状態耐性歌

記事名読み
じょうたいたいせいうた
呪歌のうち、状態異常へのレジスト率を上昇させる効果を持つもの。
同一の系統である白魔法状態バ系と同じく、2008年12月現在では正式な名称が存在していないが、系統としては存在している。

これに分類される呪歌は以下のような物がある。

共通性能:詠唱時間8秒、再詠唱時間24秒、効果時間120秒。
いずれも範囲内のパーティメンバー状態異常耐性をアップする。

呪歌習得Lv属性耐性対応白魔法
薬草のパストラルLv9耐性バポイゾラ
小話のオペレッタLv19静寂耐性バサイレラ
鶏のオーバードLv33睡眠耐性バスリプラ
ゴブリンのガボットLv49バインド耐性
黄金のカプリチオLv54石化耐性バブレクラ
光明のファンタジアLv56暗闇耐性バブライラ
腹話のオペレッタLv69静寂耐性バサイレラ
破邪のロンドLv73呪い耐性

魔法属性はいずれも状態異常に関係の深い属性の強属性となっている。レジストされない魔法なので普段は気にする必要はないが、エヴォリス等によって付与できるオーグメントの中には特定の属性呪歌のみ効果を及ぼすものがあり、注意が必要。

何故か静寂耐性に関してだけ上位の呪歌が存在している。
味方への呪歌の効果は2つまでという制約上、歌っただけで宴会芸にされてしまうような存在ではあるが。状態異常へのバ系と効果が異なり、対応する状態異常に対するレジスト率は、実は体感できるほどの上昇が発生している。
このレジストは「レジストした」ではなく「レジストの効果発動!~~にミス」という形、つまりジョブ特性レジストとして発現する。

白魔法との差を説明するには、まずバポイズンバスリプル等の状態バ系の仕様を理解する必要があるが、過去の検証結果などから言われている事は、

という点が挙げられる。その効果には諸説があるものの、白魔法状態バ系は「使い物にならない」という点においては共通した見解となっている。

詩人小話のオペレッタ腹話のオペレッタを重ね掛けすると、かなりレジスト率が向上する事から、こちらの呪歌レジスト率の直接的な上昇が生じている事は明らかであり、唯一重ねがけが出来るオペレッタに関しては、2重に掛けることで静寂に対しての想像以上の頻度でレジストが発生する。

ただし詩人本人に関しての耐性UPに関しては効果が確認できず、レジスト効果が全く発動しないという検証も同時に出たため、この原因についてより深い考察が求められることとなった。本来ジョブ特性での耐性があるはずの詩人で発生した現象、詩人本人が静寂へのレジストの効果が全く発動せず、ミスの場合でしか回避できなかったことと、PTメンバーと比べてレジストの効果発動確率に無視できない差が生じてしまったという2点についてである。

2つしか重ねがけが出来ない呪歌の仕様上、どうしてもネタ歌にされてしまう不遇な存在ではあるものの、基本性能の高さや独自仕様により効果が上昇することもあり、バリスタ睡眠対策のために鶏のオーバードを掛けたり、静寂対策に小話のオペレッタ腹話のオペレッタを掛けたりするような、有効な活用法は一応存在しているようだ。
その他の状態耐性歌
データ上はチョコボのハミング麻痺耐性)、献身のセレナーデ(病気耐性)、サボテンダーフーガヘヴィ耐性)などの状態異常耐性歌も存在するが、スクロールは既に削除されており、プレイヤーは習得することができない。魔法データは残っているものの、使用するNPCは確認されておらず、未実装魔法となっている。なお、チョコボのハミングサボテンダーフーガテストサーバー(Undine)上で一時的に使用できる状態になったことがある。

もっとも、これらが解放されたところで使いどころは激しく限られるため、ネタ歌の地位から脱することはないだろうが…。

かつてはモーグリのラプソディ(混乱耐性)もデータ上に存在していたが、栄典の戴冠マーチ実装に伴い、魔法データからも削除された。こちらは存在しない状態異常に対応する呪歌だったため、将来的にも実装することはないと判断されたのだろう。冷静と情熱のアリアはかつては魅了耐性を上げる呪歌としてデータ上に存在していたが、プライムウェポン第3段階の開放に伴い、性能を変えて実装されることになった。
関連項目
カロル】【バ系魔法

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