ダメージ厨

瞬間与ダメに大きな数字を出すことを求めつづけるあまり、協調性が無くなってしまった人のこと。ダメージ厨房の略。ダメ厨、与ダメ厨とも。

更なる攻撃力を求め、大きなダメージを与えること自体は、正にアタッカーの役割とも、仕事とも言えることであり、当然のことである。むしろ、誰でも手に入るような装備すら揃えなかったり、食事を食べなかったりするアタッカーの方が問題であり、高ダメージを叩き出した時に喜んだりすることは理解されやすい。
ここでいうダメージ厨とは、特に空気を読まず出たダメージを自慢する厨房のことを指す。

ウェポンスキルや一部のアビリティ・精霊魔法など、瞬間的に大ダメージを与える可能性がある攻撃手段を持つジョブが、自身が与えたダメージにより爽快感を得られる事から、こういった状態に陥りやすい傾向にある。
無論、アタッカーはダメージを稼ぐことが仕事であり、戦略上重要ではあるが、だからと言って調子に乗ったり、空気が読めなければ周囲から冷たい目で見られるだろう。
例えば、アタッカージョブで参加したいところを我慢して、詩人等の支援ジョブや、盾役として参加しているメンバーも居るということを考慮せずに、ダメージ自慢等の空気の読めない発言をしたりする。
アタッカーがサポシを選択して、だまし討ちないし不意だまをする場合ならば、呪歌やロールによる支援や、盾役の位置取り、ヘイトコントロール、ヒーラーによる範囲攻撃のダメージ回復や、場所によっては現地までのインスニをする。といったパーティメンバーの支援や努力があって初めて、不意だまの高ダメージが出せる。ということを理解せず、自分の力のみで出しているのだと自惚れたりする者は周囲から冷めた目で見られやすい。
また、狩りの効率を無視して死にかけの敵や子竜にオーバーキルする、repの値を上げるために被弾上等の立ち振る舞いをする等の行為も問題視される。

また、ヘイトを考えずに高ダメージのみを追求する者、回復役の負担も考えずターゲットを完全固定してしまう者など、ダメージのみならずパーティヘイトをも高めている者なども散見される。こういった者に限って、他のパーティメンバーに強気の態度に出たり、無理な支援を要求したりするので、手の施しようがなかったりする。

さらに最強厨を兼ねていると、装備やスキルの自慢や自己中理論を平気で振りかざしてくるため、誰の手にも負えなくなる。効率厨とダメージ厨は両立しないのが唯一の救いか。

「脳筋」という一言で片付けられなくもない。

「うは、メヌメヌ不意だま暗黒ラスリゾウォークライスピンスラッシュで1500ダメージでたｗｗｗｗｗ」

「サルタのマンドラにサイドワインダー3000ダメージでるよｗｗｗｗｗ」
「サイドワインダー強すぎｗ修正されるねｗｗｗｗ」

【厨房】【最強厨】