冷静と情熱のアリア

呪歌の一つ。2023年5月24日のバージョンアップで実装された。

詠唱時間8秒、再詠唱時間24秒。光属性。効果時間120秒。

歌+	物理ダメージ上限
+0	(約13%）
+3	(約16.9%）
+4	(約18.2%）
+5	(約19.5%）
+6	(約20.8%）
+7	(約22.1%）

楽器のプライムウェポン「ラックナシェード」を第3段階以上に鍛えることで、装備中のみ使用することができる。ただし、第3段階ではソーティ内部でしか使用できない。


第66回もぎたて ヴァナ・ディールでは性能の一部が以下のように発表されている。

• 範囲内のパーティメンバーの物理ダメージ上限をアップ
  
• 効果値はおよそ1～5%で、スキルによって変動
  
• 効果時間 120秒
  
• 「他の上限アップ系とまたこれ別なので、重なっていきますよ」(藤戸P談)

  注釈1

  放送では「装備枠」や「枠」という言葉は使われておらず、明確に別枠だと明言はされていないため発言の意図は不明(単に既存の装備によるダメージ上限+に加算されるという意味にも取れる)なものの、有志の検証では装備枠への加算との報告が複数確認されている。
  
  

サービス開始初期からデータ上で確認されていた呪歌の一つ。ただし、冷静と情熱のアリア習得用のスクロールは存在していたものの、スクロールの入手手段はなく、使用するNPCもいない未実装魔法だった。

当時は以下のような性能を持っていた。

習得可能レベル	詠唱	再詠唱	属性
-	8秒	24秒	光

状態耐性歌の一つという位置づけだが、もしプレイヤーに解放されたとしても非常に使いどころが限られる性能のため、このまま実装されても他の状態耐性歌と同様、使われることはまずなかっただろう。開発チームも同様の判断をしたのか、スクロールは2007.8.28にデータ上から削除されている。

その後も歌そのものはデータ上に残っていたが、使用可能レベルが設定されていなかったために「/recast 魔法名」では存在を確認することはできず、また使用するNPCもいなかったため、長きに渡り、解析でしか確認できない未実装魔法としてデータの中に埋もれていた。

2023年5月16日放映の第66回もぎたて ヴァナ・ディールでは、プライムウェポンを第3段階以上に強化できるようになるとともに、「物理ダメージ上限アップ」という性能を持つ楽器専用歌として実装されることが発表され、2023年5月24日のバージョンアップで実装された。

アリアは叙情的、旋律的な特徴の強い独唱曲。オペラなどでは、特に独唱者にとって聞かせどころの位置づけの曲となる。

名称は2001年公開の映画、および原作小説の「冷静と情熱のあいだ」が元ネタと思われる。
映画公開当時、エンヤのテーマソングと共に大々的にコマーシャルを打っていたので開発スタッフの印象に残ったのではなかろうか。

【ラックナシェード】【プライムウェポン】【物理ダメージ上限】【未実装魔法】【状態耐性歌】