追加辞書

記事名読み
ついかじしょ
プレイオンラインFFXIでの固有名詞等を登録してあるかな漢字変換用辞書データ。

FFXIに関連する辞書としては以下のものがある。

この他、雀鳳楼テトラマスターの辞書も併せて配布されている。

FFXIには通常では変換候補にすら出てこないような難読語が出てくるが、FFXI総合辞書ではその多くをサポートしており、プレイヤーが自分で登録する手間を軽減してくれる。

入手方法
PS2Xbox 360向けのものはPOLのトピックの「追加辞書ダウンロード」からダウンロードできる。
設定はPOLのオプション-日本語入力で出来、最新のものが以前のバージョンの内容も網羅してくれている。

Windows向けのものは公式サイトにて、対応する日本語入力システム別に以下のものが配布されている。
Windows用その他の日本語入力システムの対応
配布されている辞書データはシステム辞書の形であるため、辞書ツールを使った閲覧・編集はできない。
MS-IME以外の日本語入力システムのユーザーから不満も出ているが、ある手法を用いることでインポートすること自体は可能である。

配布辞書の実態
追加辞書は、MS-IMEに「言葉を覚え込ませる」目的で辞書が作られている。そのため効率的な変換をさせるには、ある程度学習させる必要がある。

脅のアニマ」を例えに取ると、

という二つの単語を、

という単語で併せて構成されている。

このためこの追加辞書を導入しても、学習が不十分だと

としか変換できない。

デフォルトの変換辞書が粗末すぎて何もできないため、覚えさせないよりはマシ、というのがこの辞書の存在意義といえる。

これをATOKにそのまま移植しても、粗末すぎて全く使い物にならないばかりか、既存の変換に悪影響を及ぼすこともある。
有志の対応について
これに対し、「きょうのあにま」に対して「脅のアニマ」「驚のアニマ」といったように、完全一致の辞書を配布する有志のサイトもある。公式にサポートされているものではないが、実用性ではオフィシャル版を上回る。興味のある方はWEB上を検索してみるとよい。

特殊な活用方法
アイテム名に含まれる漢字の(FFXIにおける)正しい読み方を調べる、という使い方もできる。
しかし、次のような事例もあり、登録されていることが即座に公式の読み方を意味するわけではない。実際、スクエニは「本ソフトウェアは、現状有姿にて無償で提供されるものであり、正確性・完全性・有用性・信頼性等に瑕疵を含み得るものとして、弊社から提供されます。」としている。
  1. 誤読していても変換できるように配慮されている
    例:すくつ→巣窟
  2. 2通りの変換方法を用意している
    例:やこうぬの、やこうふ→夜光布
  3. 辞書の中に誤りがある
    例:へヴぃ→へヴィ(へがひらがな)、ひゃくれつけん→百裂拳
    注釈1
    百烈拳という正しい変換候補も登録されている。もっとも百烈拳は北斗百裂拳を元ネタにしているだろうから100%間違いではないかもしれないが…

  4. ゲーム中の読みと辞書の読みが異なる
    例:だいどんこう→大鈍甲競売の並びでは「お~」の位置にある)
    あかもこぐさ→赤モコ草
    ・ゲーム中のセリフ
    Karababa : な・ぞ・の・た・ね♪
     よ・ろ・い・む・し♪
     あ・か・モ・コ・そ~♪

また、企画段階で追加されたと思われる項目(例:ものまね士、ミドガルズオルムなど)があったりと、興味深い内容になっている。
関連項目
難読語】【誤読
外部リンク
追加辞書 for Windows(PlayOnline.com)

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