タビヤガンビット

カトゥラエ族（タビヤット）が使う特殊技の一つ。

名称	範囲	効果	空蝉	備考
タビヤガンビット	敵自身	HP回復 ＋状態異常回復		使用後にバリア発動（後述）

• 自身のHPがおよそ2000回復、さらに状態異常も全回復。
  
• 打・格闘・斬・突・遠隔・魔法のうちどれか一属性以外と、弱体魔法を無効化するバリアを展開する。
  
  • バリアが発生するとモンスターの周囲に2枚のレンズのようなエフェクトが発生する。
    
  • バリア発生中は自身の魔攻が大幅に上昇する。
    
  • 弱点を突くか、有効属性のダメージを一定量以上与えることでバリアは解除される。解除に要するダメージは敵によって異なっている。

    注釈1

    例えばVWののPilは1000ダメージ程でバリアを破れるが、ギアスフェットのタビヤットは3000ダメージ以上を要する。
    
    なお、打・格闘・斬・突の攻撃は近接攻撃のみがダメージが通る対象となる。
    
  • 無属性物理（レクイエスカット、エンチャント発動中のトワイライトサイズ等）、無属性ブレス攻撃（無想無念等、属性のあるブレスは無効）、クイックドローといった一部の攻撃はバリアの耐性に関係なくダメージが通る。
    

タビヤットを代表するいやらしい特殊技の一つ。
バリア展開時にはせっかく通した弱体効果が全て解除され、さらにバリア展開中は弱体魔法を入れても即座に解除されるため実質完全耐性を得ているに等しい状態となる。
さらに魔攻が増大するため、他の特殊技や魔法の威力が致死級になることもある。

一刻も早く解除するためには、複数属性に対応可能なパーティ編成が推奨されている。また、一人で多属性に対応できる青魔道士、召喚士や、クイックドローの使えるコルセアがいると編成の自由度に余裕が出るだろう。

「タビヤ」はシャトランジ用語で「定跡」を指す言葉。
「ガンビット」はチェス用語で「序盤の仕掛けの定跡」を指す言葉。それから転じて「優位に立つための策」「先手（を打つ）」といった意味で使われることもある。

かつては「ビショップガンビット」という名称であったが、2012年3月27日のバージョンアップで名称が改められた。
チェスのビショップに相当するPil以外のタビヤットも使用できるようにするためと思われ、実際に多くのタビヤットがこの技を使用する。

【カトゥラエ】【ステュクススフィア】