フィッシング詐欺

記事名読み
ふぃっしんぐさぎ/Phishing
インターネットを用いた詐欺の一種で、第三者が企業のウェブサイトなどを装うことで、個人情報などを取得する手法のこと。
英語では"Phishing"と綴られるのが一般的だが、この由来については諸説あるようだ。

特にFF11においては、業者によるアカウントハックが被害の最たるもので、ログイン情報を盗み取るために「リンクシェルコミュニティβ版」やPlayOnlineを名乗る虚偽のサイトへ誘導し、ログイン情報であるID、パスワード、およびワンタイムパスワードを入力させるなどの手口が採られている。

さらに、2009年9月時点では業者GMを装い、「あなたが不正なギル取引に関わっていたことが判明したので、以下のURLにアクセスして云々」といった内容の英文/tellを送りつける行為が問題となっている
注釈1
本物のGMがこのような/tellを送信しないことは、スクエニ側も明確にしている。なお、GMを騙る行為はPOL会員規約第26条で禁止されている。
。ただしその手法自体は良く見てれば簡単に分る程度のものであり、名前に無理やり「Gm」とは入れているものの明らかに普通のプレイヤーと同じ制約を受けており
注釈2
実際のGMの場合は大抵「[GM](GM名)」と言う風に表示される。
、また通常GMサーチに引っかからないはずなのに普通にサーチで見つかる
注釈3
しかも大抵はanon状態で三国にいる。
等と気が動転していなければ偽物だと一発で分るだろう。また規定のコメントしか言わないようにしているのか質問しようと何をしようと無反応なのも怪しさを引き立てている。

これらの対策としては、誘導先のサイトには絶対にアクセスしない、各種サービスを利用するには公式のトップページよりアクセスする、また直接の関係はないが、万一の場合に備えてセキュリティトークンを導入するといったものが挙げられるだろう。

【重要】フィッシング詐欺サイトへ誘導するメールやメッセージにご注意ください

2013年頃から、迷惑メールによりスクウェア・エニックスからと送信元を詐称し、無差別にスクウェア・エニックス アカウントを詐取する目的と見られるフィッシング詐欺行為が目立つようになっている。
当初は文面を見ればすぐわかるほど日本語として怪しいメールがほとんどであったが、次第に文面も「不審なアクセスを検知した」などの文面で、不自然なところはなく巧妙な誘導を行うようなメールも増えている。
このようなメールにより誘導された不正なサイトにID、パスワードを入力した場合、セキュリティトークンを使用している場合であってもアカウントハックに遭うことになるリスクが非常に高い。
公式からの情報なども常に確認し、こういった迷惑メールによるサイトの誘導には引っかからないように注意していただきたい。

関連項目
業者】【アカウントハック】【パスワード】【セキュリティトークン】【ソフトウェアトークン
外部リンク
フィッシング詐欺にご注意ください(2009/09/09)
GMコールで多数寄せられているお問い合わせについて(2009/09/12)

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