ターボチャージャー(turbo charger)とは過給器の一種。
エンジンからの排気を利用してタービンを回転させ、吸気を圧縮することにより
燃費と出力の向上を狙ったもの。
エンジン軸から直接利用してコンプレッサーを動かすいわゆる機械式の過給器はターボではなく、スーパーチャージャー
本来はターボも含めた過給器全般のことを指すが、現在では「ターボ方式ではない過給器」を指すのが一般的。
と呼ばれる。
元々は航空機のレシプロエンジン用として、高高度の薄い空気を効率よく取り込むために開発された。第二次世界
大戦時に実用化され、戦後は自動車をはじめ様々な用途のエンジンに転用されている。
80年代には国産メーカーから続々とターボモデルが登場し、「ターボ王国」と呼ばれるほどの一大ブームを引き起こした。
近年は排ガス規制
強化や重量面でのデメリットなどからターボ車は減ってきているが、排気量に上限のある軽自動車ではターボ車が少なくない。また、構造上過給器との相性がよいディーゼルエンジンはほとんどがターボを搭載している。
ターボ王国全盛期の80年代以降、自動車とは全く関係のない分野で「出力増強」「性能向上」といった意味合いの修飾語として「ターボ○○」「○○ターボ」というような商標が流行した事がある。
FF6と
FF7においても、
エーテルの上位品に「エーテルターボ」という名称が使用されていた。
オートマトンの内部構造には不明な点も多いが、排気タービンが備わるような内燃機関である可能性は低い。
ターボストリンガーの「ターボ」同様、
オートマトンをパワーアップさせる装置として、語呂合わせ程度の命名なのかもしれない。