禿ガル祭(はげがるまつり)
特定プレイヤーへの抗議活動の一形態。禿げたフェイスガルカ(通称禿ガル)を利用し抗議集団を形成・活動する。

禿ガル祭は過去に何度か確認されているが、基本的にはそれぞれが別々の活動で、教訓として他の禿ガル祭が生かされることはあっても、個々の祭りが強く関連しているわけではない。禿ガルの集団はインパクトが強く、鯖を越えるほどの広い範囲に訴えるのに適しているため、度々抗議活動の象徴として用いられている。

1:初期の頃の禿ガル祭

DQNプレイヤーへの抗議や攻撃を目的に、インパクトの強い禿ガルを利用した集団が結成された。GMが裁けないなら自分たちがという意気込みが強く、ハラスメント行為も辞さない状態であった。
具体的には、shout、tellなどを利用した集団的ないじめともとれるハラスメント行為が行われていた。宅配を利用した妨害(チラシ爆撃)も、抗議活動におけるハラスメント行為のひとつとして挙げられる。

度を越したDQNプレイヤーの存在や、不正なツール使用者などの行動が、会話ログSSなどの証拠画像等を通じ暴露されたことをきっかけにして発生する。ほとんどの場合、前後して(もしくは断続的に)匿名掲示板でそれら問題プレイヤーの糾弾が行われ、その流れを汲んで禿ガル祭へと発展していく。
ただし、匿名掲示板で糾弾されても、必ず禿ガル祭が行われるわけではない。匿名掲示板に、あるDQNプレイヤーの話題が上っても、真偽が定かではない報告や流言飛語と中傷のやりとりが続いた果てに、新たなDQNプレイヤーの話題をきっかけに収束するケースが圧倒的多数であり、むしろ禿ガル祭の実行にまで発展する方が珍しいケースと言える。

このような、多数の禿ガルによるいじめにも似た抗議活動は、他のプレイヤーに多大な迷惑をかけるだけでなく、特定の個人に対するハラスメント行為(執拗な嫌がらせ)であり、禿ガルキャラクターのみならず、抗議活動に参加したプレイヤーアカウントに対しても処罰が行われ得る行為である。
自身のアカウントが処罰を受けるのと避けるため、架空の住所・氏名やWebMoneyによる課金により、身元を隠蔽したアカウント(捨て垢)を取得して抗議活動に参加するプレイヤーもいたと言われる。最近ではフリートライアルの無料のアカウントを取得できるようになったためにこのような行為はより容易になったといえる。

かつては、多くのプレイヤーが集まるジュノで、糾弾対象のプレイヤーに嫌がらせを行う示威活動として、禿ガル祭が利用されていたが、アトルガンの秘宝以降は大半のプレイヤー白門へと本拠地を移した。そのため、「禿ガル集団がジュノで示威活動をする」意義と実効性は、以前よりも薄れた。
また「示威行動」という名目を持つため、糾弾する対象のプレイヤー名を入れた実にわかりやすい名前が付けられた禿ガルが多く、これらのキャラクターGMの取り締まり対象にもなりやすい。近年では、「ジュノ到着即モルディオン監獄行き」というケースもあったという。

本来の目的は、DQNプレイヤーによる被害拡大の防止と戒めであったが、「祭」という雰囲気に呑まれて暴れまわるプレイヤーも多数おり、抗議活動という大儀よりは嫌がらせとしての側面が強く表れていた。

禿ガル召還のガイドライン
某掲示板より転載。本来の目的を逸れた禿ガル祭に対する皮肉が込められている。
982 名前: 既にその名前は使われています 投稿日: 2005/05/31(火) 12:15:27 ID:pFKpLfOY
禿ガル召還のガイドライン
1 容疑は分かりやすいものを用意する。事実かどうかは問題ではない。こちらで用意した容疑を証明する捏造SSを用意して自作自演を駆使して既成事実化する。事実を疑う書き込みがあったら「火のないところに煙は立たない」とけしかけたりピンチになったら「被害者の気持ち云々」といってギャラリーの思考を停止させましょう。
2 相手の釈明の機会を奪いましょう。相手が釈明したら自作自演 白と証明できない場合は黒などを詭弁を駆使して叩きましょう。友人と名乗る人が現われたら、その人を優先して叩きます。すると、相手が自分はなにもやらなくても友人を守るために、犯行を自供してくれるからです。このころになると、勝手に爆撃などの過激行為を始めてくれる人がでてきます。できるだけ、他人のふりをしておきましょう。
3 ある程度既成概念化したら、標的の関係者と称して、邪魔な人間も始末しましょう。この状況ならリアル開示などの反則技を使ってもお咎めがありません。燃料はかならず金曜日の夕方に投下しましょう。暇な連中が反応して暴れてくれるので便利です。祭は土曜日の夜に実行が原則です。日曜日になると、次の日は生活があるので早く解散してしまいます。
小道具として、諜報部隊など、事情通と称して捏造情報をばらまくのは非常に良い手立てです。なぜなら、自分の自作自演がばれたときに、その罪を諜報部隊になすりつけることができるからです。また、禿ガルが自分を攻撃しないように予防線を張ることも重要です。ダミーとして運営改善運動などの各種運動を通し、禿ガルになりそうな人を解約させることが重要です。このように、あなたの工夫次第で禿ガルはいくらでも召還でき自分の意のままに操ることができます。
もちろんばれた場合は刑事罰民事訴訟がくるかもですが タゲ逸らしと、新しい祭の演出で風化させることで、自分を守ることができるかもしれません。

