スコピオプレートアーマー

名前の頭に「スコピオ」と付く装備一式のうち、Lv66～で装備できる装備一式。

全てLv66以上の戦モ赤シ暗獣吟狩侍竜踊剣が装備できる。
また両脚・両足に当たるパーツはない。
こちらは上質なサソリの甲殻を材料に使用する防具だが、スコピオハーネスの足元にも及ばない性能のため非常に影が薄くどっちが上質なんだか忘れられがちである。

師範級の合成スキルを要求される装備ながら「ネタ」以外のなにものでもない性能から、競売での動きは非常に鈍い。HQの流通に至っては、ジュノの競売履歴に出品者の自己落札を含め2～3件しかないワールドもざらである。また、仮に出品してもNQと大差ない値段で取引きされるため、希少価値があるのかないのかよく分からないというオマケ付だ。
しかし、そのお陰か骨細工の師範スキル帯のスキル上げに非常に貢献してくれる優良レシピとして愛されている。

名称	装備 部位	性能
スコピオヘルム	頭	防22 耐火+7 レジストパライズ効果アップ 麻痺:リフレシュ
スコピオブレスト	胴	防45 耐火+9 レジストポイズン効果アップ 毒:リジェネ
スコピオガントレ	両手	防12 耐火+5 レジストサイレス効果アップ 静寂:ヒーリングMP+4

各パーツごとに麻痺・毒・静寂時にのみ特殊な効果を発現するが、それぞれに対応する状態異常へのレジスト効果を併せ持つ、悪い冗談のような性能である。
しかもスコピオブレストに至っては、毒のスリップがリジェネを上回る場合、毒の効果は消えずHPがみるみる減っていくという不思議な現象が起こる。
更にスコピオガントレのヒーリングMP+は一見ましな効果に思えそうだが、装備可能なジョブで（メインとして）MPを持っているジョブがほとんどおらず、更にヒーリングを必要とするケースも少ないジョブばかりのため、どのような場面で活用するか、ネタでさえも思いつかないような性能であったりする。

長所を探せば、合計すると耐火+21(HQ一式で耐火+24)と極めてすぐれた耐火性能が挙げられる。
装備可能レベルから邪推するとゼオルム火山のエルカ戦にむいているようだが、盾本職のジョブが装備できないのはいかがなものか。

名称	装備 部位	性能
スコピオヘルム+1	頭	防23 耐火+8 レジストパライズ効果アップ 麻痺:リフレシュ
スコピオブレスト+1	胴	防46 耐火+10 レジストポイズン効果アップ 毒:リジェネ
スコピオガントレ+1	両手	防13 耐火+6 レジストサイレス効果アップ 静寂:ヒーリングMP+5

スコピオガントレ+1は両手装備で最高のhMP値となるが、静寂時のみのため、活用できる場面は皆無である。

ごつごつした特徴的な外観のため「カニ鎧」、もしくは同じグラフィックで色違いのカラパスブレストとの違いを強調させるため「赤カニ鎧」「ゆでガニ」と呼ばれることが多く、どちらにしろ「サソリ」という単語が入ることは無い。

同じグラフィックのものとしては長らく「エースヘルム」以外なく、その見た目のレアリティからネタ装備として普段着に用いるプレイヤーがいる程度であった。
アルタナの神兵以降に非常に優れた性能を持つアヴァロンブレストが登場し、ナイト目線では非常に魅力的な見た目の装備として広まりつつある。ただ、こちらの産出先の関係上「カニ鎧」の名称が根深くプレイヤーへ浸透してしまうこととなるわけだが。

【スコピオリング】【カラパス装備】【スコピオハーネス】
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