時間止め

記事名読み
じかんとめ
かつて存在した戦術の一つ。NPCに話しかけるなどでステータス変化のタイマーを止めることで、戦闘前の準備等で生ずるタイムロスを可能な限り減らし、重ねがけされた強化魔法の恩恵をフルに活かすことが可能であった。

2012年12月13日のバージョンアップにて仕様が変更され、イベント中も効果時間タイマーが進むようになったため使えなくなった。
注釈1
例外的に、ゴブリンの不思議箱中はタイマーが止まるようになっているが、活用方法は無いに等しいだろう

歴史
イベント中はステータス変化効果時間タイマーが進まない」事を利用したテクニックとしては、2004年頃の無限ため気孔弾にまで遡る。
この時点では「システムの隙間を利用してアビリティ効果時間を延ばすのは違反行為」という認識であり、不正行為者の処罰及び挙動の修正
注釈2
イベント発生と同時にためるの効果が切れるようになった。
が行われたが、カットシーン中にスリップダメージで死亡することを防ぐため、タイマーカウントが止まる仕様はそのまま残された。

それから暫くはゲームバランスに大きな影響を及ぼす強化がなかった事もあり、この仕様はあまり問題にならなかったが、天神地祇の薬実装されたことにより再び話題に上るようになる。
アビセアではマーテローSturdy Pyxisといった容易に時間を止めておける手段が豊富に存在し、時間を止めつつ複数のHNMソロで屠り、メイジャン素材を収集することも容易であった。
これに対しGMに問い合わせる者もいたが、運営からの処罰やアナウンスも特に無く、事実上黙認されていた状態であった。

その後はArch Dynamis LordProvenance Watcherといった最強クラスのモンスターとの戦闘において、オーラ絶対防御ソウルボイス等でフル強化した前衛による飽和攻撃作戦が横行。その際のタイムロスを極限まで減らすために、前衛強化が終わるまで時間を止めておくことが当たり前になっていた。
この状況に対し「本来の目的とは異なる使われ方をしている」として、この仕様を撤廃することが発表され2012年12月13日のバージョンアップにて修正された。
なお、この修正によって、効果時間だけでなくリジェネリフレシュリゲインスリップダメージのカウントも行われるようになっている。
関連項目
無限ため】【天神地祇の薬】【オーラ】【絶対防御

コメント表示/書き込み コメントはありません