2:最近の禿ガル祭におけるスタイルの変遷

このように、祭の度に多くの処罰者を出してきた禿ガル祭だが、ここ数年で活動スタイルが変遷しつつある。

その変化とは、主に以下のようなものである。

・糾弾対象となるプレイヤーが途方も無くDQNの大物の場合のみに抗議活動が起こるようになり、祭となるケースそのものが稀になった。
・匿名の場合もあるものの、抗議活動の主催者が存在するようになった。
・祭の目的が、「暴れること」から「対象プレイヤーの罪状の告知」にシフトし、対象となるPC本人の言動等、明確な証拠の提示が必要となった。
・規約違反行為を表立って行わなくなった。
・祭対象のプレイヤーの名前を出さずに、罪状の記載された祭サイトへの誘導方式となった。
暴れるのではなく告知活動に重きを置くようになったため、活動期間が長期に渡るようになった。

糾弾されているはずの祭られる側が通報し、祭る側である禿ガル側がハラスメント行為で処罰の対象となるという、過去の禿ガル祭の経験を踏まえ、上記のような被害の拡大を防ぐ趣旨で活動するスタイルに変わったと言える。

また、祭られる対象となるプレイヤーの罪状に関しても、ヴァナ内での言動だけでなく、本人のBlogや特定の活動を行うLS掲示板での記名記入などを根拠とするケースも増えている。
確実な罪状の証拠が無ければこのタイプの祭は発生しないため、それが最近の祭件数自体の減少に繋がっているとも考えられる。

このような変遷から運営側の態度も変化している。GMも、それがユーザー自身の告知活動であり、規約違反行為と認められない限りは関知しないと明言している。その発言のスクリーンショットプレイヤーによって公開された。(下記画像)
最近の事例では、プレイヤー数百名から悪質プレイヤーの処罰嘆願署名を集めて、2名の上位GMが特別にそれを受け取ったというケースも紹介されている。
抗議活動が処罰対象となった過去の祭と異なり、ユーザー間での「悪質プレイヤー情報の共有による排除」を最優先としたものに変わったことを良く示している例と言える。

しかしながら、本来の禿ガル祭はその名の通りの『祭』であり、このような告知活動・行動を禿ガルで行う必要の意味は薄れている。実際には禿ガルキャラクターを使用せずに参加するプレイヤーも多く、禿ガル祭という名前は当初の大儀を引き継ぐ形でジャンル化・形骸化し、抗議活動の象徴として存在している。

また、ヴァナ内での活動が上記のような告知活動にシフトした反面、匿名掲示板においての祭は以前と変わらない完全なお祭状態であるため、実際に現地で活動している禿ガルとそれを見ているギャラリーとの間に温度差が発生していることも多い。

ログSS

3:ワールド移転サービス以降

2007.6.21より有料サービスとしてワールド移転が可能となった。
祭られたプレイヤーが心機一転やり直すことが容易にはなったが、反面、改善の見込みが薄い悪質なプレイヤーの逃亡もまた容易になってしまった。

悪質なプレイヤーが過去の過ちを反省していないと判断した告知側が、移転先にまで追いかけて特定し、再び告知を行なうという行動が繰り返され、活動が長期化するケースもある。

このようなケースに対して、運営側の実効的な仲裁活動を望む声もある。GMポリシーには、詐欺行為について差し押さえや還元ができると定められているが、プレイヤー間の約束に対しては、その曖昧さを理由に介入対象外としている。しかし、詐欺行為を処罰することは明言されているため、明確な約束があれば対応してもらえる可能性がある。ただし、詐欺行為をGMへ通報する場合は、該当事件の発生から1週間以内でなければならない。

関連項目

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