赤だけかな最悪は(あかだけかなさいあくは)
『ファミ通』に掲載された有名な中傷記事の一文。
記事内におけるプレイヤーへの傲慢かつ配慮のかけらもない言い回しが問題視され、かつてない大規模な禿ガル祭や不買運動等を引き起す原因となったことで有名。
以下、ファミ通2003年6月13日号*1P105の記事より抜粋
担当編集者達による座談会での会話録を掲載したというだけに過ぎなかったのかもしれないが、特定ジョブが皆そうであるかのように誤解されかねない発言や、プレイスタイルを強制させてしまう内容は掲載されるものではないだろう。
もっと丁寧な言い回しや納得できる提案であれば心象は少しは違っていたのかもしれないが、そうした配慮が欠けている事も読者であるプレイヤーの敵対心を上げる原因になったと言える。
最終的にこの記事に対する謝罪文は出たものの「誤解を招く表現」に対してのものに留まり、記事内容自体に対する具体的なものではなかったため、後味の極めて悪いものとなってしまった。
また、この内容に関するファミ通編集部のコメントを要約すると、「効率的な戦略・動きを簡潔に説明した結果ああなった」という弁明だったようである。
これに同意するか否かは各々の自由ではあるが、多様なプレイスタイルやプレイヤーの多様性を許容する意識が希薄である点は感じざるを得ないだろう。
この答えをどう解釈するかは各々次第だが、匿名掲示板などでは「ライターのせいにしてるだけ」「素直に謝罪すればまだ許せたが」と、かえって評判を落としているようだ。
記事内におけるプレイヤーへの傲慢かつ配慮のかけらもない言い回しが問題視され、かつてない大規模な禿ガル祭や不買運動等を引き起す原因となったことで有名。
以下、ファミ通2003年6月13日号*1P105の記事より抜粋
井手 | 今回の記事は、ででおがよろこんで語りそうな内容ですな。 |
ででお | そんなことないですよ! いつもいいパーティーに恵まれて幸せですよ! 批判なんてないっす! |
太田 | いつも俺にグチ言ってこないっけ?パーティー組ながら。 |
ででお | 違うって!ただ、回復しない赤とかが多くて最悪って思うくらいですよ。 赤だけかな最悪は。 |
太田 | 赤なめんな!赤はオールマイティなジョブなんだよ! |
井手 | でも、なんでもできるがゆえに、なにしていいかわからずに、 見当違いの行動をし始める赤って、わりと多いよなぁ・・・。 |
ででお | っていうか、そういう赤しか見たことないです。いままで。 |
太田 | え?俺がいるじゃん。 |
ででお | は!なに言ってんの? |
太田 | ・・・ |
井手 | あと、ナイトなのに山串を食いまくる奴も多いね。 ナイトはアタッカーじゃないっつーの。 |
太田 | いますねぇ。 このまえ組んだナイト、連携時にバーサクしてセラフブレードですよ? 盾役がなんで防御下げるの!しかも意味無いし。 |
ででお | あと、カー君(カーバンクル)しか使えない召喚士多すぎ。 召喚士育てたいなら、他の召喚獣もしっかり取っておけっつーの。 |
井手 | でも、レベル30になったばかりで召喚士になった人に、 他の召喚獣取れっていうのは酷だよね? |
太田 | たしかにキツイですねぇ。 |
ででお | そういう奴らは、サーチコメントに、 「カー君しか使えないのでケアルタンクになります」とでも書け。 |
井手 | うわひでえ。そこまで言うか。 |
ででお | 俺は、ちゃんと使える召喚獣をサーチコメントに書いてますよ。 |
太田 | ただの自慢野郎じゃんか。 |
ででお | 違うって! |
井手 | いや、それはいいから、早く俺の経験値戻し手伝ってよ。 |
ででお | えー。獣はソロが強くてパーティー組む気しないんですよ。 |
井手 | そうじゃなくて!手伝うって言ったじゃん!あれウソか! |
ででお | ウソじゃないですよ!じゃあ付き合いますよシーフで! |
太田 | なに逆ギレしてんだ。ででお。 |
ででお | あ、でもそのまえに、ウィンダスのミッション手伝ってもらっていいですかね? それ終わったらレベル上げやりましょうよウヒヒ。 |
担当編集者達による座談会での会話録を掲載したというだけに過ぎなかったのかもしれないが、特定ジョブが皆そうであるかのように誤解されかねない発言や、プレイスタイルを強制させてしまう内容は掲載されるものではないだろう。
もっと丁寧な言い回しや納得できる提案であれば心象は少しは違っていたのかもしれないが、そうした配慮が欠けている事も読者であるプレイヤーの敵対心を上げる原因になったと言える。
最終的にこの記事に対する謝罪文は出たものの「誤解を招く表現」に対してのものに留まり、記事内容自体に対する具体的なものではなかったため、後味の極めて悪いものとなってしまった。
また、この内容に関するファミ通編集部のコメントを要約すると、「効率的な戦略・動きを簡潔に説明した結果ああなった」という弁明だったようである。
これに同意するか否かは各々の自由ではあるが、多様なプレイスタイルやプレイヤーの多様性を許容する意識が希薄である点は感じざるを得ないだろう。
7年経って 編
エンターブレインのメディアでは前述の謝罪文以降、この事件に関して触れないようにしていた。ところが、2010年3月に発売されたヴァナ・ディール通信Vol.9においてのインタビュー記事において、ででお氏本人が「突然ですが、『赤だけかな最悪は』について。」と聞かれて、以下のように答えている。あの原稿を書いたのは俺じゃなくて当時の担当ライターなんですよ。マズイとは思ったんですが、チェックをスルーして記事にしちゃったので、言い訳になりませんけどね。ちなみにβテスト時代の「早くケアルしろよ」発言も他の人が書いています。リアルで俺がボヤいていたのをそのまま原稿にしちゃったようです。
この答えをどう解釈するかは各々次第だが、匿名掲示板などでは「ライターのせいにしてるだけ」「素直に謝罪すればまだ許せたが」と、かえって評判を落としているようだ。
関連項目 編
【ファミ痛】【ネ実脳】【ででお】- *1
- 当時は赤魔道士不遇時代(赤魔道士最強伝説)終了直後。