Windows(うぃんどうず)
Microsoft社が販売する基本ソフト(オペレーティングシステム)。詳細は→こちらを参照のこと。
本項ではFFXIのWindows版クライアントシステムの解説をする。
俗に「PC版」と呼ばれ、表記は被るがPC(Player Character)とは明確に区別される。公式には「Windows版」が正しい。
公式に対応しているバージョンは、以下の通り。
32bit版、64bit版のどちらでも対応し、エディション違いも基本的には不問。ただし、バージョンアップで動かなくなるかもしれないという注釈がついている。
発売当初は以下も対応していた。
発売後にサポート対象となり、再度対象外となったバージョンもある。
(ヴァナ・ディール コレクション及びはじめてのファイナルファンタジーXI以降はVista対応版が同梱されている)
インストールは概ね
Vista用プレイオンラインビューアーはパッチではなくソフト単体で配布されているので、真っ先にインストールが必要である。
Windows 7の対応についても→2009年10月15日に公式より発表された。
2009年10月22日に発売されたWindows 7へのプレイオンラインビューアーインストールも上記のWindows Vista用のインストーラを使う事で対応している。
Windows 7RC版にて、インストール可能を確認済。
ATOK等他の日本語入力ソフトを入れ、FF11向けに設定し使っている記事を載せた有志のブログも存在するので、現状のMS-IMEに納得のいかない人は参考にしてみるのもよいのかもしれない。
公式Twitter(当時) 2011年1月18日より
後にこの現象は、2012年3月27日のバージョンアップにて修正されている。
当然クライアントシステムもOSの上で動く以上、これらの脅威と無縁ではいられない。
はもはや絶対必須の要素であり、これを怠るとまず確実にアカウント被害の犠牲者となると考えたい。
また、OS自体の不安定化も常につきまとうので、インストール時より、OSは壊れるものという考えに基づき、クライアントの保護が必要である。
メール、スクリーンショット、ゲーム内の設定、マクロはこれでほぼ完全に保護できる。
インストール時から対策が必要だが、いざ復旧する際の時間は大幅に短縮できる。
復旧方法はOSをレストア後、被害を受けていないドライブのクライアントのフォルダ名を一時的に変更し、POLとクライアントを再インストールするだけ。
インストール終了後、新しいクライアントをフォルダごと削除して、名前を変えた古いPOLのフォルダの名前を元に戻して起動する。
初回起動時にエラーが出るが、2回目以降は正常に起動でき、最新パッチもチェックのみで完了、ダウンロードの時間が省略できる。
HDDの空き容量が20GB程度必要。
物理的に別シリンダにすることで更に安全性と速度を向上できる。
→Windows版動作環境インフォメーション
の二つ。
OSの特性上、ハードウェア環境が固定されておらず、かつ複数の仕事を処理できる仕様の為、環境が画一的なPS2版と異なり、クライアントにかなりの設定自由度がある。
設定の切り替えは、クライアントのコマンドラインから変更するものから、同梱のコンフィギュレーションプログラムで起動前に設定しなければならないものもあり、多岐にわたる。
このため新規の参入者はまずはマニュアルを熟読することが必要となる。
PS2版も似た様なものだが、PC版は輪をかけて対応する必要のある内容が多い。
当初の開発チームには
などの意図があったようだ。
しかし、4Gamer.netのインタビューに対しては
というような状況になっていると認識している、と開発部の発言があった。
正式なウィンドウモードを検討、実装する意向で、それにより
当初DirectX9向けにプログラムを移し変える作業を行っていると書かれていたが、DirectX8ベースでのウィンドウモードにとどめることとなったために、(ささやかながら)期待をしていた向きからはガッカリ砲扱いされてしまった。
ウィンドウモードに関する開発チームの発言のソースはこちら。
→FFXI Creator's voice Ζ
→4Gamer.net
なお、公式のウィンドウモードはウィンドウフォーカスが他のタスクに移る際、ゲームコントローラの入力を一時停止する特性があり、これを嫌ってか非公式のウィンドウ化ツールの根絶には未だ至っていない。
但し、昨今配布されている非正規のウィンドウ化ツールはブービートラップが仕込まれている可能性が高く、手を出すべきではない。無論、そうでなくとも外部ツールは不正なので手を出してはならないのだが。
例に取ると初回はCD-ROM版4枚組*3で、その後はDVD-ROM版に移行した。
運営のCD-ROM版発売当時の社名は「SQUARESOFT」で、POLの下層にあるフォルダ名が社名のため、これに合わせて複数バージョン存在する形である。
