カニに切断なんて聞いたことがない

記事名読み
かににせつだんなんてきいたことがない
2005年末頃にネトゲ実況で報告されたとあるプレイヤーの放った言動の事
注釈1
件のやり取りは鯖スレ晒しSS(現在ではリンク切れ)で報告されたもののため、URLは割愛する。
。及びその報告されたインパクトに乗じたネタの一つ。

実態としてはレベル上げを目的としたとあるPTが獲物のカニ相手に如何なる連携で臨むか相談した折、参加している前衛ジョブ武器の組み合わせから弱点属性に適した連携を組み難いとし、代わりにると切断となる連携を提案した結果、PT赤魔道士が猛反発した際に初っ端で飛び出した台詞。正確には以下の台詞である。
う~ん・・・かに相手に切断連携とか聞いたことないし、不安なんでぬけます

無論、カニ相手に切断連携が最適でない事は中堅冒険者辺りならば誰でも承知している事である。
PT構成と武器の都合上適した連携属性を組めなかったので、次善の策として切断連携を提案しただけだったのだが、その程度のことで抜けるとまで言うか…という珍妙な反応がある種のインパクトを獲得し、ネ実でスレッドが立って盛り上がる事態になった。

後にその故事(?)を利用して、唐突に相手が憤慨した体験談等や全く脈絡なく拒否の意を表明する際に敢えてこの台詞を絡めて笑いをとるネタにするなど一時期、流行語ともなった。
解説
このPTにはシーフ黒魔道士がおり、不意だまバイパーバイトからのMBストーンIII(Lv51)を狙っての切断連携だった。クラブ族に弱いので、連携だけ考えれば湾曲分解が適しているとはいえ、このレベルでの最高クラスの精霊魔法MBできることを考えればそれほど悪くない選択である。

それに対して件の人物は以下のような主張をしている。
はっきり言うけどかに相手にする連携って湾曲分解核熱のどれかなんですよ、切断とかありえないから

なぜ核熱が入っているのかは不明だが、このレベル(クフカニ)で赤魔道士が使える最強の攻撃魔法ファイアIIなので、自分がMBしたいがために核熱を組み込んだのではないか、という説もあり、結果的にネタの盛り上がりに寄与する形になった。

松井聡彦氏もこのネタは把握しているようで、第35回もぎたて ヴァナ・ディールで「クラブ族核熱連携を指定数行う」という目標が紹介された際には「なぜ切断じゃないんですか」という冗談を飛ばしてる。
クラブ族弱点として属性耐性が低いことが知られていたが、2014.6.17に行われたWS連携ダメージの仕様変更によりその他の属性に対する耐性の調査が可能となった。その結果、の5属性に対してもほどではないにせよ、低めの耐性が設定されていることが判明した。

具体的には、の2属性には連携ダメージ150%、の5属性には130%、水属性に対しては70%の設定となっている。
関連項目
脳内ルール

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