古代マケドニアの王アレク
サンドロス3世(アレク
サンドロス大王)がペルシャ領であるリュ
ディア王国の
首都ゴルディオンを占領した時(紀元前333年)、町の中心にあるゼウス神殿に一台の古い
戦車が祀られていた。
その
戦車は「
ゴルディオスの
結び目」と言われる複雑に絡み合った縄で結わえられており、この
結び目には解いたものがアジアの支配者になるという伝説が伝えられていたが、その伝説を耳にしたアレク
サンドロスは腰の剣を
振り上げ、一刀のもとに
結び目を
切断した。
アレク
サンドロスは、運命とは伝説によってもたらされるものではなく、自らの剣によって切り拓くものであると兵たちに宣言した。
Wikipedia:アレクサンドロス3世の項より引用、加筆。