ファイルレベルで最適化が図られているらしく、両者を上書きしたり混ぜたりすると破損する。
本項ではFFXIのWindows版クライアントシステムの解説をする。
クライアントシステム 編
公式にサポートされる、PS2版に続くFFXIクライアントシステムの2つ目の動作環境。俗に「PC版」と呼ばれ、表記は被るがPC(Player Character)とは明確に区別される。公式には「Windows版」が正しい。
公式に対応しているバージョンは、以下の通り。
- Windows 10
- Windows 11(公式の推奨環境には2024年3月1日から追加)
32bit版、64bit版のどちらでも対応し、エディション違いも基本的には不問。ただし、バージョンアップで動かなくなるかもしれないという注釈がついている。
発売当初は以下も対応していた。
- Windows 98 / 98SE
- Windows Me
- Windows 2000
- Windows XP(2013年3月26日をもってサポート終了)
- Windows Vista(2017年5月31日をもってサポート終了)→Windows Vistaのサポートに関するお知らせ
発売後にサポート対象となり、再度対象外となったバージョンもある。
- Windows 7 (2020年1月14日をもってサポート終了)→Windows(R) 7 サポート終了のお知らせ
- Windows 8 (マイクロソフトは2023年1月10日をもってサポート終了、公式の推奨環境からは2024年3月1日で削除)
Windows Vista・Windows 7対応 編
注意すべき点は、アトルガン以前のディスクのインストーラが使えない点*1。(ヴァナ・ディール コレクション及びはじめてのファイナルファンタジーXI以降はVista対応版が同梱されている)
インストールは概ね
- 公式サイトから→Windows Vista™対応の「プレイオンラインビューアー」をダウンロードしてインストール
- セットアップディスクのFFXIインストーラを使用してインストール
- リリース順に拡張ディスクをインストール
- 初回起動と最新バージョンアップ
の流れとなる。
Vista用プレイオンラインビューアーはパッチではなくソフト単体で配布されているので、真っ先にインストールが必要である。
Windows 7の対応についても→2009年10月15日に公式より発表された。
2009年10月22日に発売されたWindows 7へのプレイオンラインビューアーインストールも上記のWindows Vista用のインストーラを使う事で対応している。
Windows 7RC版にて、インストール可能を確認済。
Windows Vista 7のチャット問題 編
Vista及び7では標準IME、オフィスIMEで文字入力が正常に行えない*2という不具合がある。本件については公式でも「既知の不具合」として記載されている。GMに問い合わせてもクライアントプログラムの修正が必要なためGMがすぐに直せる問題ではない。公式Twitterではこの問題に対し、原因を特定するべく調査中であることがわかっている。Vistaや7のユーザーの為にもなるべくして解決してもらいたいところ。ATOK等他の日本語入力ソフトを入れ、FF11向けに設定し使っている記事を載せた有志のブログも存在するので、現状のMS-IMEに納得のいかない人は参考にしてみるのもよいのかもしれない。
公式Twitter(当時) 2011年1月18日より
Windows VistaおよびWindows 7でチャット入力時に発生している症状については、継続的に調査を行っています。現時点ではDirectX SDKサンプルコードによるものではないことが判明していますので、原因を特定すべく引き続き、調査・検証を進めます。
後にこの現象は、2012年3月27日のバージョンアップにて修正されている。
事故、脅威に対する備えのススメ 編
OSとして自由度が高い裏返しとして、システムの破壊が起こりやすく、悪意の第三者の脅威に常にさらされている。当然クライアントシステムもOSの上で動く以上、これらの脅威と無縁ではいられない。
はもはや絶対必須の要素であり、これを怠るとまず確実にアカウント被害の犠牲者となると考えたい。
また、OS自体の不安定化も常につきまとうので、インストール時より、OSは壊れるものという考えに基づき、クライアントの保護が必要である。
小技1 OSとクライアントは別のドライブにインストールする。 編
OSに被害があった場合、データを道連れにされずに済む。メール、スクリーンショット、ゲーム内の設定、マクロはこれでほぼ完全に保護できる。
インストール時から対策が必要だが、いざ復旧する際の時間は大幅に短縮できる。
復旧方法はOSをレストア後、被害を受けていないドライブのクライアントのフォルダ名を一時的に変更し、POLとクライアントを再インストールするだけ。
