スカディバイザー

頭装備の一つ。
スカディレザーアーマーの頭部分。

モグの預り帳【01】に預けることができる。

DEX/AGIを同時にブースト可能であり、そこにヘイストも付くためシーフが求めるパラメータを網羅していると言える。しかしながら、着替えが一般戦術に組み込まれている現状、尖った部分のない中途半端な性能が生かされる機会は少なく、結果として本装備の効用は低く見られがちである。

狩人やコルセアの視点で見ると、頭では数少ない飛攻の底上げができ、AGI+で僅かながら飛命を上げられる。しかし同程度かそれ以上の性能・メリットをもつ選択肢が、アトルガン以降の装備品はおろか旧時代の装備のなかにさえ存在しており、敢えてこの装備を選択させるだけの魅力に欠ける。

獣使いには似通った性能でアスカルツッケットという選択肢がある。また、これらの装備により得られるメリットと、獣使いとして優先して追求することになる性能群(CHR、敵対心ダウン他)とは一線を画している。汁ペット+ひきつけろで、CHR、敵対心をあまり気にしない状況下での選択肢として入ってくるだろう。

下記3種の頭防具を集め、オリハルコン×6、アトルガン黄金貨×10を添えてアトルガン白門（K-10）にいるGhanraamに渡し、地球時間午前0時（JST）を跨いで再度話し掛けることで入手できる。

名称	入手方法
ニョルドマスク	ゼオルム遺構	4層北	Poroggo Madame
フレイマスク	銀海遺構	ボス	Long-Armed Chariot
フレイヤマスク	バフラウ遺構	2・3層	Skirmish Pephredo（2層） Zebra Zachary（3層）

ゼオルム遺構4層北ブロックに、突入時より起算して30分以内に到達すると北の部屋にNMがPOPし、これを撃破することで星数の脚袢、アヌブレーとともに100％ドロップする。

1～3層を必要最低限の行動で駆け抜けなければ30分以内の到達が難しいため、必然的に大きな行動制限（アルザダールパトス）を課せられた状態での戦闘となる。また、NMが現れる広間にはNMと相互リンクの関係にある通常のポロッゴが計12体配置されている。NMとリンクさせないように順次片付ける、囮釣りを仕掛けてボスのみを引き抜く、等の工夫が必要となる。

4層北のNMを狙う場合、他のNMやボスと戦うことが事実上できなくなり、引き換えに倒せば他の2種の装備品共々100%の確率でドロップを得られる。よってこのルートの攻略自体が特異環境での一発勝負であり、野良の募集は少ない。

一方で、このNMはサルベージ装備中でも最高の人気を誇る薄金脛当の素材である星数の脚絆もドロップするため、人気そのものが皆無なわけではなく、こちら狙いで突入を図るPTに運良く巡り会えれば、ニョルドマスクの枠をいただくことも可能だろう。

銀海遺構5層のボスを倒せば他の5種の装備とあわせていずれかを計2個ドロップ。

銀海遺構は特に35装備の出が悪いといわれるが、その分編成や攻略方針・スキル等の条件を整えればNMとボス戦車の同時撃破が可能である場合が多い。ボスとの戦闘がほぼ絶望的となる4層東（日数腹当狙い）以外のルートを通る手順において、入手機会があると考えていい。

バフラウ遺構2層/3層の扉NMから出現する各モンスターがドロップする。
2層扉は4匹のフランの頭のトゲを消さないように倒す（事実上物理ダメージ縛りでの撃破）ことで、3層扉は東西大広間のArchaic Gearsの1匹をギア3個（一度も壊れていない状態）の状態で倒すか、2匹を同時に撃破することでPOPする。

条件はいずれも相応に難しいが、1層や4層の運に左右される条件よりましであるとの見方もある。入手にあたって立ち塞がる最大の問題は、条件を満たすことによって出現する扉NMが「低確率で」呼び出すNMが、これまた「100%ではない確率」でドロップするという、いかんともしがたい不確かさである。すなわち、NMの出現条件がましであるからといって入手が簡単である訳ではない。

なお、2層のSkirmish Pephredoはこれまた薄金脛当の素材である日数脛当目当てに狙われるため、フレイヤマスクはしばしばハズレドロップの扱いを受ける。

【スカディレザーアーマー】