アビセアLS

記事名読み
あびせあえるえす/Abyssea LS/Abyssea Linkshell
アビセアエリアでの活動を目的としたリンクシェル
2011年現在、一般に「アビセアLS」と呼ばれるリンクシェルは、アビセアメインクエストの攻略やアートマの取得ではなく
注釈1
アビセア3部作が出揃って相当の期間が経過し、もはやこれらは当然の前提とみなされることも少なくないが、それ以上にアビセアHNMを対象としていれば自然にアートマ取得やメインクエスト攻略が進行する点も大きい。
アビセアHNMを討伐し戦利品を狙うことが多い。

活動とアビセアHNMについて
アビセアHNM戦利品は、メイジャンの試練においてエンピリアンウェポン強化に要求されるもの(いわゆるエンピ素材)や、エンピリアン装束+2への強化に必要な五行素材などがある。これらの装備は特に強力であり
注釈2
エンピリアンウェポンについては、代替品であるコイン武器作成にも深刻な問題があり、エンピリアン装束+2は代替品も存在しない上に必要な素材数も多い。
アビセアLSに加入するか否かで大差が生じる結果となっている。

アビセアNMには弱点が設定されており、これを突くことでだいじなもの戦利品を入手しやすくなるという特徴があるため、基本的に大人数であるほど有利となる。また、メンバーにトリガーを持たせることで連戦が容易になる、一部のNMの取り合いに有利など、LS単位での攻略に適した仕様となっているため、盛んにLSの結成・活動が見られている。

基本的にその場限りの野良パーティに対し、利害関係を調整できることも利点となる。例えば、Isgebind五行素材ドロップしないため、討伐数を効率よく稼ぐには固定メンバーやLSの方が適しているといえる。

また、アビセア内でのPCアートマエンシェントジェイドなどの有無により大きく戦力が異なってくる。もとよりアビセア内での高速レベル上げが普及するに従って、スキルプレイヤースキルの伴わないPCが激増しているという事情もあり、信頼できる身内を確保できることのメリットは計り知れないだろう。

なお、上記の条件から、一回のプレイで長時間の拘束を要求され、さらに長期にわたる参加が前提となる。リニューアル以前のデュナミス四国・北方)と同様、プレイ時間に制約があるプレイヤーは参加できない事が多い。

なお、アビセアの活動はトラバーサー石さえあればいつでも進行でき、他のコンテンツに比べて再突入時間などの縛りが緩い。このため、他の目的別LSや雑談LSがそのままアビセアLSにシフトする例もある。

備考
なお難易度が上がるものの、エンピリアンウェポンエンピリアン装束+2作成にアビセアLSへの加入は必ずしも必須ではない。

アビセアHNM討伐の難易度は、アートマエンシェントジェイドの効果が強力なこともあって決して高くはなく、これらが揃っていれば少人数で討伐可能なものも多い
注釈3
コスト面の問題はあるが、極論として天神地祇の薬を使えば大半の敵は苦もなく狩れてしまう。
野良では戦力として微妙なパーティメンバーが加わる可能性も少なくなく、少人数であるが故に効率が悪くなることもあるが、戦利品の分け前を考慮すれば1回当たりの素材手数は大人数のLSよりも有利になり得る
注釈4
あくまで1回当たりであり、連戦・トリガー再取得等、効率自体で上回るのは難しい。


このため、主催すれば必要な素材を回収することは難しくなく、エンピ素材や特定の五行素材回収目的
注釈5
当然回収する素材は主催次第なので、エンピ素材を回収しない場合もある。
での野良募集に乗って集める手もある。但し、この機会も「野良を主催してまで素材を集めたい」という思惑から生じていることもあり、定期性は無くとも一回のプレイで長時間の拘束を要求されるためにアビセアLS程では無いにせよ人を選ぶことになっているのもまた事実である。
そこで終了の目処をはっきりさせることで長時間拘束を回避でき、少人数の効率の良さを享受できる「人数分連戦」というスタイルも生じている。

もっとも、いずれのスタイルでもトリガー入手を考慮する場合、必要となる実時間は更に長くなったりするのだが……。
そのトリガーについては、2011年5月の追加バージョンアップによるSturdy Pyxisから取得できるだいじなものの増加により、アビセア乱獲の一形態としての「色つけ乱獲」(解散後に自力でSturdy Pyxisからだいじなものを取得)や主催者特権としての「だいじなもの回収」という手段が増え、以前よりは容易になっている。

関連項目
リンクシェル】【HNMLS】【裏LS】【空LS】【リンバスLS】【サルベージLS
アビセア】【アビセアHNM】【五行素材】【エンピリアンウェポン】【エンピリアン装束

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