インストール終了後、新しいクライアントをフォルダごと削除して、名前を変えた古いPOLのフォルダの名前を元に戻して起動する。
初回起動時にエラーが出るが、2回目以降は正常に起動でき、最新パッチもチェックのみで完了、ダウンロードの時間が省略できる。
HDDの空き容量が20GB程度必要。
物理的に別シリンダにすることで更に安全性と速度を向上できる。
要求スペック 編
なお、PCのハードには必須環境、推奨環境のスペックが設けられている。→Windows版動作環境インフォメーション
PS2版との差違 編
主立った違いは- 高解像度モード
- ウィンドウモード
の二つ。
OSの特性上、ハードウェア環境が固定されておらず、かつ複数の仕事を処理できる仕様の為、環境が画一的なPS2版と異なり、クライアントにかなりの設定自由度がある。
設定の切り替えは、クライアントのコマンドラインから変更するものから、同梱のコンフィギュレーションプログラムで起動前に設定しなければならないものもあり、多岐にわたる。
このため新規の参入者はまずはマニュアルを熟読することが必要となる。
PS2版も似た様なものだが、PC版は輪をかけて対応する必要のある内容が多い。
ウィンドウモードの経緯 編
FF11は、2007/11/20まで全画面モードしか存在せず、ウィンドウモードを実現するには外部ツールによる不正な操作が必須であった。当初の開発チームには
などの意図があったようだ。
しかし、4Gamer.netのインタビューに対しては
- PCのスペックがマルチウィンドウに十分耐えられるものまで向上した
- 不正ツールを使ってまでウィンドウモードにするというプレイヤーが無視できない人数になった
- 本気で不正ツールを開発する者には強制全画面化はあまり意味がない(実際にいくつもの不正ツールが開発されている)
- 不正ウィンドウモードツールにオプションとして他の不正機能が付いている事がある
- 不正ウィンドウモードにはOSをハックするものがあるため、PCにとって非常に危険である
というような状況になっていると認識している、と開発部の発言があった。
正式なウィンドウモードを検討、実装する意向で、それにより
- マルチウィンドウでPCの他機能を実行しながら遊べるように
- 不正ウィンドウモードツールの抑制(正式にウィンドウがあるなら不要)
- そのツールに付属する他の不正機能を利用しようと興味を持つことの抑制
- そのツールのOSハックなど構造問題によるPCへの負荷、危険性の排除
以上を目的に実装をしたようである。
当初DirectX9向けにプログラムを移し変える作業を行っていると書かれていたが、DirectX8ベースでのウィンドウモードにとどめることとなったために、(ささやかながら)期待をしていた向きからはガッカリ砲扱いされてしまった。
ウィンドウモードに関する開発チームの発言のソースはこちら。
→FFXI Creator's voice Ζ
→4Gamer.net
なお、公式のウィンドウモードはウィンドウフォーカスが他のタスクに移る際、ゲームコントローラの入力を一時停止する特性があり、これを嫌ってか非公式のウィンドウ化ツールの根絶には未だ至っていない。
但し、昨今配布されている非正規のウィンドウ化ツールはブービートラップが仕込まれている可能性が高く、手を出すべきではない。無論、そうでなくとも外部ツールは不正なので手を出してはならないのだが。
その他 編
Windows版には提供ソース別に複数のバージョンが存在する。例に取ると初回はCD-ROM版4枚組*3で、その後はDVD-ROM版に移行した。
運営のCD-ROM版発売当時の社名は「SQUARESOFT」で、POLの下層にあるフォルダ名が社名のため、これに合わせて複数バージョン存在する形である。
ファイルレベルで最適化が図られているらしく、両者を上書きしたり混ぜたりすると破損する。
関連項目 編
【PlayStation 2】【Xbox 360】- *1
- 使えない、と言ってもインストール時にエラーが発生する訳ではなく、インストール自体は普通に終わるが、プレイオンラインビューアの起動に100%失敗するといった結果に陥る。この問題を解消するには、プレイオンラインビューアをアンインストールしたうえで、本文の手順1,2を実行する必要がある。(この場合、ファイナルファンタジーXIはアンインストールする必要はない)
- *2
- 最初のキー入力が勝手に2回押しになる、変換直後のキーが無反応になる、文字の取りこぼしなど。Google日本語入力でも発生し、ATOK2007以降のみ発生しないが、ATOKは変換候補ダイアログが画面上に残ったまま消えなくなるという不具合があるなど、いずれにせよ快適なチャットが出来ないという事には違いはない。
- *3
- 初回特典版は4国の国旗シンボルをあしらったピクチャーレーベル仕様、予約特典でオルゴールがおまけで付いた。