封獣板

アイテムの一つ。スタック不可。

獣写器と獣影板を装備してモンスターに対して使う（封獣）ことで入手できる。
アイテムの説明文には以下の3つが書き込まれる。

• その封獣板が持つ獣性
  
• その獣性を習得するのに必要なFP
  
• 封獣を行った相手モンスター名
  

同じモンスターを連続して封獣しても、ほとんどの場合まったく異なる獣性が書き込まれた封獣板が得られる。モンスターはいくつかの獣性を有しており、そのうちの1つが書き込まれるようになっているのではないかと推測されている。

これらの封獣板はパンクラティオンにおいて以下2つの用途で使用する。
パンクラティオン以外ではアトルガン白門のサブクエスト「花鳥風月」においても依頼者から要求される。こちらについては【花鳥風月】を参照のこと。

コロセウム内の魔獣鏡担当NPCに氷のクリスタルと一緒にトレードすることで魔獣鏡を作成してもらえる。作成にはジェトン1個を消費する。なお、一度魔獣鏡にしてしまうと封獣板に戻すことはできない。

また魔獣鏡を作る際、その魔獣鏡のメインジョブ及びサポートジョブはプレイヤーが指定することはできない。後述する獣性を付与する事によりジョブを変更することができる。しかし、各モンスターにより変更できるジョブは決まっており、好きなモンスターと好きなジョブを組み合わせることはなかなか出来ない。

作成できる魔獣鏡は封獣を行った相手モンスターに準じ、封獣した相手が強いほど出来上がる魔獣鏡のレベルも高くなる。同じ種族でも黒マンドラや赤いカニを封獣した場合、ちゃんとその色が再現される。
ただし魔獣鏡を作れない封獣板も存在する。これについては次節の獣性付与用途にのみ使用できる。

魔獣鏡を作成した際に獣性が最初から付加されている場合がある。初期に付加される可能性がある獣性は、魔獣鏡にする封獣板に書かれた獣性と、特定の獣性の中からランダムに選ばれた１つであり、両方つく場合もある。
初めから覚えている獣性はFPをまったく消費しないため初期能力として有利になるが、不要な獣性であっても消すことができない。

既に所持している魔獣鏡と封獣板を魔獣鏡担当NPCにトレードすると、封獣板の説明文に書かれている獣性を魔獣鏡に付け加えることができる。クリスタル等は必要ないがその際1ジェトンを取られる。
また使用した封獣板は二度と返ってこない。
モンスターのジョブによっては付けることのできない獣性もある。
例えば「ジョブ特性:戦士」と言った獣性は、その魔獣鏡がメインジョブ戦士、もしくはサポートジョブ戦士でなければ付加する事はできない。

注意点は封獣板のFPが魔獣鏡のFP上限を超える場合は付けることができない。
例えばFPの上限30の魔獣鏡を持っていたとして、先にSTR+25(FP17)と次にDEX+25(FP17)をつけようとした場合、初めにSTR+25(FP17)を付けた時点でFP17/30となり、残りFPは13、よってDEX+25(FP17)は付けることができない。詳しくはFPの項を参照のこと。

また、一度付加した獣性は魔獣鏡を担当NPCにトレードし「獣性を取り除く」を選択して不要な獣性を選ぶことで消すことができる。この場合FPは元通りに戻る。しかし、その獣性を得るときに消費した封獣板は上記に同じく返ってこない。
封獣板だけをこのNPCにトレードすると、封獣板の持つ獣性の具体的な説明を聞くことができる。

基本的な魔獣の強化は闘獣試合に参加して経験値を稼ぐことだが、獣性の組み合わせでは魔獣に個性を持たせることができる。封獣板が持つ獣性は前述の通り狙って取りにくいためコレクター的要素もある。

【パンクラティオン】【獣写器】【獣影板】【魔獣鏡】【獣性】【FP】【花鳥風月】