ると命名される「くさったバナナ」もネタ称号として名高い
注釈2
再度話しかけたときには、「あなたの○○が必要なの」と言われ、再度モデルになるよう頼まれる。この○○の中身は、ヒュームだと可能性、エルヴァーンだと気高さ、タルタルだと可憐さ、ミスラだと戦乙女、ガルカだと肉体美というように分岐する。


初期ジョブの中では、モンクローブが最も安価。次いで戦士ブロンズハーネス倉庫キャラクリアさせたい場合はこの2ジョブで。ウィンダスとくれば魔道士だが、魔道士系で話しかけチュニックを指定されると高く付いてしまう上に、チュニック装備可能となるLv8までの育成も必要となる。もっとも、装備は無くなりはしないので、競売でさばければ購入費用は回収はできるだろう。

注意点として、クエストの説明文を見てもわかるように、受諾してからあまり時間を置きすぎると「情熱が冷めてしまった」と失敗となる。その場合、再度クエストを受けるにはいったんエリアチェンジしなくてはならない。
TODO:クエスト失敗までの具体的な時間

なお、フェロークエスト「真珠色の思い出」のオファーを受けるには、このクエストクリアが条件の1つとなっている。

出典
クエストの英語名は、シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」の第2幕第2場の有名な台詞から
What's in a name? That which we call a rose by any other name would smell as sweet.
(意訳:名前に何の意味があるというの?私たちがバラと呼ぶあの花は、他のどんな名前で呼んだとしても、同じように甘く香るでしょうに。)

2人が敵対する家の名を持っていることを嘆くロミオに対し、ジュリエットが「名前」に何の意味があるのかと問いかける台詞である。転じて、名前は変えられても本質は変えられないことを言いたい場合にしばしば決まり文句として使われる。

どんなポーズをとったところで描かれるのは抽象画、というこのクエストにはピッタリだろう。「格好いいこと言ってるけど、要はモデルをやれってことね」という冒険者の心の声が聞こえてくるようなユーモラスな命名である。

和名のラプソディーは日本語では狂詩曲といい、ロマン主義以後の即興的な楽想の自由形式の器楽曲のこと。この場合は己のフィーリングに従ってフリーダムな絵を描くアンジェリカのことを表しているのだろう。
関連項目
画廊の迷宮】【真珠色の思い出】【Angelica】【ララブのしっぽ亭

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